声の網 (角川文庫)
価格:¥ 460 (税込)
出版:角川書店
カテゴリ:文庫
ページ:270頁
JAN:9784041303191
Amazon.co.jp 売上ランキング:本で34843位
おすすめ度:
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レビュー
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すごい Date:2009-09-03 おすすめ度 ![]() 1本の電話からはじまる12編の短編連作。 暇な合間にでも手軽に読める本をと思い手にした本書。 独立したショート・ショートだと勘違いして読み始めたので、 当初は間違えたと思ったものの、読み進めていくうちに物語に引き込まれていきました。 読んでいくとみえてくる構成、結末に向かってどのように収束していくのかが気になるところ、 最後まで満足な1冊でした。 あとがきで、この作品のオリジナルが1970年と知りびっくり。 氏の才を改めて実感する1冊です。これはすごいな。。 |
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ありえないと言い切れない Date:2009-08-27 おすすめ度 ![]() こんなふうに「声」が人間を支配するというのも考えられないこともないですね。ただ、すごいのはこのストーリーを30年前にかいたということです。 |
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色褪せるどころか色濃くなった Date:2009-07-19 おすすめ度 ![]() この作品は初版発行の20年近く前に読み、「怖いな」という気持ちだけでしたが、ネットが普及した今、再度読んだら、あり得ることだ、という思いと、日本を見通したような星氏の、淡々とした文章に、一瞬背筋が寒くなりました。ちなみに小学校から星新一ファンです。 読むと、怒りや嫉妬や混乱など、負の感情がサーッと整理されて消えていきます。 |
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現代のネットワーク社会にもそのままあてはまります。 Date:2009-01-03 おすすめ度 ![]() 現在のネットワーク依存社会を1970年に描いていたというのはすごい。 |
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氏の才能を痛感する作品 Date:2008-05-26 おすすめ度 ![]() あまり踏み込んでしまうとネタばれになってしまうので詳細は割愛しますが、SFということと、星新一氏の作品を読んだことがあるならば、だいたい予想のつく展開になっていきます。 正直、途中で「あ、このパターンか」と思ってしまいました。 ただ、読み終わってから驚いたのが、巻末の解説で恩田陸氏が書かれていた一文。 この作品のオリジナルが発表されたのは、1970年だったんです。37年前ですよ!? その当時は、インターネットはおろか、モデムを使ったパソコン通信ですら一般には普及していなかった時代なのに、まさに未来を予測したような本編の内容。 需要予測を調べたり、電話回線(ネットワーク)を使ったショッピングをしたり。この辺はまだSF作家なら想像可能な範囲かもしれませんが、個人のプライバシー問題を取り上げていたり、まさにここ数年を予想したような内容が描かれているのには驚きです。 発表年を考えずにそのまま読んでしまうと、なにげに流してしまうほど自然に描かれているのがすごいですね。 正直、星氏の他の作品と比べるとそんなに秀逸とは思えない1作ですが、一度気づいてしまうと地味だからこそのすごさというものを感じさせられます。 |


