「複雑ネットワーク」とは何か―複雑な関係を読み解く新しいアプローチ (ブルーバックス)
価格:¥ 945 (税込)
出版:講談社
カテゴリ:新書
ページ:245頁
JAN:9784062575119
Amazon.co.jp 売上ランキング:本で77521位
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レビュー
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こんなところにも規則性があったとは Date:2009-04-18 おすすめ度 ![]() ネットワークの科学の入門書としては最適の本だった。 これ以上に、わかりやすく書くのは難しいだろう。 インターネットやゲーム、感染病、経済、人間関係といった身近な事柄に、 ネットワークの考え方を適用すると、意外な規則性が見出されたりする。 一見、ランダムに起きているように思えることも、実はその裏になんらかの法則 があったりするのか〜。 また一つ、面白いことを知ってしまった! 第9章の「ビジネスを生き抜く―黒幕とエリートの社会」では、私達の志向や 行動、そして付き合う人間の選び方が、いかに自分の生き方(人生の形成とい っても大袈裟ではない!?)に影響するのかということを思い知らされた。 より良い生き方をするには、ネットワーク作りとネットワークの活用にも配慮 しなくては。 |
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わかりやすく解説しています Date:2009-03-21 おすすめ度 ![]() 複雑系とグラフ理論の接点の分野の解説書。昔グラフ理論をやっていたことがあるので興味を持って読んだ。スモールワールドネットワーク(6回までのステップで世界中の 人々がほとんどつながっているという理論)や、スケールフリーネットワーク性(ネットワークのノードにつながっているリンクの数を並べるとべき乗分の1で減少していくという傾向)などを解説した後、伝染病の感染や通信ネットワークニューロンなどがこれらの理論で説明できることが多いということに言及する。MIXIもスモールワールド性があり、スケールフリーであるという。 著者はこの手の解説をわかりやすくするのがうらやましいぐらいにうまい。 |
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わかりやすい複雑ネットワークの解説本 Date:2008-04-02 おすすめ度 ![]() 「複雑ネットワーク」を身近な例を引用してわかりやすく解説してくれている本。ミクシイを含めたSNSの分析とか、人脈作りのコツとかに役立つ思考のフレームワークを与えてくれる。 一番面白かったのは、最終章の「ビジネスを生き抜く」。黒幕の正体を暴いてくれる。大衆とのつながりが強いハブに対して、黒幕とは他の黒幕やハブとなる人との関係は強いが大衆とのつながりは弱い人。他の黒幕やハブを通して間接的に大衆をコントロールするが、大衆からは姿が見えない。ビジネスの世界に当てはめれば、一般の人からは見えにくい投資家やバンカーは黒幕で、姿が見えやすい経営陣はハブということだろう。「アメリカの一番優秀なやつらは昔と違って大企業の経営陣になるのにはもはや興味はなく、ファンドの運用者になって経営陣を裏からコントロールするほうに関心をもっている」みたいなことを日経のコラムで2〜3年前に読んだのを思い出した。 |
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事例解説にやや物足りなさを感じます。。 Date:2008-03-01 おすすめ度 ![]() 私たちが暮らす世界にあるネットワークのほとんどは、本書で述べられている 「スモールワールド」であり、不平等が見られるものとしては、「スケールフリー・ ネットワーク」になります。 これらの学問を探求する意義と生い立ちから概説があり、視覚的な理解を深めるために ネットワークを図示して基本的事項の確認がされています。 実際のインターネットや体内の脳細胞ネットワークのモデル、ネットワークビジネスなど いろいろと学説レベルでの結果が示されていますが、基本的事項の確認と比較すると いまひとつ論理の飛躍が多いように感じられて、素直に受け入れられない部分も あります。 根本から理解したいという方には物足りないかもしれませんが、複雑ネットワークに ついて基本的事項から広く事例を学ぶにあたっては適した書だと思います。 |
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入門に最適 Date:2007-10-04 おすすめ度 ![]() 近年、様々な分野での応用が期待されている(らしい)複雑ネットワークの入門書です。とにかくわかりやすい、読みやすい。単に教養として読んでも面白い一冊です。 グラフ理論の概説から始まり、複雑ネットワークの基礎、その活用状況までを数式無しで説明してくれるのは有難い限りです。単純なことでも文章だけで終わらせずに図表をつけてきちんと説明をしてくれています。僕は、初学者なのでわかっていないことが多いですが、そういう人の入門書としては最適です。 他のレビューでも書いている通り、「複雑ネットワークの科学」の前に読むべきです。本書では、基礎的な説明に終わった部分が数式つきで掘り下げられています。こちらを先に読んでおくことで、数式の内容の飲み込みも随分違ってくると思います。 複雑ネットワークの入門書としては、スモールワールドネットワークも良いと思いますが、翻訳書ということもあり、本書と比べると文章や例示がやや固かった気がします。ですが、扱っているトピックが若干違うのでこの本で複雑ネットワークに興味を持たれた方はそちらも読んでみることをお勧めします。 |


