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アフターダーク (講談社文庫)

価格:¥ 540 (税込)
出版:講談社
カテゴリ:文庫
ページ:294頁
JAN:9784062755191
Amazon.co.jp 売上ランキング:本で25104位
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 『アフターダーク』 [ Cherryh's blog annex ] at 2006-12-17 18:04:20
『アフターダーク』作者: 村上 春樹出版社/メーカー: 講談社発売日: 2006/09/16メディア: 文庫 村上春樹っぽい。っていうか、そうだけど。 都会的なかおりは、いつも通り。よくわからない浅井エリの描写と、交互に現れるマリの物語。 何がいいとかどうだとかではなく、その文章の香りが期待通り。 ただ、新しい何かがこの作品にあるかというと、よく判らない。 ちょっと、味わい方がむずかしい、のかも。 ★★★★  
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レビュー
カメラワーク Date:2010-02-02
おすすめ度
真夜中の街が内包する無数の出来事のうち、さほど特別でない一つのエピソードが実験的な三人称で描かれた小説。この作品は、次の下りで始まる。

<目にしているのは都市の姿だ。
空を高く飛ぶ夜の鳥の目を通して、私たちはその光景を上空からとらえている。広い視野の中では、都市はひとつの巨大な生き物に見える>

そこでの「私たち」というのは作中の誰かのことではなく、物語に一切影響を与えない客体としてのストーリー・テラーと、それに同行する読者自身のことである。そこでは「私たち」の眼はまるで無限の性能をもったカメラのように、対象を間近にズームアップしたり、部屋のすみずみを隈なく映し出したりすることができる。ときには目いっぱいバックし、宇宙空間から望遠レンズで街全体を俯瞰することもできる。

そういう「ハリウッド的なカメラワーク」で書かれた小説だと言ってもいい。これが映画的な没頭を作り出し、地味な展開のわりにダイナミックな読み応えを生み出す。ストーリー・テリングにはこんな方法論があったんだなあ。
つまらない。 Date:2010-02-01
おすすめ度
流石にこれでは読者に対して解釈を丸投げしているだけのように思う。
変に偉そうな調子の文体はアリだとは思うが、私は好きにはなれない。

ラブホテルでの少女と従業員のやり取りの場面など、
雰囲気的には悪しからぬ場面もあっただけに、全体的な脈絡の訳分からなさは残念。

さてこういう感想を抱く読者の僕の頭が足りないのか、それとも……。
実験作 Date:2010-01-17
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2004年刊行なので「海辺のカフカ」の後の作品だ。
たぶん、村上春樹氏の実験作ではなかろうか。
小難しい解釈は一切除けて、面白かった。

いきなり、浮遊する魂ような視点が登場して、
東京の上空から降りてきて、眠り続ける姉を、
本を読み続ける妹を、見続ける。あるいはその視点が
姉とともにテレビの向こう側にワープする。

もうひとつの実験は章の初めに時計があること。
それにより読者は二つの物語が同時に並行して
進行するのを知る。

最終章で二物語が合一する。
そして夜明けとともにささやかな胎動が始まる。

駄作 Date:2010-01-14
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村上春樹作品の中では一位二位を争う「駄作」だと思います。
文体も彼特有の読者をグイグイと引き込む感じが全くなく、本当に村上春樹が書いた作品かい?と疑いたくなる程です。彼の才能の枯渇を感じずにはいられませんでした。
でも1Q84で挽回してくれたので良しとします。
村上春樹、はじめて読みました Date:2009-09-26
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実は1Q84があまりに話題になっているので、村上春樹を全く知らないことが少し恥ずかしくて、まずはこの本を読んでみました。もともと小説はあまり読まないので、これが村上春樹の世界なのかという特徴がわかりませんでした。感想としては、村上龍がハードなら、春樹はソフト。そんな印象を受けた。
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