失敗学のすすめ (講談社文庫)
価格:¥ 560 (税込)
出版:講談社
カテゴリ:文庫
ページ:301頁
JAN:9784062747592
Amazon.co.jp 売上ランキング:本で2069位
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レビュー
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本当の師匠は現在は生まれない。 Date:2010-02-06 おすすめ度 ![]() 失敗をすることで、次に失敗しないためにいかに考え、対応をするかという単純明快な理屈。経営工学等もこの内容なのだろうと思います。事例を交えた失敗原因の追及。本当の師匠は、失敗をしているため、どのような時に失敗をするかを経験上の知識として持っている。今のマニュアルは失敗しないことを前提としているため、失敗をするとすべて崩壊する。現代は生きにくのかもしれません。墓標も意味があるのですね。ここは危険だと。 |
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失敗を肯定し、生かし、創造の糧とし、致命的な失敗を防ぐ Date:2009-09-16 おすすめ度 ![]() いいものは 失敗を重ね 吟味に吟味を重ねるところから 生まれるのが普通 失敗もせずに いいものができるなんて 普通あり得ない まずは行動してみる 客観情報やデータは 意外と役に立たない 自分が失敗から感じたことを 体にしみこませて軌道修正を する考え方、仕組みづくりをすること 「ダメ上司」や 「偽ベテラン」に気をつけながら 局所よりも 全体の利益に向かうよう舵を取って 数多くの失敗から得られた貴重な知見を よい形になるまで 練り上げていく 失敗を肯定し、生かし、創造の糧とし、致命的な失敗を防ぐ、、、 そんな内容の本かと思われます。 |
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手元に置きたい良書 Date:2009-08-16 おすすめ度 ![]() 非常に実務的な視点から書かれた良書。常に手元に置きたいと思える内容で、万人にお勧めしたい本だと思いました。失敗を嫌うのではなく、次に生かしていくためにどうするべきか、身につまされるような事例を元に分かりやすく解説されています。 失敗を取り扱う本というと、上から目線で「これこれが原因で、こうすべきであった」と非難めいた内容になるか、当事者に必要以上に肩入れしたような内容になるか、両極端に分かれる恐れがあると思うのですが、そうはなっておらず、著者のバランス感覚はすばらしいと思います。さらに、根底にある著者の失敗に対する暖かい眼差しもひしひしと感じることができ、勉強になっただけでなく、とても心が豊かになったような気がします。 |
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失敗に光を Date:2009-05-24 おすすめ度 ![]() 失敗を創造に変える、失敗学。 失敗とはなにか から始まり、失敗の活かすためにやるべきこと、必要な考え方を解説している。 特に、失敗を隠す風潮、責任追及と原因究明を同時に行うシステム などの 現在の問題点とその変革を強く訴えている。 今は、成功に光が当てられている。しかし真に光を当てるべきは失敗なのだ。 読んでいくうちに、著者のこの考え方に共感を覚えていく。 著者の失敗への誠実さが感じられる良書と言える。 同著に失敗学 (図解雑学)があるが、本書と内容はほとんど同じ。 こちらの方が内容は易しく、個人としてどう向き合えばいいのかに主眼が置かれている。 |
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失敗という財産 Date:2009-01-16 おすすめ度 ![]() 人生は、ある意味では"成功する事"よりも、"失敗をコツコツ積み重ねていく事"の方が大切なのかもしれない。 "成功"は、成功した事についてしか考えさせてくれない。けれど、"失敗"は、その印象とは裏腹に、「どうして失敗したのか」「どうすれば成功するのか」など、自然の理について否が応にも考えさせてくれる。そして、そのように導かれた理(ことわり)の中からこそ、理にかなう新たな発想が生まれるのだ。 成功者が自らの人生観について語る本がよく出版されている。しかし、かれらの事例は多くの人間には適用されない。彼ら自身が気づかぬ努力を重ね、気づかぬ才能を持ち、その上でたまたま上手くいっただけだという観点がすっぽ抜けているからだ。 それが明白である限り、われわれ一般人は、成功者ではなく、むしろ失敗した人々の言に耳を傾けるべきだと知る事になる。 そういった意味合いから考えれば、本書は文系か理系かは関係なしに、様々な場面に適用できる考え方を示した重要な本であるといえよう。 誰しもが、物事に当たる際に身に付けるべき考え方がここには書かれている。 ―――――――――――――――――― 細分化され、自分の周りにしか目が行かない実験現場が沢山ある。知っている人にとっては信じられない様なことを当たり前の様にやってしまう実験者がどこかにいる。そして、彼らにとって何気ない一動作が、命に関わる重大な事故を引き起こす事にもなりうるのだ。 失敗の中にも、決して起こってはいけない失敗がある。 最も有名な三つの事故例。 (1)金属疲労による飛行機の爆発事故(1954) (2)自励振動による橋梁の崩壊事故 (1940) (3)低温脆性による輸送船の破壊事故 (1942-1946) (品質確認の不良)(未知への遭遇)(無知による事故)(組織的・人為的原因) 大雑把にいえば、以上の原因が段階的に相補しあい、失敗を生み出します。 役割分担をどうすべきか、誰に監督させるべきか、原因の追及、つい隠しがちな各々の失敗談を伝える重要性、失敗情報が神話化され伝達されにくくなることの弊害、「事象・経過・原因・対処・総括に分けての記述」と「主体的な行動としての記述」の二つの方法、 などなど、失敗というものについて正しいアプローチと思われる手法が掲載されています。 |


