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The Little Prince

翻訳 Richard Howard
定価:¥ 959
マーケットプレイス価格:¥ 773 (税込)

出版:Mariner Books
カテゴリ:ペーパーバック
ページ:96頁
JAN:9780156012195
Amazon.co.jp 売上ランキング:本で506位
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エディターレビュー
サンテグジュペリの『The Little Prince(邦題:星の王子様)』の初版は1943年に出版された。彼を乗せたロックヒードP-38が偵察飛行中に地中海上で消息を絶った年の、わずか1年前である。それから半世紀以上を経た今でも、愛と孤独を描いたこの寓話はその精彩を少しも欠くことはない。物語の語り手は、サハラ砂漠に不時着し、壊れた飛行機の修理に躍起のパイロットである。しかしその修理作業はある日、羊を描いてくれないかと頼む小さな王子様によって中断される。「非常に不思議なできごとだったのにもかかわらず、あえて問い返そうとはしなかったのです」とパイロットは語る。「不合理に思えるでしょうが、人の住んでいるところから1000マイルも離れていて、死の危険と隣り合わせだというのに、私はポケットから紙の切れ端とペンを取り出しました」。 2人の会話から物語は始まり、思いがけぬ子供らしい指摘に触発されて、語り手の想像は広がっていく。小さな王子様は、住人が1人しかいない小さな星々を巡る旅を語りはじめる。
物語は驚くほど新機軸に満ちたひとつながりのシークエンスになっていて、偉大なおとぎ話というだけでなく、イタロ・カルバーノの『Invisible Cities』のようなポストモダンのたぐいまれな不朽の名作を彷彿とさせる。また、独特の穏やかであいまいな文体にもかかわらず、軽妙な風刺もちくりちくりときかせてみせる。たとえば、小さな王子様に対して人制で(あるいは一少年制というべき?)裁判を行えと命じる王様のセリフ。

「わしはわしの星のどこかに1匹の老いぼれネズミがいると信じるに足る理由があるのじゃ。わしは夜、奴が泣いとるのを耳にしているからの。お主はその老いぼれネズミに審判を下すのじゃ。ときどき、お主は奴に死刑の宣告をすることになろう。そうすると、奴の命はお主の審判にかかってくることになる。しかし、お主は、経済上の問題で毎回奴を赦免しなくてはならぬ。なにしろ、この星にいるたった1匹のネズミじゃからの」

こんな調子でほかにも、ビジネスマン、地理学者、街灯点灯夫など、「大人」という人間の無益さの隠喩である人物がからかわれている。
彼の物語は、悲しみと孤独をぎりぎりいっぱいまで表現した非常に繊細な物語であり、ピーターパン風の甘ったるい物語のトーンは影すら見えない。…反面、彼のこのような繊細な文体は翻訳者にとってはまさに頭痛の種であり、1943年の翻訳版では、翻訳者のキャサリン・ウッズはときどき袋小路に迷い込んだらしく、やや不器用で説教がましいトーンの訳文に終わっている。幸いにも本書の訳者リチャード・ハワード(彼は1999年にStendhaの『The Charterhouse of Parma』でも素晴らしい仕事をしている)は、ごく簡素でシンプルな訳文によって成果を上げた。結果、この不滅の古典の、新しい改良版が誕生したといえる。さらに、オリジナルのアートワークがフル・カラー版に復元されているのもうれしい。
大人になる途中のある時点で我々は「ウィットがある人でいようとすると、嘘をつくことは多かれ少なかれ避けられない」ことに気づく。しかし、サンテグジュペリの描写はこのアイデアにごく自然に反論する。ウィットがあることとは、新鮮でユーモアがあり、そして真実に対して厳格であるということなのだ。この物語そのもののように。

レビュー
優しく暖かい世界へ誘ってくれる本 Date:2009-03-30
おすすめ度
有名な『星の王子様』の英語訳版です。
子どもの頃には当たり前のものとして気づいていたことが、大人に
成長するにしたがって見えなくなってしまうもの。
それを、「本当に大切なものは目では見えない。心で見るもの。」
と王子様が表現したことはあまりにも有名ですね。

暖かく優しい、夢のある、そして不思議な世界へ誘ってくれる本です。
王子様と一緒に旅をすれば心が澄んだ気持ちになるでしょう。
最後のちょっとさみしい結末とともに楽しめる本です。

英語自体は、子供向けに書かれたものであるので、それほど難しい
ことはないです。ただ、外国語として英語を学ぶ人向けに書かれた
段階別読物とは違うので、語彙制限がかけられていなく、所々難しい
単語もあります。ストーリーを追うのに大切な単語であれば辞書を
ひいて読んでみると、理解がしやすいかもしれません。
これはCDではありません。 Date:2008-05-02
おすすめ度
皆さんの書いたレビューではCDのように書いてありますが、これは違います。
箱入りハードカバーで、出版50周年を記念した特別編集です。
本体は布張り、小口は金が入っており、中身も充実してます。
これまで出回っていた本には入っていない絵や下書きが25枚、本文に加えられ、サンテグジュペリの創作過程の一端を垣間見ることが出来ます。
普通のハードカバーじゃ物足りない、という欲張りなファンにお勧めです。
BEST Date:2008-01-26
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this book contain sebural problem

very yneak
and color is clear

very interesting
sky is beatiful
ah、mild
thanks…did it
全ての子供たちへ、そしてすべての子供のような大人たちへ・・・ Date:2006-03-23
おすすめ度
2006年新訳星の王子さまが発売され、本屋に勤めているのですが徐々に売れています。そんな中この英語訳のほうも少しだけ売れています。下のレビューでも書かれていますが、フランス語で書かれた本作は翻訳の仕方でかなり解釈の違いが見られ、心理学の学用書などにも採用されています。僕も新たな解釈を求めてこの英語版を手に取りました。

お話は皆さんご存知の通り、テグジュぺリの生き写しとも言えるパイロットと小さな星からやってきた王子さまとの出会い、そして王子さまが体験してきた物語が語られ、再び星へ帰るまでが描かれています。なんてことないこの物語もその描写の無邪気さ美しさ、そして残酷さが多くのファンを生んでいます。

僕が最初購入した日本語版は文庫版で、絵もカラーではありませんでした。なので、この英語版で描かれたカラーのイラストは大変うれしかったです。英語もToeicレベル470と決して高くなく、商業高校出身の自分でもちゃんと読めました(もちろん、所々で辞書に頼りました。)。

新たな世界を楽しむもよし、英語の勉強をするもよし。一度お試しあれ。
別の読み方でふれる王子さま Date:2005-05-15
おすすめ度
日本の星の王子さまファンの大半は内藤訳しか知らないと思います。英語で読んでみる事で、別の解釈の可能性を知る事ができます。結果として内藤訳に重大な疑念を抱く事にもなりかねないので、王子さまと喧嘩別れしたくない人はちょっと考えた方がいいかも。訳文そのものは大変プレーンな英語ですので、英語の勉強にも適しているでしょう。
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