サウス・バウンド
価格:¥ 1,785 (税込)
出版:角川書店
カテゴリ:単行本
ページ:535頁
JAN:9784048736114
Amazon.co.jp 売上ランキング:本で82545位
おすすめ度:
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元過激派だった父・上原一郎。この物語の主人公はその息子・二郎で、中野に住む小学生だ。一郎はとにかく変わっていて、官が大嫌い。二郎にも学校になんかいかなくても良いというし、区役所や警察、学校とも平気で喧嘩をしてしまう。正直言って、こんな人が父親だったら間違いなく大嫌いだろうと思いつつ、二郎に同情しながらページを進めていった。 ところが、後半沖縄に移住してからは俄然頼もしくなった一郎。彼のルーツは沖縄にあり、そこで自給自足をめざしながら生き生きとし、更にはケーディー開発と闘う様子は、格好良くてニヤリとさせられた。二郎達がだんだん父親を認めていくのも納得できる(母親だけはずっと一郎のファンだ...
サウスバウンド 奥田英郎 ☆☆☆☆☆ <内容> 父は元過激派だ。 型破りな父に翻弄される家族を、少年の視点から描いた、長編大傑作。 21世紀を代表する新たなるビルドゥグスロマン、誕生! <感想> 前に読んだインザプールとは全く違う感じになってます。 個人的にはこっちの方が好き。 信念を貫き通す父に対する家族の気持ちの変化を描いた作品。 笑いあり、感動あり、納得させられる部分あり、で文句なし。 前編と後編に別れていたのもグッーでした。
≪採点(読むなび!参照)≫ 合計:88点 採点内訳へ ≪梗概≫ 小学校六年生になった長男の僕の名前は二郎。父の名前は一郎。誰が聞いても「変わってる」と言う。父が会社員だったことはない。物心ついたときからたいてい
メールをチェックすると、昨晩から今朝にかけて、本の注文が集中して来ている。サイトの方にも、アマゾンに出品している本にも。 「マーフィーの何とか」ではないけれど、仕事といい注文といい、どうしてこう集中するのだろうか? 不思議である。 とはいえ、注文が集中して来るとうれしいもので、梱包作業にシコシコと励む。 ちなみに売れた本は、 『日本ぶらりぶらり』山下清、式場隆三郎編 『いつ・どこで・なにを着る?』石津謙介 『ぼくのつくった魔法のくすり』ロアルド・ダール 『文房具を買いに』片岡義男 など。 そういえば最近、文房具に関係する雑誌をよく見かけるような気がするけど、文房具...
「サウス・バウンド」奥田英朗 学生運動をバリバリやってた元過激派の父を持つ小学6年生の子の視点で描かれてる。 家族はいろいろあった後に沖縄に突然引っ越してしまうって話。 第一部が東京編、第二部が沖縄編となる。 この本最高に面白い。 自分が今まで読んだ本の中でも間違いなくトップレベル。 絶対に読んで欲しい一冊です。 いろいろあるけどホンワカします。 沖縄に引っ越したくなりました。(笑) この分だと新刊の「ガール」も面白そうかも。
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レビュー
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最悪 Date:2009-12-06 おすすめ度 ![]() 普通にお父さん気が狂ってるでしょ いかなる理由があろうと、大衆に対し害為す者は、正当化されるべきではない。 一つ言うなれば、お父さんのセリフ、 「革命は一人で行わなければならない」 みたいなのが良かったね |
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軽いけど奥深いおもしろさ! Date:2008-12-20 おすすめ度 ![]() 前半はやや単調だが、 中盤からどんどん物語がおもしろくなり、 沖縄に舞台が移るとそのおもしろさは倍加する。 とても読みやすいタッチで、 すごく軽く読めるんだけど、 ここに書かれた内容って、 結構奥深い問題とかもあって、 さらっとおもしろく読めるわりに、 余韻が残るというか考えさせられる、 実によくできた小説です。 時代錯誤な過激派の父の珍言が、 今の社会を痛烈に批判する至言に思えてくる。 軽いタッチだけど実に奥深い作品。 とてもおもしろく、おすすめです。 |
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常識的な息子と非常識な父親のギャップがよかった Date:2008-07-24 おすすめ度 ![]() 因縁を付ける中学生とのやりとり、過激派の父の言動、沖縄への移住、何にも縛られず生きることの難しさなど、読み応えたっぷりだった。父親一郎の常識離れした極端な言動、それに反し常識的で素直な次郎の言動、そのギャップが非常によかった。また、修学旅行の積立金の話や家出の様子、沖縄での生活など現実感があっておもしろかった。 |
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少年の通過儀礼 Date:2008-06-19 おすすめ度 ![]() 小学6年生の二郎くんの目を通して描かれる中野界隈のガキどもの模様、ちょっと変わった家族たち(特に家でフリーライターを自称し、作家を志す体もでかいが声もでかく、体制とすぐ喧嘩になる元活動家という父親)、学校での友人関係と、中学生からのいじめ、幼い恋愛。そして母親の謎の過去。それらが、二郎くんの精一杯背伸びしながら、奮闘するなかで、あれこれぱっぱと描かれてゆく。そして、母親の実家が裕福な四谷にある老舗の呉服屋だとわかり、はじめての祖父母と対面し、歓迎され、初めての家族への甘えの味を覚え、それでもそれになじめない自分を発見する頃、一家は突然、家のものいっさいを引き払って、西表島に移住することに。 ここからが、一気にそれまで二郎くんにとっても、なんだかうさんくさかった父親の大活躍となるわけだが、その背後には、読めばすぐわかるように、現代日本の抱える様々な問題があるのだが、作者はそれに対してとやかく触れてはいない。 どちらかというと、この冒険小説を楽しんでほしいと言いたげだ。 読後、おもしろかった。そして、少し何らかの感動や意識の余韻が残ればいい。 この小説は、このばかばかしい父親ほどに、あり得なく、でもじゅうぶんに読ませてくれる。 余計な話は、なしでいい。 これは、二郎くんの少年から脱皮する通過儀礼としてのストーリーであり、またまだ見ぬ「楽園」を求めるおとなたちの、夢のあるお話なのだから。 |
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自分が5年生だった頃を思い出しました。 Date:2008-06-12 おすすめ度 ![]() 面白い。あっという間に読んでしまいました。 小学生高学年(5年生?)の主人公の視点がいい。 小学生も高学年になると、世の中の不条理に巻き込まれてくる。 それを解決するのは自分しかいない。 一見、ふざけて生きているように見えた父が、 実はすごくしっかりとした主張のある人だったことがわかってくる。 しかも、父は、むれることを好まない。 なんだかカッコイイ。 自分の生き方を押し付けない。 力強く生きている。 それを支えるお母さんの姿も素敵だ。 コドモの視点から見ると、親が自分達を置いて去っていってしまうような、 親の子離れのような話に見えるけど、その実は、コドモの成長物語なのかな。 |



