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物語日本史 下  講談社学術文庫 350

価格:¥ 840 (税込)
出版:講談社
カテゴリ:文庫
ページ:207頁
JAN:9784061583504
Amazon.co.jp 売上ランキング:本で116909位
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レビュー
日本史を総覧する「良いコンパス」になる Date:2006-12-25
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 日本史を皮膚感覚で把握できる本。質・量とも適度だ。何より親切・平易だ。子供にも大変いい教材になる。歴史の取っ掛かりとしては最もいい本ではなかろうか。これを読んでみて「これは正しい」とか「これはどうだろう?」といった疑問を持つのも良いだろう。そこから自分なりに歴史に関心をもち,物事を論じる際のコンパスにして欲しい。この小さな本に,かなりの歴史が記されてある。簡単に読めるのだが,「日本史というのはこういうものだよ。」と日本人として知っておいたほうがよいことが一通り書かれてある。難しい事は書かれていない。簡単な事だが,民族の歴史として知っておいたほうが何かと便利(外国人に自国の歴史を説明できる)な事が一通り書いてある。一読をオススメする。
読み終えるのが寂しい! Date:2006-08-02
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江戸時代という空前絶後の泰平の中で、尊皇思想が生まれ、広まっていった。
この下巻は、崎門の学などから維新を説明し、吉田松陰らを通して大和魂を教える。
上巻の神代から一貫せる精神が、どのように幕末という危機、
大東亜戦争という悲劇の中で志士を生んだのかが明かされる。
その大和魂が戦後も生き続けることができるように、との願いがこもった名著。
悪名高い皇国史観の、真実の姿がここにある。
皇国の皇国たる所以とは何か。日本人はどう生きるべきか。その答えのヒントになる。
「そして今後、今もなお残る幾多の障害、幾多の困難に打ち勝って、
日本国を崇高なる伝統の光ある国とし、よってもって全世界の真実の平和、
真実の幸福に貢献するもの、それもまた、かくのごとき純粋の道義心でありましょう」
(以上、本書の最後の一文)
その言葉に偽りはない。日本人が失ったものが、この本にはある。
日本という国に生まれた少年たちのための、暖かくも力強い物語。
維新の精神 Date:2004-09-21
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明治維新とは何か。
それは封建社会の解体であり、近代国家の樹立である―
そのような理解が一般的なのではあるまいか。
然らばその思想的基盤は一体何か。
西洋近代思想によって維新は行われたのか。
現在の教科書や通史では説明されることがない。

維新を導いたのは山崎闇斎の学問(崎門学、及び垂加神道)である。
そしてこれは西洋思想とは無関係に生まれた。近世史を扱うもの、これに触れる物が少ないが、維新の主たる指導理念は崎門学である。国学よりも重要な位置を占める。戦前では常識であった。

また崎門学の研究は筆者が最も力を入れてきたものであり、少年向けとは言いながら本著は長年の学問の集大成の感がある。

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