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ぼくは勉強ができない (新潮文庫)

価格:¥ 420 (税込)
出版:新潮社
カテゴリ:文庫
ページ:249頁
JAN:9784101036168
Amazon.co.jp 売上ランキング:本で65253位
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 山田詠美「ぼくは勉強ができない」 [ ゆーすけべー日記 ] at 2006-10-27 22:34:06
夏の100冊で今まで読んでいなかった名作と呼ばれている小説を読んでいこうシリーズの名残で読み終わった山田詠美の「ぼくは勉強ができない」。 ...
 本との出会い [ Barrier-full ] at 2006-02-22 05:21:02
〓 | Excite GLTCg ubNX 〓 「ぼくは勉強ができない」山田詠美著 新潮社 この本は大学1回生のとき、友人のヤスヨから薦められた。 辛口批判も多いようだけど、香りが強くて正直なのが良いと思う。 当時読んで、とても面白くて、スッキリしたのをおぼえている。 そういえば最後の方の「眠れる分度器」は国語のテストで出題されたような。 「ノルウェイの森」も国語の模試で出た後、クラスの秋沙ちゃんに村上春樹の本を借りたナ。ほとんど本なんて読んだことなかったのに。 本のなかでも、本の所有者も結局「女子」が先行しているのだナ。 今までにもう何冊買った...
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レビュー
矛盾だらけ Date:2010-02-06
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まずこういう現実的でエッセイにも近い小説で
「自由である事が特別。何かに捕われて一生懸命になるなんて馬鹿らしい」
というような中二病的な思考を持った主人公にするのはやめて欲しい。
ていうか、こんな痛々しい高校生いるのかな。
勉強への葛藤よりも、色恋への情熱や勉強よりも大切な事があると言い訳(?)を並べて勉強に向き合っていないと感じたし、恋愛小説を読んでいる気分になってしまった。

後書きを読んで、作者さん自身が勉強が出来ないと書いてあって納得した。
主人公は作者自身で、それで結局この作品は作者一人の不満から始まって作者一人の自己完結で終わるんだな。と。
blogにでも綴っててもらえないかな。

バッサリ!申し上げますと、勉強“する気がない”主人公のこの本はタイトルに惹かれた人は不満足だし、実際に勉強出来ない人からも共感はとれないし、実際に勉強出来る人からは鼻で笑われるような作品です。
純粋で、強く、悩める主人公 Date:2010-02-01
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 いやー、面白い小説だった。私は、最近の小説ってよくわからん?どこが面白いのだろうなどと思う朴念仁だけど、この作品は、主人公の言動や悩みが身近で、現実感があって、共感が持てた。だからこそ、面白いと感じたのだと思う。
 主人公である秀美が、秀才くんを嵌めたのはよくはないことだけど、気持ちは分かる。「勉強できるのが、そこまですごいことなのかい?、それ以外のいろいろなことをひたすら無視して、ただ勉強だけしてさ。」などと、私は思うのだが、秀美ときたら、やっかみの気持ちがまったくない。「ぼくは確かに成績悪いよ。だってそんなこと、どうでも良かったからね……」。強がりでなく、自然にそういう言葉が出るところが、純粋に強い奴だなぁと感心する。
 また、学校でも評判の美人を相手に、急所を的確に射抜く言葉。「アピールしてる」。これもよかった。もっとも、秀美が邪まであれば、とんでもない奴だと思うが、そういう性根がないから、共感が持てたわけなんだけど。
 一方で、なんでこんなに悩むんじゃい、という箇所もあって、それが秀美を身近に感じさせるわけで。
 桜井先生もいい味出している。
 
発展途上であることを知っている魅力的な主人公 Date:2010-01-18
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 男子高校生・時田秀美は自分が勉強ができないということを知っている。だが、ショット・バーで働く年上の桃子さんとは男女の仲だ。シングルマザーの母、理解のある祖父との三人暮らしの日々は、父親のいない家の子という世間の目にさらされている。これは窮屈を感じながらもたくましく生きる秀美の日々を描いた青春小説。

 世間と折り合いをつけながら賢(さか)しらに生きるような奴らをねめつける秀美くんのことを、私は二つの著名な小説の主人公と引き比べていました。
 ひとつは漱石の「坊っちゃん」。もうひとつはサリンジャーの「The Catcher in the Rye」です。
 前者は東京からやってきた坊っちゃんが四国・松山とおぼしき土地の因習や権威に生卵をぶつける話。
 後者はホールデン少年が大人たちの姿に偽善をかぎとって精神を崩壊させていく話です。
 「ぼくは勉強が…」の秀美も「世間の定義をぶち壊す」ことを常に考えて生きている少年です。

 しかし、坊っちゃんやホールデンと秀美との間には決定的な違いがあると思うのです。
 前の二人は若くして自らの価値観を既に立ち上げている存在です。一方秀美くんは、世間の胡散臭さを感じているものの、それを代替えするだけの確固たる価値観を持つには至っていません。そしてまたそんな自分の欠けた部分を自覚していて、日々明るく苦悶するという、なんとも魅力的な人物として描かれているのです。

 だからこそ彼の論は正論ではないし、正論ではないことを彼自身も知っています。
 彼は独りよがりではないし、独りよがりにはなりたくない。まさしく発展途上であり、発展途上であることを知っているというある種謙虚な存在として描かれます。

 人はだれしも死ぬまで発展途上。だから作者自身が言うように、これは高校生が読むだけではもったいない。大人をも十分魅了する小説としてぜひ多くの読者にお薦めしたい小説です。
本当にそうなのか!? Date:2010-01-07
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筆者は、勉強ができる生徒よりも、
女子に人気がある生徒のほうがよしと
している。

それは一つの考え方であるが、勉学に励んでいるもの
を小ばかにすることには賛成できかねる。

ただ、ストーリー自体はおもしろく、読みやすかった。
高校生活を回想することができ、いい契機となった本である。
主人公の時田秀美がドタバタする短編小説 Date:2009-11-09
おすすめ度
主人公の時田秀美がドタバタする短編小説である。主人公はどちらかというとませた少年という感じがする。女性関係であり学校について、親や祖父や学校の先生と級友や愛人の桃子といろいろとぶつかりながらも成長しているとは言える。好きな短編は「○をつけよ」と「番外編・眠れる分度器」ですね。

良くても悪くてもレッテルを貼りたがる。人が人を無責任な立場で裁くことはしてはならない。人と同じ部分であり違う部分をきちんと認められるようにする。勉強が出来ることそのものが大事なのではない。学校の先生に教わらなくても、教わる題材はそこらじゅうにたくさんある。

著者の言おうとしていくことはすごくわかる。しかし、何か違和感がある。理屈は納得いくが、語られ方というのかなそういうものに違和感を感じる。好き嫌いが分かれるような気がするなあ。私は、そんなに好きではない。
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