The Tipping Point: How Little Things Can Make a Big Difference
定価:¥ 1,533
出版:Back Bay Books
カテゴリ:ペーパーバック
ページ:304頁
JAN:9780316346627
Amazon.co.jp 売上ランキング:本で1838位
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マーケットプレイス価格:¥ 1,122 (税込)
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エディターレビュー
「あるアイディアや流行もしくは社会的行動が、敷居を越えて一気に流れ出し、野火のように広がる劇的瞬間」。これが大きな話題を呼んだティッピング・ポイントの内容である。売れなかったモノが爆発的に売れたり、犯罪率が著しく増減したりといった謎の多い現象を解明しようとしたのが本書である。
「劇的瞬間」とは何か。本書では、たとえばニューヨークの犯罪発生件数が5年間で64.3%もダウンしたケースなどを例にとって説明する。ここでは、荒廃していた地下鉄をクリーンアップし、無賃乗車を厳しく取り締まったことにティッピング・ポイントがあったとみる。荒廃した地下鉄がニューヨーク全体の犯罪を誘発していたという視点である。あるいは、販売不振だったシューズの爆発的な流行、テレビ番組「セサミ・ストリート」の成功などの現象を読み解いている。ごく小さな原因が感染的に広がり、劇的な変化を生むというのである。
では、「感染」はなぜ起こるのか。本書は3つの要素を挙げる。「感染」を広げる少数者の存在、「ウィルス」の特徴、それが作用する環境である。とくに、口コミによる伝播の役割を担う人々の具体像を明らかにした点が興味深い。いわゆる口コミによるブレイクの謎解きを行ったものとして、実に刺激的な論考である。
ただ、商品を売る側にとっては、そこから先、つまりどうすればティッピング・ポイントを作りだせるかが最大の関心事だろう。本書はそこまでは言っていない。本書が指摘しているのは、「小さな変化」が「大きな変化」につながるという発想(つまり、ティッピング・ポイントがすべてを決定するという考え方)が私たちに欠如しているということ。著者のねらいは、私たちの硬直した発想を転換することにあるようだ。(棚上 勉)
レビュー
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ずばり、名著です!! Date:2009-12-18 おすすめ度 ![]() このような経済本やマーケティング本は 新たな考え方が次々と出てきては淘汰されていきますが、 この本は歴史に残る名著といえると思います。 何より豊富な事例で、簡潔にそして納得性の高い内容になっています。 あまり読書をしない私にとっても、入り込みやすく、 かつ理解しやすいため、一度さーっと読んだだけでも、 コアな部分は頭に残ります。 もし、日本の学者が国内での事例についても研究していれば、 是非読んでみたいものです。 |
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退屈。 Date:2009-07-12 おすすめ度 ![]() ティッピングポイントという言葉の意味が理解できれば十分。 延々と意味ありげな実験の説明がなされていて、非常に退屈だった。 切り口が、めちゃくちゃいいだけに、非常に残念。 |
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事実を読み解くというスタンスが感じられる本 Date:2009-05-17 おすすめ度 ![]() 一見するとマーケティングに関わる本のようである。実際にマーケティングにも関係はあるのだが、本書で紹介されるのは人間の心理や行動の原理が何に左右されるかと言うことだ。 著者はビジネス、科学、医学を担当した新聞の記者出身のライターである。話題の収集の範囲は非常に広い。若者向けファッショントレンドの創出だったり、ニューヨーク市の犯罪率低下であったり、ある種の性病の感染であったり・・・。これらの現象の爆発的な広がり方をひとつの考え方でまとめて、それを三つの原則に落とし込んで説明してくれる。 説明は、新たな事例を紹介して進められるので、非常に具体的で分かりやすい。しかも、その事例はアメリカの独立戦争であったり、人気番組の裏話であったりと、身近で誰もが関心を持てる話題であるのが興味を持続させる。 最後に二つのケーススタディで、自分の考え方を再検証している。こちらも流行の成功と失敗の事例や、自殺と喫煙など、気になるテーマが選ばれていて退屈しない。喫煙のケースでは、子供の喫煙が親の影響なのか、育った環境なのか、何に影響されるのか、と言う議論で、非常に説得力のある結論を導いている。 最終的にティッピング・ポイントに向かって資源を集中させて一気に押し開くことで、活路が見いだせるという力強い終わり方をしている。はったりが感じられない、記者らしいと言おうか、事実を読み解くというスタンスが感じられる良い本だ。 なお、本書は同じ出版社から「なぜあの商品は急に売れ出したのか」というタイトルでカジュアルに改装・改訳されて出版されているが、内容的には本書がノーカット版だ。 |
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A little book, a big idea Date:2009-03-31 おすすめ度 ![]() Malcolm Gladwell writes in a clear and informative voice that is a pleasure to read. I found it amazing how sometimes big changes occur because of very small things. He talks about three agents of change, the Law of the Few, the Stickiness Factor, and the Power of Context. He uses interesting examples to illustrate his points. It is a really interesting book for those trying to understand why some things become popular whilst others, just as good, don't. A must read for anyone considering advertising of any sort. |
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知見まで昇華している”爆発的拡大”の力 Date:2008-11-12 おすすめ度 ![]() ニューヨーカーの専属ライターが書く大きな変化についての知見 すごくよくまとまっています! 古い本なのですがとても新鮮です。 まず爆発的感染には次の3つのどれかもしくは全部に当てはまるそうです。 1.情報が伝わるのは多くの口コミからではなく、コネクターと 言われる情報を伝達する能力に長けた人が少数いること。 情報はメイブンと言われる情報を詳細に使いやすい形で持っている人 そして、説得するセールスマンという3要素によって説明しています 2.情報を記憶に残すために粘りの要素が必要なこと セサミストリートとブルーズ・クルーズを用いて、一過性の 情報を記憶や行動に変える小さな変更について述べています。 情報に”粘り”を出すために、小さな変化を行うことの重要性を 述べています。 3.感染には”背景の力”があることを述べています。 NY市の犯罪を例に挙げて、ブロークンウィンドウ現象と 呼ばれる現象に似た(もしくは同一の)背景の力を述べています。 その他として150の法則といわれる力を取り上げて 最後に例を2つ挙げています。 社会学とも見間違うような、しっかりした内容で驚きました。 確かにいろいろな事例から考えられる知見を取り出し、他の 事例でも成り立つことを示しています。 この本のまとめとして、大きく動かすためには的確な 1点(ティッピングポイント)に集中して作用させること そして、この本の中で繰り返し述べられているように 直感は得てして間違っていることを述べています。 是非、読んでみても良いかと思います。 |


