モモ―時間どろぼうとぬすまれた時間を人間にかえしてくれた女の子のふしぎな物語 (岩波少年少女の本 37)
原著 Michael Ende
, 翻訳 大島 かおり
“モモ”を再読しました [ a little letter ] at 2009-04-29 22:07:44
拝啓 久しぶりにお便りします。 東京に帰ってきて、本棚の中から中学生の時の私の愛読書「モモ」を見つけ、 改めて読みました。 当時は灰色の男たちと言う得体の知れない存在に恐ろしさを感じ、 ただモモの冒険をわくわくしながら読み、 ハッピーエンドで「ああ、良かった!」と思ったものでしたが、 今読むと、モモの本がまた前とは違ったことを私に語りかけてくる感じでした。 時間銀行(←懐かしかった!)に自分の時間を貯蓄しはじめた ニノをはじめ、大人たちの生活が、やけにリアルに感じられ、 ジジやベッポじいさんにも共感し、 物語に登場してくる子どもたちの居場所が、いまの子どもたちと重なる...
本の感想 [ 日日是好日 ] at 2008-03-26 09:39:42
今日は、最近読んだ本の感想。 『猫鳴り』沼田まほかる著 猫を飼っている人なら、特にその子が老猫なら、この本の三章を読んで胸を締め付けられずにはいられないと思います。 飼い猫が、最後のときをどのように過ごしてゆきたいのか… それを人間が看取るとき、どうしてあげればいいのか… 物を言わない動物に、幸せに生きられたのかを確認することはできないし、そんなふうに気持ちを分類するのもおかしいのかもしれない。 でも一緒に暮らしてヨカッタと思ってくれていたら。 そんなふうにしみじみと感じました。 『モモ』ミヒャエル・エンデ著 児童文学の傑作。 難しい言葉は出てこないんだけど、...
価格:¥ 1,785 (税込)
出版:岩波書店
カテゴリ:単行本
ページ:360頁
JAN:9784001106879
Amazon.co.jp 売上ランキング:本で5453位
おすすめ度:
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拝啓 久しぶりにお便りします。 東京に帰ってきて、本棚の中から中学生の時の私の愛読書「モモ」を見つけ、 改めて読みました。 当時は灰色の男たちと言う得体の知れない存在に恐ろしさを感じ、 ただモモの冒険をわくわくしながら読み、 ハッピーエンドで「ああ、良かった!」と思ったものでしたが、 今読むと、モモの本がまた前とは違ったことを私に語りかけてくる感じでした。 時間銀行(←懐かしかった!)に自分の時間を貯蓄しはじめた ニノをはじめ、大人たちの生活が、やけにリアルに感じられ、 ジジやベッポじいさんにも共感し、 物語に登場してくる子どもたちの居場所が、いまの子どもたちと重なる...
今日は、最近読んだ本の感想。 『猫鳴り』沼田まほかる著 猫を飼っている人なら、特にその子が老猫なら、この本の三章を読んで胸を締め付けられずにはいられないと思います。 飼い猫が、最後のときをどのように過ごしてゆきたいのか… それを人間が看取るとき、どうしてあげればいいのか… 物を言わない動物に、幸せに生きられたのかを確認することはできないし、そんなふうに気持ちを分類するのもおかしいのかもしれない。 でも一緒に暮らしてヨカッタと思ってくれていたら。 そんなふうにしみじみと感じました。 『モモ』ミヒャエル・エンデ著 児童文学の傑作。 難しい言葉は出てこないんだけど、...
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エディターレビュー
冒険ファンタジー『はてしない物語』の著者であるミヒャエル・エンデが贈る、時間どろぼうと風変わりな女の子の物語である。文章のみならず、モノクロの挿絵までもエンデ自身が手がけた本書は、1974年にドイツ児童文学賞を受賞。小学5、6年生以上から大人まで幅広い年代の人たちが楽しめる、空想力に富んだ小説だ。
円形劇場の廃墟に住みついた、もじゃもじゃ頭で粗末な身なりをした不思議な少女モモ。黙って話を聞くだけで、人の心を溶かし悩みを解消させる能力を持った彼女のまわりには、いつもたくさんの大人や子どもたちが集まっていた。しかし「時間」を人間に倹約させることにより、世界中の余分な「時間」を独占しようとする「灰色の男たち」の出現により、町じゅうの人々はとりとめのないお喋りや、ゆとりのある生活を次第に失っていく。
本書は、時間どろぼうである「灰色の男たち」とモモの対決というスリルあふれる展開を通して、1分1秒と時間に追われる現代社会へ、警鐘を鳴らしている。たとえば、モモの友だちだったニノが「スピード料理」の店を始め、大繁盛しているせいで他人とわずかな世間話をする暇もないというように、時間を盗まれた人たちは、現代の私たちの姿そのものとして描かれている。昨今、モモのように際限のない時間の中で、空想をめぐらせ楽しむ生活はほとんど忘れられている。子どもばかりでなく、忙しい大人たちにも夢見ることの大切さを教えてくれる本だ。(砂塚洋美)
レビュー
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ベッポじいさんが良い Date:2010-03-15 おすすめ度 ![]() この作品には名文句が沢山ありますが特に ベッポじいさんの仕事の話が一番好きです。 大人になって、数年前がつい最近と思える人、 あなたは時間泥棒に時間を盗まれています。 ぜひモモのところへ行ってごらん。 きっと大切な事を思い出させてくれます。 |
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今の時代にも驚くほど当てはまります Date:2010-01-24 おすすめ度 ![]() もう30年以上前に書かれたお話なのに、今読んでも驚くほど違和感なく、そしてすごく大切な示唆を不思議な形で与えてくれる本です。毎日予定表を分刻みでびっしり埋めている方々にぜひ手にとっていただきたい本です。 |
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プレゼントに。 Date:2010-01-12 おすすめ度 ![]() 本が大好きな小4の姪にXmasプレゼントに。と購入しました。 大好評で、『一気に読みたくなるけどもったいないから毎日ちょっとずつ読んでるの。でもおもしろすぎてうっかり読みすぎちゃう…。ほんとうにありがとう!!』と。 かわいい姪っ子に喜んでもらえてよかったです。 |
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歩みの遅い亀が勝つ。 Date:2009-10-26 おすすめ度 ![]() 小学校高学年の頃に読んだだろうか。モモ。それから何十年も経ったある日、突然「モモを読まなくては!」と思い立ち、地元の図書館で借りて読むことになった。 !カシオペイアもベッポもジジも全く覚えてないなんて!しかし、記憶が薄くなってしまったからこそ、まるで初めて読む本の如く、楽しめた。 働くようになった今だからこそ、道路掃除夫ベッポのこの言葉が身に染みる…「つぎの一歩のことだけ、つぎのひと呼吸のことだけ、つぎのひとはきのことだけを考えるんだ。するとたのしくなってくる。これがだいじなんだな、たのしければ、仕事がうまくはかどる。こういうふうにやらにゃあだめなんだ。ひょっと気がついたときには一歩一歩すすんできた道路が全部終わっとる。どうやってやりとげたかは、じぶんでもわからん。これがだいじなんだ。」 |
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傑作 Date:2009-10-22 おすすめ度 ![]() 最高です。 小学生の頃に一度読みましたが、大人になってから読むと、また一味違います。 ぜひ、手元に置いておきたいです。 |
