この地球を受け継ぐ者へ―人力地球縦断プロジェクト「P2P」の全記録

価格:¥ 1,870 (税込)
出版:講談社
カテゴリ:単行本
ページ:458頁
JAN:9784062107433
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エディターレビュー
   2000年4月、北極から南極までを人力で走破する「Pole to Pole 2000(P2P)」という壮大なプロジェクトが実施された。この過酷な冒険に挑戦すべく世界中から集った8人の若者たちの1人が著者、石川直樹だ。本書は彼が約10か月間、全走破距離3万2970キロにわたる旅の道程で書きつづった膨大な量の日記を、1冊にまとめたものだ。

   まず驚かされるのはその経歴だ。高校2年時のインド・ネパール放浪を皮切りに、23歳までに体験した冒険の数々は、ユーコン川900キロ単独カヌー漕破、北米大陸最高峰マッキンリー、ヨーロッパ大陸最高峰エルブルース、そしてアフリカ大陸最高峰キリマンジャロ登頂と、実に華々しい。しかし本書は、単に肉体の限界に挑んだ冒険の記録ではない。「貧困」「紛争」「自然破壊」などの社会問題や環境問題の現場からのリポートでもある。そうした旅の風景を石川は的確に、かつ表現力豊かに切りとっていく。1日の日記が、1篇の良質なエッセイとなっている。その卓抜した表現力には目を見張るものがある。

   P2Pプロジェクト終了後の2001年5月、石川はエベレストへの登頂も果たし、7大陸最高峰「セブンサミット」の世界最年少記録(石川23歳327日)を塗り替えるという偉業を成し遂げた。「石につまずいても、木に足をとられても、しばらくは暗闇のなかで歩くことを楽しみたい」「人間は二度と帰ってこない時間を生きている」といった言葉が宝石のように光り輝く。そこに込められたメッセージは、老若男女を問わず、多くの人の胸を熱くするに違いない。(中島正敏)

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