A Propos de Paris

定価:¥ 4,409
マーケットプレイス価格:¥ 4,485 (税込)

出版:Bulfinch
カテゴリ:ペーパーバック
ページ:168頁
JAN:9780821224960
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エディターレビュー
   「写真はなにものでもない。私が興味を覚えるのは人生だ」。愛用のライカを通してアンリ・カルティエ=ブレッソンはむき出しのもの、甘美なもの、こっけいなもの、日々の単調な仕事のうち、失われた、あるいは誰かほかの人の記憶にゆだねられた人生の深遠な瞬間を ――水たまりが近くの壁に貼られたポスターを映す偶然の一瞬を、あるいは恋人たちがキスをするとき、周りの世界がそれほど無垢ではないことに気づかない一瞬を ――とらえた。彼の写真がかくも人を引きつけるのは、日々のありふれた美しさと残酷さである。2人の女性のコスモポリタンがのんきにおしゃべりしているが、まわりには空になったレタスの木箱が置かれている。葬式でカメラをまっすぐ見つめる会葬者たち。戦後のパリ、霧のなかで目覚める人たち。カルティエ・ブレッソンは「決定的瞬間」、つまりそれを写真でとらえたら千の言葉に匹敵するつかのまの一瞬の巨匠であり、これこそフォト・ジャーナリズムの本質である。これを例証するのに、彼のパリの写真にまさるものはない。

   この本の刊行のために、カルティエ=ブレッソンは130点を超えるパリの白黒写真から個人的に作品を選び出した。写真は50年以上の長きにわたって撮られたもので、作品は気前よくもダブルトーンで美しく印刷されている。エッセイが添えられているが、どちらも短く控えめで、これもまたくだけた調子で、個人的なものである。あるエッセイストはカルティエ=ブレッソンのカメラワークの本質をこうとらえている。「人生が呼ぶとき、彼はつねにそこにいて手助けをする、あるいは礼賛をする。さらには反抗する、あるいは搾取者や詐欺師、人生の価値を貶(おとし)めるすべての人にはなにも話しかけない」。(Manine Golden, Amazon.com)

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