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格闘する者に○ (新潮文庫)

価格:¥ 500 (税込)
出版:新潮社
カテゴリ:文庫
ページ:279頁
JAN:9784101167510
Amazon.co.jp 売上ランキング:本で45148位
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レビュー
穏やかにカクトウしていくお話。 Date:2009-11-18
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文庫のジャケットが可愛らしくて好きです。

就活をしたことがないのでこういうものなんだー、と一面を垣間見れて面白かったです。建物に対する想像やら、面接官の態度たるもの、同じく面接に来たリクルートスーツの面々などなど。可南子の想像かつ妄想が楽しめますよ。
エンタメ系シューカツ小説、みたいな印象です。
三浦しをんのデビュー作、とあるけれどもとても読みやすい。一人称だからなおさらそう思ったけれども。それ抜きにして。
可南子の想像もとい妄想がよどみない。可南子がシューカツしている場面が特に好きですね。

ただ、可南子の実家がなにやら政界に関する家柄らしいとか、じいさまと付き合っているのだとか、そうした設定はなんだかなーと思いました。なくともよさ気に思います。義母の性格やら子ども達への態度も分かりづらく。
変化を好まない可南子のお話のわりには、付き合っているじいさまを中国に行かせる設定はどうかなーと思いましたね。穏やかに毎日を、とりあえず卒業までカクトウしていく締め方でいいのにな。
弟の旅人(たびと)はわりかし気に入ったキャラでした。可南子を小莫迦にするときに呼ぶ「おねいちゃん」が特に。

西園寺のじいさまには、中尾彬。
旅人には、林遣都。谷沢さんは、田辺誠一。
肝心の可南子は、蒼井優で。
下手です。 Date:2008-07-30
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就活を題材にした、私小説的な小説。主人公が落とされた小学館、講談社、新潮社と推測される大手出版社が登場し、作家人生大丈夫なのかとも思うが、そのお陰で、読者には著者の小説を読める幸福があるわけで、落としてくれた出版社の皆さんに感謝したい、と読後思った。小説としての面白さはいまひとつか。いまどきの若者(特に男たち)の考え方を知るには良い本かも。
なつかしの就活 Date:2008-06-08
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私の散々だった就活。今思い出しても胸が痛む。
それに引換え、主人公・可南子の悠然とした態度ったら。
私もこれくらい自分を貫き通せてたらな。
自分が吐けなかった毒舌を代わりに吐いてもらったようでスッキリしました。
人と違っててもいいやって改めて思えた。
面白くて一気に読みました。
続く三浦作品の萌芽に興味津々で読みました。 Date:2007-09-11
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面白かった。女子大生可南子の就活の物語と言ってしまえばそれまでなのかも知れませんが、続く三浦作品を先に読んでしまったので、その萌芽がこの物語の中にちらほら見えて興味津々でした。冒頭の就職試験の問題・提示された写真による作文(?)には、さすがと思いました。就活奮闘記よりも可南子をとりまく、弟、義母、恋人(?)のおじいさん、仁木君や砂子とそれぞれ自分のペースで生きている人との関係性の取り方が面白かった。
三浦しをんの処女作 Date:2007-08-27
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てっきり就職に奮闘する主人公の姿が描かれているのかと思ったら、予想とは違いマイペースに、
至極マイペースに毎日をのほほんと、けれどやはりマイペースに足掻いている人たちの話だった。
就活をこれからに控えている私なんかには、実に勇気付けられる作品である。
やや独特な古めかしい、けれど若い読者にもすんなりと受け入れられる文体に好感。
しをんさんは一体どこでこのような文章センスを培われたのかなあ?等と、ひたすら感心してしまうぐらいなのだ。
あ、冒頭の小話とタイトルのダブルミーニングな所が特に好きです。オチ付きで。
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