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My Sister's Keeper: A Novel

定価:¥ 766
マーケットプレイス価格:¥ 839 (税込)

出版:Pocket
カテゴリ:マスマーケット
ページ:528頁
JAN:9781439157268
Amazon.co.jp 売上ランキング:本で5127位
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エディターレビュー
   ピクート(『Second Glance』ほかの著者)の11冊目となるこの本は、子どもが重病と診断されたときに家族がしなければならない選択を、哀感と思いやりをこめて描いている。安楽死(『Mercy』)や10代の自殺(『The Pact』)、衛生保護法(『Second Glance』)のような議論の余地のあるテーマに取り組んでいる著者は、遺伝子設計や病気治癒を目的に子どもをもうけることと、その結果生じる倫理的、道理的問題に目を向ける。

   ケイト・フィッツジェラルドは珍しいタイプの白血病を患っている。彼女の妹アナは、体への負担がしだいに大きくなっていく治療に代わるものとして、血液や臓器のドナーになることを目的に作られた子どもだった。13歳の時、アナは弁護士を雇い、腎臓移植の計画に関して、自分の体をどう使うか自分で決める権利を求めて両親を訴えることになる。一方、なおざりにされていた長男ジェシーは家を出て放火し、消防士をしている父ブライアンが必然的に、それを消し止めることになる。著者は、それぞれの登場人物の意志や見解を明らかにするため、複数の視点を導入しているが、その推移はいつものようになめらかではない。フラッシュバックの場面は唐突で、子どもたちの母親セーラは、これまでの作品の人物たちほどリアルには描かれていない。セーラが献身的にケイトに接するのは理解できるが、裁判にいたるまでのアナの苦境をまったく理解してやれないというのは信じがたいし、むかし取得した法学位を持ち出して、このような複雑なケースで自己弁護することになるというのも受け入れがたい。それでもピクートは、入り組んだテーマを、明瞭、果敢な姿勢でみごとに深く掘り下げ、胸を締め付けられるような予想外の展開で物語を締めくくっている。
Copyright © Reed Business Information, a division of Reed Elsevier Inc. All rights reserved.

レビュー
命に関して、深く考えさせられる・・・ Date:2010-02-02
おすすめ度
Jodi Picoultの本の題材は、現在アメリカが直面している様々な問題を取り上げている。
この作品は、「命」に関して、深く考えさせられました。とにかく読んでみて、重みを感じてみてください。
「Nineteen Minutes」も読みましたが、彼女のストーリーは、最後に必ず想像を絶する結末になります。
お勧めの本です。映画も観てみたいと思いました。
いかにも安っぽい内容 Date:2010-01-09
おすすめ度
本の受け取り方も人様々なので、感激している人たちに水を射すようなことを言うのもなんだと思いますが、それにしてもあまりに安っぽく、作者の都合どおりに登場人物を無理やり動かしているだけで、特に最後の留めの展開にはあきれ果ててしまいました。個人的には全くお勧めできません。
家族の愛と葛藤を描く Date:2009-12-24
おすすめ度
アメリカらしいな、というのが、読んでみて最初の感想です。

長女は白血病、次女は、長女の移植にマッチするようにデザインされ産まれてきた女の子。
その女の子は今や13歳、今度は腎不全になった長女に、腎臓のドナーになることを両親から要請されますが、
彼女はそれを拒否、そして両親を相手に、裁判をを起こします。
裁判が始まるにつれて、明らかになるさまざまな真実、
次女が拒否する本当の理由があきらかになっていきます。

病気の長女と、ドナーの次女、そんな妹たちをもつ長男、そして両親、
この家族以外にも裁判にかかわる弁護士たちの内面や過去も、描かれています。

実際に起こっていることそれ自体は、非常にアメリカチックです。
でも、家族や、子どもを思う気持ちは万国共通。
共感できる作品です。

語り人によって、字体が変わるのも、いい演出だなと思いました。
touchingで泣けました・・・・ Date:2009-09-15
おすすめ度
非常に感動的な本で、満足なんですが・・・。最初は、1人称で語り部がころころと変わるのが辛かった。しかも、一人や二人ではなく、Anna, Campbell, Sara, Jess, Brian, Julia…と、主要な登場人物が入れ替わり立ち代り、10ページずつくらい過去と現在を交錯させながら語っていくので、それについていくのに、すごく疲れた。こんな風に話し手を変える必要性はあるのだろうか?(作者にとっては都合がいいのだろうけど)と、腹立たしくもあったけれど・・・。でも、我慢して読んでいくにつれ、やぱりこの物語のよいところの一つはキャラクターデベロップメントであり、それはこの一人称の形式のおかげでもあることがわかってきた。人物が本当に一人一人よくわかって、「この人はこういう人」って、自分の中で彼らのイメージを作り上げることができた。

と、同時にストリーラインは・・・白血病のKateのDonorとして生まれてきたAnnaが、腎臓提供を拒んで母親のSaraを告訴する、という、いかにもアメリカでありそうな話なんだけれど、ことの真相は意外なところにあり・・・。そして、そこに犬を連れたクールな弁護士CampbellとJulliaの恋愛が同時進行して、これまた忙しいんだけど、エキサイティングでロマンチックな香りを添えている。

それから、この小説の優れているもう一つの点は、物語のそこここにちりばめられているアナロジー的なエピソードの数々。登場人物の置かれた状況や心情を「あ、そういうことか」って、納得できるようにしてくれる美しいエピソードが、すごくよく描けていると思う。この辺りが、著者の力量なんだろうな。セリフ回しも、すごく良かった。

英語は、医学的な専門用語が多いのと、カジュアルな口語表現が多いので、正直難しかった。でも、後半はどんどん読み進めたし、何度も泣くほどtouchingなストーリーだった。子の親として、家族を亡くした経験を持つ者として、共感的に読んだからというのもあるけれど、いろいろと考えさせられることは間違いない。小説を読んでいてこんなに号泣したのは初めて。それくらい、のめりこんでしまった、ってことだろうと思う。
だれかを犠牲にして命を救うという究極の問題をつきつけます Date:2009-08-22
おすすめ度
ピクートの小説は初めて読みましたが、人物の描写も丁寧で
物語にすっと入っていけました。
弁護士の元彼女が絡んでくるサイドストーリーはあまり必然性は感じませんでしたが・・・。
物語は登場人物が代わる代わる一人称で語られます。この手法には好き嫌いがあると思いますが
この小説の場合、登場人物の心情が細やかに描写されていて効果的だと思います。

ストーリーはほぼ予想通りに展開するのですが、
油断していたら最後で驚きの結末を迎えます。

キャメロン・ディアスが主演して(母親役)映画化され、最近米国で公開されたようです。
多分日本でも公開されると思いますので、楽しみです。
弁護士役はアレックス・ボールドウィンだったと思います。(イメージと違うけど)
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