アラスカ 風のような物語 (小学館文庫)
価格:¥ 840 (税込)
出版:小学館
カテゴリ:文庫
ページ:267頁
JAN:9784094111910
Amazon.co.jp 売上ランキング:本で92972位
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レビュー
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アラスカの写真と文章が、静かで美しいハーモニーを奏でている Date:2009-05-11 おすすめ度 ![]() カリブーの群れや巨大なムース、グリズリー(ハイイログマ)の親子、ハクトウワシにシロフクロウといった野生動物たち。エスキモーやインディアンのアラスカ原住民と、極北の大地に根を下ろして暮らす白人たち。そして、森と川、氷河、夜空にゆらめくオーロラの風景。 遥かに広がるアラスカの自然と、人々の暮らしを撮ったカラー写真の数々が、とても素晴らしかった。自然と人間の関わり方について、何か大切なことを語りかけてくる感じ。著者の、「この地で暮らす生き物たちは皆、アラスカの自然に生かされているのだ」という祈りにも似た思いが込められているようで、一枚一枚の写真に見入ってしまいましたね。見ごたえのある写真の数々と、静かで美しいハーモニーを奏でている文章がとてもいいのです。 線路際に立って手を振れば、それがどこでも列車は止まり、その人を乗客として乗せるというアラスカ鉄道のことを紹介する「冬のアラスカ鉄道」。白い原野が続く中、まっすぐに延びる二本のレールの上を、平均時速48キロで走るアラスカ鉄道。なんだかまるで、地球という星の、雪と氷の大地を走る銀河鉄道999みたい。 とりわけ心がじんとしびれたのは、「シシュマレフ村」と題されたエッセイ。十八年前の1971年の夏、十九歳だった著者が初めてアラスカに来て、エスキモーの家族と過ごした村。「ここからアラスカをめぐる著者の旅がはじまるんだ」と思うと、しみじみと胸に迫るものがありました。 |
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人間の原点 Date:2007-03-27 おすすめ度 ![]() 1991年に出た写真文集『ALASKA風のような物語』の文庫化。 著者は長年にわたってアラスカに滞在し、人間の生き方を探求した人物。本書は写真と文章を組み合わせつつ、アラスカについて紹介している。 写真の美しさは間違いない。ちょっとアンセル・アダムズを思わせるような、特異な質感が持ち味で、素直に感動させられる。 しかし、文章に関しては意見の分かれるところだろう。都会の生活に疲れた人、人間らしい生き方を探しているような人にはおすすめ。そういうのに疑いを持ってしまう人には向かない。私は後者。 |
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いちばんのお気に入りです Date:2005-11-24 おすすめ度 ![]() 星野道夫作品の魅力は、その美しい写真だけでなく、人生を肯定的に捉える彼の人生観、 そのバイタリティ、そして何より彼を取りまく素晴らしい仲間達にあると思います。 小さな本ですが、この本はそんな彼の世界が凝縮されている一冊です。 少年時代に、アラスカに焦がれて極北の村に手紙を出し、身一つで飛び込んだ話は、いつも胸が熱くなります。 |
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風の旅人 星野道夫 Date:2004-10-03 おすすめ度 ![]() 命を持つものはいずれ死んでいくけど、死は終わりでなく次の世代に引き継がれていく。 私たちは、永遠に時の旅を続ける。時は流れ常に変化していく。変わりゆくアラスカの大地、動物たち、人間たち。そんな一瞬、一瞬をありのままに受け入れ、写真やエッセイを通して星野道夫が語り掛けてきす。 |
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友人にも思わず贈ってしまったほどです Date:2004-08-23 おすすめ度 ![]() 読み終えるのがもったいない。 そのように強く感じた本でした。この本は星野さんが撮られた数々のお写真とエッセイで綴られていますが、読むはじめるとすぐに、何とも言えない清々しさに満たされます。星野さんが出会う大自然、動物たち、人々。極北の地アラスカで星野さんは、それらに関わり、それらの素晴らしさについて語ります。アラスカに行ったことのない私にさえ、その空気が伝わってくるようで何て素晴らしいところなんだろう・・・と感激します。しかし読み終えるころには、これらの素晴らしい経験は、きっと星野さんだからこそ得られたものかもしれないと気づきます。つまり彼の熱意、大変な努力、偏らないものの見方・・が私を感動させてくれたのだと。励まされる一冊でもありました。 |



