ドキュメント 戦争広告代理店 (講談社文庫)
価格:¥ 650 (税込)
出版:講談社
カテゴリ:文庫
ページ:405頁
JAN:9784062750967
Amazon.co.jp 売上ランキング:本で2313位
おすすめ度:
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ドキュメント 戦争広告代理店 情報操作とボスニア紛争 / 高木徹 これはおもしろかった。 なんか硬い話っぽかったので、なかなか読む気になれずに 本棚に入れッパにしてたんだけど、 いいかげん読もうと、つまらなかったら止めればいいやと、 読み始めたら、これがあ..
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レビュー
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こんなうまく描けるとは… Date:2010-02-02 おすすめ度 ![]() だいぶ前に読みましたが、著者は天才です。 こと細かく描いており、次はどういう展開になるのかという好奇心を駆り立てられる。 行動力が凄まじく、この本でしか知ることのできない事ばかり。 この著者の次の作品はまだかと心待ちにしている |
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「セルビア」であり続ける国 Date:2010-01-09 おすすめ度 ![]() 本著はNHKスペシャル「民族★浄化」において放映できなかった情報を追加しノベライズしたもの。 ユーゴスラビアの各地で紛争が続く中、ボスニア・ヘルツェゴビナの外務大臣シライジッチはアメリカの PR会社ルーダー・フィン社に国際世論がボスニア・ヘルツェゴビナ側に有利になるように依頼する。 ルーダー・フィン社はアメリカのPR業界で得たノウハウを駆使しセルビアにアクのレッテルを貼りつけるため奔走する。 今ではごく一般に使われている民族★浄化(ETHNIC CLEANSING)という言葉はルーダー・フィン社がセルビアを非難する ためナチスを連想するように作り出したキャッチコピーとのこと。 また、アメリカ大統領にボスニア・ヘルツェゴビナ側を支援するよう依頼した国家間親書も実はルーダー・フィン社 が作成したとのこと。 セルビア側もアメリカ人バニッチを首相にするという奇策により反撃に転じるのだが、時既に遅く、国際世論は 反転することはなく、アメリカは『民族★浄化』を行っているセルビアを空爆することになる。 この本には恐らく日本人の最も苦手とする情報操作、そしてその威力が書き込まれている。 読み終わった後、日本の近・現代史を振り返るととリツ然とせざるを得ない。 日本は日中戦争以来常にセルビアであったようだ。そして、今もセルビアであり続けているのではないだろうか。 |
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必読!! Date:2010-01-07 おすすめ度 ![]() 自分が現在の業界を志すきっかけとなった本。 「PR=パブリシティ」という認識が大きく変わり、PRの可能性を感じさせてくれます。 ボスニア紛争時における、アメリカのPR会社、ルーダフィン社の暗躍を描いており、「民族浄化」のキャッチフレーズを用いて、「セルビア=加害者」、「ボスニア=被害者」という世論を作り上げていった手法は見事という他ありません。 メディアの影響力の大きさを実感できる一冊です。 |
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世論工作という情報戦争のドキュメンタリー Date:2009-08-21 おすすめ度 ![]() ボスニア紛争において、ボスニア=被害者、セルビア=加害者という一方的な図式が、作り上げられて行く過程が詳細な取材に基づいて描かれている。 その陰にはボスニア・ヘルツェゴビナ政府と契約したアメリカのPR企業の緻密な戦略があり、それが国際世論に一定の方向性を持った流れを作り出し、拡大し、ユーゴ連邦に対する経済制裁、国連追放、NATOによる空爆という大きな動きにまで発展してゆく。 民間のPR企業が海外の一国家と契約し、国際紛争の帰趨に多大な影響を与えるという事実に驚かされた。 各方面に張り巡らせた人脈と情報網を基に、効果的なやり方で情報を逐次発信していくPR企業の手腕は痛快だが、 センセーショナルな情報であれば無批判に飛び付くメディアや、一度大きな世論の潮流が出来上がってしまうと、それに対抗する主張は飲み込まれて行ってしまうという様子は恐ろしくもある。 もしかしたら、加工・捏造された情報によって脚色されたものが「歴史」となっている例もあるのかもしれないと想像させられる。 論理的でドライな文体が緊迫感を生み出していて惹き込まれた。 |
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ストイコビッチ。 Date:2009-06-13 おすすめ度 ![]() クライアントのために最大限の利益をもたらす。 これがプロの仕事なのだな、と思った。 メディアは常に誰かが利用しようとしている。 これを読んだ後は、日々のニュースを疑ってください。 世の中には完全に客観的な情報なんてものは存在しないのだから。 ただ、サッカーが好きにとっては、 あるひとつのPR企業の素晴らしい働きによって、 ユーゴスラビアが国際社会からの退場を余儀なくされ、 ストイコビッチが年齢的にもピークのときに世界で活躍できなかったことが悲しい。 |

