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シモネッタの本能三昧イタリア紀行

価格:¥ 1,500 (税込)
出版:講談社
カテゴリ:単行本
ページ:253頁
JAN:9784062153805
Amazon.co.jp 売上ランキング:本で32760位
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レビュー
ああイタリア。 Date:2009-07-24
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まえがきの一節「しばらく見ないと体がうずく国、イタリア。その熱き気持ちは、まぎれもなく恋なのである」に、日本に暮らすイタリア大好き人間の一人として深くうなずいてしまう。 生きるうえで他人におもねったり、空気を読むことは、時に手段ではあったとしても決して目的ではない。そんなことは当たり前すぎて、イタリア人たちにとっては意識にも上らないのだろう。自分の本能と自我と心に従って生きるイタリア人、だからこそ起こりえる人間臭いエピソードの数々。彼らの存在理由。
 いつもながら、著者のシモネタ的でありながら同時に繊細さと洞察とイタリアへの愛のある語り口こそが、イタリア語通訳としての長年の経験や知識と融合して、それぞれのエピソードを面白く、忘れがたくしてくれていると思う。
幸せなイタリア人 Date:2009-05-24
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田丸さんの本を読んでいると日本人とイタリア人は対極に位置するように感じる。
お金はないけど、人生を謳歌するイタリア人。「規則なんでどこへやら、他人なんて関係ない、本能のままに生きるのよ、」それでいながら今の快適さより1000年先の景観を大切にし、厳しい建築制限で不自由な生活を強いられても、それは”当然のこと”と我慢する、そんな彼らとのエピソードを読んでいると、イタリア人の逞しさそして、明るいだけではない頑固なしたたかさを感じた。
私にとってイタリアは観光地だけど、生活するのはハードだろうな、とつくづく感じた。
田丸さんはシモネッタが有名になってしまい、本当に書きたいイタリア紀行よりも、シモネッタ的イタリア紀行を読者からも編集者からも期待され、ここに触れられていないエピソードも多々あると思うが、田丸さんがいやな面もいい面も含めて「イタリア大好き」というのが伝わってきた。
それにしても日本人のウタマロ氏、あっぱれ!
イタリア男よりもてる日本の伊達男会ってみたい。(相手にされないかもしれないが)
この本を読んで有名な観光地だけでなく田舎のイタリアに行きたくなった。

下ネタ満載はないけれど Date:2009-04-27
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「田丸さんのエッセイ=下ネタだらけ」を期待している人には(下ネタが少ないので)少々物足りないかもしれない。
また、これまでのエッセイは「イタリア語通訳田丸さん」の視点から描かれていたが、
今回はまだイタリア旅行が難しい時代に一日本人観光客として観たイタリアが描かれている。
しかし、やはりそこは田丸さん。
イタリアに精通しているからこそ見逃さない名所を押さえ、
明るいキャラクターであるからこそ一般人では得ない体験をしている。
イタリアに階級やそこから生まれる貧富の差が色濃く残っている不安定な時代。
単なる観光では見えてこないイタリアが読める旅行記。
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