博士の愛した数式 (新潮文庫)
価格:¥ 460 (税込)
出版:新潮社
カテゴリ:文庫
ページ:291頁
JAN:9784101215235
Amazon.co.jp 売上ランキング:本で4224位
おすすめ度:
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最近読んだ本。 『博士の愛した数式』 小川洋子/著 心温まる物語…の中に、 ほんのひとつまみ艶っぽさを加えてあるのが心憎い。 ご存知、第1回本屋大賞受賞作品。 有名すぎて、...
博士の愛した数式 小川 洋子 / / 新潮社 ISBN : 410401303X スコア選択: ※※※※ まずはいつものよう粗筋を少し。 ある日、家政婦である主人公の「私」は、交通事故のため記憶が80分しか持続しないという障害を持った元は優秀な数学博士だった人の家に派遣される。博士は1975年9月23日の事故以降は、新しい記憶が残らなくなってしまっていたのだ。 その障害のため、世話をするのは難しいらしく、今までに9人の家政婦が、クビとなった。記憶が持続しないので、訪れるたびに自己紹介しなければならない。博士は、数学にしか興味はなく、彼女が訪れる度に歳や靴のサイズを...
2004年第一回本屋大賞受賞作、読売文学賞受賞作。確か高校生の読書感想文コンクールの課題図書でもあったと思う。 数学ネタを使った作品は数多くあれど、数式の美しさを文学的感動に還元してみせたという点で、まれにみる傑作ではないかと思う。 80分間し...
遅ればせながら、第1回本屋大賞受賞作である小川洋子さんの『博士の愛した数式』(新潮文庫)を読んだ。映画にもなった話題作で、一度読んでみよう、映画も借りてみようと思いながら、そのままになっていた。先週末、書店の文庫コーナーに平積みで置いてあるのが、目について手に取った。 博士の愛した数式 交通事故の後遺症で記憶が80分しか持続しない、もと大学教授の数学者である「博士」、その博士のもとに家政婦として出
浅田 次郎 地下鉄(メトロ)に乗って ←詳細はこちらをクリック(購入も可) 映画化!!! 出演 堤真一、岡本綾 、常盤貴子 、大沢たかお 、田中泯 、笹野高史 いつもの地下鉄を降りると、そこは昭和39年の東京だった−。 あなたは、父になる前の父親を知
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レビュー
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読む価値なし Date:2010-01-24 おすすめ度 ![]() 物語の初めから終わりまで全く盛り上がりが無かった。80分しか記憶が持たないことが全く感動や共感できないし、数式しか興味の博士のメリハリのない話がつまらな過ぎる。映画化される意味も不明。映画館で見ると絶対寝るでしょう。時間の無駄で、読むに値しない一冊でした。 |
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素数な気持ち Date:2009-11-26 おすすめ度 ![]() ドラマのシチュエーション、運び、内容すべてのバランスがよく、ひとつになっていて、まるで目の前に博士がいるようだ。 1度読んで、すぐ2度目は私が家政婦の私になりきって、読んでみた。 生活の中に、数学の神秘、時間、空間がある。 数と遊んでみる。気持ちを言葉で表現するプロセスを、そのロマンあふれる数式や公式に置き換えてみる。例えば、 「割り切れない気持ち」=「素数な気持ち」だ。 この本をきっかけに、藤原正彦さんの本も読んだ。 「フェルマーの最終定理」も。 そして今は「素数の音楽」を読んでいる。 数学には友情をつなぎ育むちからがある。 |
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面白く読めるが・・・ Date:2009-11-03 おすすめ度 ![]() 面白く読めるし、扱っている数学のテーマが簡単なので、数学が苦手な方でも「数学って何となくだけどすごいな」と思える点ではよい作品だと言える。 ただ記憶を失うくだりで、設定に矛盾点がみられるので、どこか悲しい気分になってしまう。設定も「数学」的な論理できちんとして欲しかった。 映画と合わせてどうぞ。 |
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あたたかい人間関係に和みます。 Date:2009-10-25 おすすめ度 ![]() 随所に現れる数式には苦手意識が湧きますが、博士の数学への熱い思いがひしひしと伝わってきました。家政婦さんと、その息子さん、そして博士の間に流れる不思議なひととき。息子さんの博士への信頼や愛情にも感嘆させられます。 生涯独身だった博士にとり、三人で過ごしたひとときはかけがえのない時間だったのだと思います。 |
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設定に無理がある Date:2009-09-23 おすすめ度 ![]() この本に入り込んで愉しむためには、 「数学への興味」と「日本プロ野球への興味」と「粗に対する寛容さ」が必要だと思う。 私は両方共に不足していたためか、この本が、これほど褒め称えられる理由が良く分からなかった。 数学は嫌いではないが、既に分かっていることを殊更作品の中に含めて紹介する意図に共感できなかったし、 博士の記憶が80分しか持たないという、かなり無理のある設定にどうしても鼻白んでしまった。 なにしろ80分ごとに、家政婦さんとその息子が『初対面』の人物になる。 果たしてそう言った人とじっくりと親交を深めることが出来るのだろうか。 出来るのであればいかにして克服するか。 その点を期待して読んでみたが、まるで記憶障害という重大な疾患がすっぽ抜けたようなストーリーで展開し、 場を盛り上げるために80分記憶が用いられるだけで、 そう言った困難をいかに乗り越えて、心を育むのかがしっかり書かれていない時点で興ざめした。 まるで話を盛り上げるためだけに使われる前提条件ほど、白けるものはない。 勿論、クリップなどで人物の特徴を控えてはいる。 だが、そんな狭いメモの中で、果たして感情や想いまでを残せるだろうか。 それらを読んですぐに理解し、無いはずの経験までをも想像力で補って振る舞えるのか。 それは考えるだに無理な話であることは、 「レナードの朝【ワイド版】」の原作で有名なオリバーサックス氏の「妻を帽子とまちがえた男 」を読めば一目瞭然である。 書かれているのは、現実世界の実感を永遠に持てず、絶えず虚構の世界を創り出さなければ他人と話が出来ない患者や、 大昔で記憶が停まり、今現在のことを教えてもとても信じられずに混乱をきたし、その混乱も時間が経つと忘れてしまうと言う、 過酷で残酷な運命に置かれた人達ばかりである。 とてもこの本で書かれているような、ハートウォームフルな話にはなり得ないのではないか。 結局、この小説の最大の特徴である記憶障害という設定を無理に使用し それによって感動ものに仕上げようとしているところが、あざとくも感じた。 いくら数式に完璧さや美しさがあっても、 それだけでは解決しないことが、この世には山ほどあることをこの本が殊更語っているのならば、 あるいは愉しめたかも知れないが。 |





