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私という運命について (角川文庫)

価格:¥ 740 (税込)
出版:角川グループパブリッシング
カテゴリ:文庫
ページ:495頁
JAN:9784043720040
Amazon.co.jp 売上ランキング:本で4363位
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レビュー
結婚は運命論なのだろうか Date:2010-01-18
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地元の書店で偶然手にしたこの本。これほど書ける人を、いままで全く知りませんでした。
(どんな経歴の人だろう)と検索しようとケータイを開いたら、直木賞受賞のニュースが。
圧倒的筆力でひきこまれます。
ただ、入れ込んで読んでいたので読後ちょっと「がっかり」してしまいました。
運命論に寄り過ぎるという点もちょっとギモンです。
とはいえ、現代を生きる女性の「リアル」がよく表現されています。
確かに男性目線。しかし… Date:2009-07-18
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他の方のレビューでも書かれている通り、「男性作家が女性目線を想像して描いた」作品であるのは否めません。登場人物の容姿に関する描写が極端に少ないですし、やたら学閥の描写が多いのも違和感をおぼえます。『出産=女性の幸せ』と言い切るのもどうかなと。
しかし訝りながらも一日足らずで一気に読み終えてしまった私には、きっとこの物語が伝えたかったことの本質はそこにはないような気がするのです。主人公・亜紀の選択は確かに男性に響きの良い選択だったのかも知れません。しかしそれはこの物語自身が述べている通り『一つの選択』、それ以上でも以下でもないのでしょう。この選択を『違う』ということ、それも『一つの選択』なのでしょう。
展開は少々詰め込み過ぎな印象も抱きましたが、読後感は爽やかでした。
白石一文の最高作 Date:2009-04-28
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 冬木亜紀を主人公とした、女の一生を関連する人々を実際にあった事実とを絡ませて描かれています。
 恋愛、婚約、別れ、転勤、出会い、幻滅、帰京、再起、再開、結婚、妊娠、出産、死別と盛りだくさんです。どの事象に対してもまじめに誠実に取り組む主人公には多くの方が共感するのではないかと思うほど、正直にかかれています。悲しい話が多いのだけれど、多くの勇気を与えてくれる感謝すべき本になりました。この本に出会えた幸運に感謝します。
 著者は出版社勤務の経験の延長線上に作家の仕事を位置づけ、文章の力を信じて生命を削るがごとく、まじめなテーマでの作品を発表し続けてられます。いつも感心することが多いのですが、最近の作品を含めて、話のさばき方や読者への心境の伝達する力を考えると、最高傑作ではないかとも言える傑作であると思う。
「選べなかった運命なんてないのよ」 Date:2009-03-24
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私の白石一文デビュー作。
もう何年前だろう?
ハードカバーの発売直後に読んだのだが、別れた恋人の母親からの手紙の一節、
「選べなかった運命なんてないのよ」
この一言だけが、どうしても消化出来ずに、喉につまっていた。
…皆さんのレビューを読むまで。
めっちゃ勘違いしてる…(恥)。
やっぱり「選べなかったんじゃなく、選ばなかったんでしょ。」という意味だったのね(笑)!
そうじゃないと、本の結末とのつじつまが合わないし…。
「あらかじめ決まっていたことに、あなた無理矢理逆らったわね!」っていう意味かと誤解していた(笑)。
否定的なレビューが多いが、私が青臭いのだろうか?
この一冊をきっかけに、著者のファンになったのだ。
確かに、男目線の女性像とか、皆さんの指摘はもっともだと思う。
だが私は、生きる意味を伝えるために書こうとする、その姿勢を何より素晴らしいと思う。
…読解力が追い付かないが(笑)。
運命だったのかも。 Date:2009-02-20
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自分が今までに選んできたことは、
間違ってなかったと思いたい。
じゃないと、生きてるのが空しくなるから。

でも、どこかで運命を見落としていたのかも、
なんて考えてしまった。
もし見落としていたとしたら、あの瞬間だったと思う。
今なら取り戻せるのかな。
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