チェーン・スモーキング (新潮文庫)
価格:¥ 460 (税込)
出版:新潮社
カテゴリ:文庫
ページ:266頁
JAN:9784101235110
Amazon.co.jp 売上ランキング:本で162014位
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レビュー
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着眼点の妙、連作エッセイ集 Date:2009-08-16 おすすめ度 ![]() 著者の連作エッセイ集。着眼点、話しの切り口が一種独特でなかなか読ませる。 公衆電話にまつわる『赤や緑や青や黄や』、ある一日に出会った不可解な小出来事にまつわる『信じられない』などはウィットに富んで佳作。 |
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「私」から見える風景を面白く書いたエッセイ Date:2008-04-24 おすすめ度 ![]() 沢木氏の持ち味なのかもしれないが、エッセイを小説のように読ませるところが面白い。 しかし沢木氏が他のエッセイで見せるような手法、つまりある事柄の本質を、 その周りの事柄を鋭く描き出すことによって浮かび上がらせるような深みはない。 どちらかというと時間つぶしにさっと流し読みして楽しむのに向いているだろう。 |
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つながってつながって Date:2007-05-31 おすすめ度 ![]() 連鎖、連鎖、また連鎖。 とめどなく続く日常会話のように、つながっているようでつながっていないような、そんな取り留めのなさ。 しかも、記憶もあいまいで、「こうじゃなかったけ」といった適当さがある。 文章は体系的であり、きっちりと文献に当たるべし、書物の基本がそうである分、この適当っぷりと人間くささはけっこう好ましい。 沢木氏は、「深夜特急」などで世界を渡り歩いているが、感覚としてはかなり都会的な人だと思う。 深夜タクシーの描写はなかなかのものだし、つながりがあるようなないような、この距離の感覚もなんとも都会らしい。 気分としては、東京のネオンを眺めながら、時間を気にせずぼんやり読みたい本。 |
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酔いしれるエッセイ!! Date:2007-03-05 おすすめ度 ![]() 例えば話題や人々の思考が移り行くのと同じく、 このエッセイで紹介されるエピソードもどんどんと巡りゆく。 その姿はチェーン・スモークに似ており、タイトルは言い得て妙だ。 現実に基づくエピソードはまるで短編小説のような読み応えがあり、 独特のタッチとテンポで描写された著者の世界は、 都会的であり、どことなくクールで、それでいて人間味がある魅惑的な世界。 情景や心の有様がパッと思い浮かべられるような文脈に、 なんだか酔いしれてしまった。 |
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この作者に向いている人 Date:2005-08-16 おすすめ度 ![]() どんな題材をとってもクールな感動は見出せる。ルポタージュの手法をうまく昇華出来ている著者には、エッセイはお手のものといった感じだ。 この人の本全体にいえることだが、簡潔で格好いい文章が読みたいが、村上春樹があまり好きではない人におすすめだと思う。 |



