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赤い指 (講談社文庫)

価格:¥ 580 (税込)
出版:講談社
カテゴリ:文庫
ページ:306頁
JAN:9784062764445
Amazon.co.jp 売上ランキング:本で481位
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レビュー
最後は蛇足かな Date:2010-02-08
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最後付近まで気分よく読んでましたが、 ラスト無理かある。
あれは捻らず、母はボケてたほうが。
なんか、この人の本はエンターテイメント性を付加しようしようとしていて中身がないかな…
なんだか残念な小説だったし、読んだ翌日おぼえてなかった。
余韻がないし、あんまりでした。私は相性がよくなかったのかも。
家族のあり方を考えさせられた作品 Date:2010-02-08
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全部ダンナに押し付けて文句ばっかり垂れる八重子には最後までイライラした。
姑に対しても子育てに口出すなって言ったんだから、おまえが甘やかして出来損ないにした馬鹿息子の責任はおまえがとれよ!
おまえが頑なに自首を嫌がるから、ダンナが死体遺棄の主犯になってしまったんだろ!・・・と
まあ八重子には物申したいことが一杯あるが。

介護の問題、散々甘やかされた末の「キレる」子供への接し方・・・どこの家庭でも直面する可能性があることだ。
家族のあり方、それはやはり、家族と心を通わせきちんと向き合うこと。それを感じさせられた。

加賀と父親のエピソードも、この物語をうまくひきたてており、東野作品にしては珍しく、読後感がいい作品だった。
とても悲しくて切ないお話 Date:2010-02-04
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容疑者候補は家族のみ・・・
その中での犯人探しなんて・・・考えただけでも悲しいです。
今だからこそ描ける家族の物語なんでしょうね。
加賀恭一郎さんは今回は推理はしたのかな?推理と言うか人間観察?
でもさすが加賀さん、見てるんですよね・・・

ラストにこの家の「叫び」が聞こえた気がしました。
懊悩する家族に、社会問題をみるか… Date:2010-01-04
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閑静な住宅街で起きた幼女殺人遺体遺棄事件。痴呆老人を抱えた家族の懊悩と、事件の顛末、これを追う刑事の私生活が錯綜し物語がすすむ。
周囲の知人が最近さかんに読んでいる"旬な作家"のようなので、始めて手にしてみました。
結果、物語に深みがあり、最後まで飽きずに読めたのは「さすが」という感じでした。
しかし、情景描写や事件の謎解きが説明口調で、作り上げた匂いが鼻につき、少々しらじらしい感じがします。
もっとさらっと流した筆致でいいとおもうのですが。
東野圭吾、入門1冊目としては不適切な選択だったのでしょうか…。
もう少し読みこんでみます。
壊れた家族の描写で、良質ミステリーに Date:2009-12-10
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国民的作家ですが、私にとっては初の東野作品でした。
読み終えた率直な感想は、「家族って大事だね」というような
小学生でも言えるようなものでした。

ただ、この小学生でも分かるような事を理解して実践している人が、
この社会でどれだけいるのか、
ただ、一緒に暮らしているだけでは、ダメなんだろうという事、
いろいろと考えさせられる小説でした。

内容としては、
殺人を犯した息子、彼を庇うために素人工作する準主人公の父(昭夫)と、
関係が崩壊しているその妻、そして昭夫の母、この4人家族と、
刑事2人が対峙し、事件解決に向けて話が展開していきます。

冒頭で殺人事件が発生してしまうので、
ミステリーのトリック展開等は物語最後にのみあります。
トリックには賛否両論あるようですが、
私は望まずして家族の絆を結ぶことが出来なかった、
彼らの哀れさを象徴するようで、違和感なく受け止めることは出来ました。
あくまで小説なので。

それよりも、崩壊した夫婦、親子の描写が余りに切ない。
見て見ぬふりをしていた、家族の不和の積み重ねの結果が、
ドラマティックに描かれていました。
ミステリーだけに終わらない良い小説なので、星5つ。
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