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OUT(アウト)

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ユーズド:¥ 1より »
出版:講談社
カテゴリ:単行本
ページ:447頁
JAN:9784062085526
Amazon.co.jp 売上ランキング:本で147636位
おすすめ度:

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レビュー
推理小説じゃないし・・・・・・ Date:2009-12-14
おすすめ度
同じ作者の『柔かな頬』を読んだときと同じ、「なんだ」という感じを覚えました。
読んでいる最中は面白くて、次はどうなるんだ、次は、と思わせてもらえるのです。
でも、読んだ後、「……で?」ですね。
こちとら推理小説だと思って読んでいるんで、最後はあっと驚くオチがあるんじゃないかと、ついつい期待してしまうのです。
でも、なんか分かった。この作者は、そういうものを期待して読むべきものじゃないんですね。
子沢山の今井がどんな活躍をしてくれるかとワクワクしましたが、まったくなくて残念。
出てくる女四人は、少し頭悪すぎですし。あ、もう一人も、かなり悪いですね。
私がもう少し変態なら、もうちょっと楽しめたと思うのですが、そっち系の変態ではなかったので残念。
暗い、暗すぎる..が、引き込まれる Date:2009-12-12
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最初から最後まで暗くて、湿った雰囲気で物語は進んでいく.
あまりのダークさに読み進むのをくじけてしてしまいそうな前半だったが、
後半主人公の雅子ら主婦たちを追う存在が登場してからは
展開が早く、どんどんと読めた.
雅子のハードボイルドな生き方には引き込まれてしまう.

桐野夏生らしいダークな小説だが、私的には「グロテスク」の方が好きかなあ.
惜しい・・・ Date:2009-11-29
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登場人物の性格や生活環境の描写がとてもリアルに描かれており、思わず引き込まれ読み進んでいきました。
なので、中盤以降の展開には少し失望。
夫を殺してしまった友人の為に、その死体をバラし、生ゴミとして処理する・・・というのは実際の事件にもあったし、その心理も理解が出来る。が、その後、死体解体をビジネスとし、主婦が、それも住宅街にある戸建の自宅の風呂場で行うというのはあまりにありえない設定。
  警察の追及をかわせるのか、もう一人の敵である佐竹の復讐から逃れられるのか、ドキドキしたのに、クライマックスの雅子と佐竹の対決もまた、ありえない・・・。
 読者を夢中にさせたリアリズムは、最後の最後で、無駄になってしまっています。本当にもったいない。
この終わり方は女流作家だからでしょうか? 男性の作家だったら、どんな結末にしたんだろう?

一気に読みました Date:2009-06-04
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次々に展開されるストーリーに引き込まれて一気に読めます。
3人称の叙述がそれぞれの登場人物の視点から交互に展開されるのは、数人の手記の形をとる「グロテスク」に繋がるものがあります。
人物の造形、描写、プロットの構成、全てが素晴らしく、物語の世界に読者を引き込んで放しません。話が進むにつれて次第に主人公の心の奥底の世界が深く展開され心理小説の様相を呈してきます。あくまでも心の深部にフォーカスしていく進行は素晴らしいです。ただそのぶんラストの話の展開のリアリティーが弱くなっているのが残念でした。
閉ざされた自由 Date:2009-03-03
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普通の主婦が抱える深い闇が、これでもかこれでもかと読者を襲ってくる。
介護、借金、夫のギャンブル、不倫、どこにでも転がっている現実が、不幸にも4人の主婦にぴったり重なったために、彼女らはありえない残虐な行為に手を染めていく。
犯行が警察に知れるとかいったサスペンスとは違うところで、恐ろしい敵が彼女たちを苦しめ、破滅へと導いていく。
何が起こるかわからない展開に、あっという間に読めてしまう。
桐野氏の一番桐野氏らしい作品であろう。
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