オーデュボンの祈り (新潮文庫)
価格:¥ 660 (税込)
出版:新潮社
カテゴリ:文庫
ページ:464頁
JAN:9784101250212
Amazon.co.jp 売上ランキング:本で1520位
おすすめ度:
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オーデュボンの祈り (新潮文庫) | Excite エキサイト ブックス > 書籍情報 伊坂幸太郎を、改めて読んでみようと思い、手にした一冊。 あたしは、現実味のない話(所謂SFやファンタジー)があまり好きではない。 いや、ミステリーも、実際身近にあったら困るような話だけど。 若干現実離れしている設定に、ちょっと引きつつも、やはり時々はっとさせられるのはやはり伊坂幸太郎。 好きな登場人物は、『桜』かなぁ。 発音は植物の桜と同じ。 どの登場人物もシュールだよなぁ。 この話。 ラストの落ちは、高校生くらいの時に読んでいたらもっと感動したかなぁ(笑)
『オーデュボンの祈り』 伊坂 幸太郎 新潮文庫 2003/11 この小説独特の世界観には今ひとつついていけなかった。 時々ハッとするような示唆に富んだエピソードも登場するのだが、単発で、全体としてはパッとしない。 読みながら、先日見た映画「アヒルと鴨のコインロッカー」の独特な雰囲気はこういうことか、とこの作家の小説を初めて読んで分かったような気がした。 あとがきにもあるが、シュールである。 これがデビュー作ということにも驚かされた。 他の作品で何度も直木賞候補に挙がっているということなので、これに懲りず、他の作品も読んでみようと思う。
シュールで理知的 「陽気なギャングが地球を回す」が映画化もされ、話題の伊坂氏のデビュー作が、この「オーデュボンの祈り」です。僕としても初めての伊坂作品で、期待と若干の不安も抱きつつ、さっそく読み進めてみました。 第一印象は、理知的、そして、ちょっと皮肉でシュール。文章のリズムや、リアリズムが崩壊するギリギリ一歩手前の設定、そして、少しずつ挟まれる祖母や悪役の挿話など、総じて非常に洒脱な文章です。シュールでありながら、合理性も失っていないところは、驚異的でもあります。 一方で、独特の文体とリズムのため、作品世界になかなか入り込めませんでした。だいたい、どんな小説でも100...
物語を把握しやすいように10項目に分類&採点!ネタバレは一切なし※コメント内容には気をつけていますので、安心して閲覧してOK
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エディターレビュー
既存のミステリーの枠にとらわれない大胆な発想で、読者を魅了する伊坂幸太郎のデビュー作。レイプという過酷な運命を背負う青年の姿を爽やかに描いた『重力ピエロ』や、特殊能力を持つ4人組の強盗団が活躍する『陽気なギャングが地球を回す』など、特異なキャラクターと奇想天外なストーリーを持ち味にしている著者であるが、その才能の原点ともいえるのが本書だ。事件の被害者は、なんと、人語を操るカカシなのである。
コンビニ強盗に失敗した伊藤は、警察に追われる途中で意識を失い、見知らぬ島で目を覚ます。仙台沖に浮かぶその島は150年もの間、外部との交流を持たない孤島だという。そこで人間たちに崇拝されているのは、言葉を話し、未来を予知するというカカシ「優午」だった。しかしある夜、何者かによって優午が「殺害」される。なぜカカシは、自分の死を予測できなかったのか。「オーデュボンの話を聞きなさい」という優午からの最後のメッセージを手掛かりに、伊藤は、その死の真相に迫っていく。
嘘つきの画家、体重300キロのウサギさん、島の規律として殺人を繰り返す男「桜」。不可思議な登場人物たちの住む島は、不条理に満ちた異様な世界だ。一方、そんな虚構に比するように、現実世界のまがまがしい存在感を放つのが、伊藤の行方を執拗に追う警察官、城山である。本書が、荒唐無稽な絵空事に陥らないのは、こうした虚構と現実とが絶妙なバランスを保持し、せめぎあっているからだ。本格ミステリーの仕掛けもふんだんに盛り込みながら、時に、善悪とは何かという命題をも忍ばせる著者の実力は、ミステリーの果てしない可能性を押し開くものである。(中島正敏)
レビュー
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独特な設定と世界観ですね Date:2009-12-07 おすすめ度 ![]() 最初読み始めた時、これがデビュー作だとは知らずに読みました。 その為、確かに荒削りなところもあるが、だがこの何か引き込まれるような力強さは何だろう、と重いながら読んでいました。 最後に作者の書いてきた順番を知り、これがデビュー作である事を知り、納得がいきました。言われてみればではありますが、確かに後の作風と、作者を形作っている何かがこの作品にはあった様な気がします。読んでいる時はそれが分からないのですが、後で他の作品を読むと気がつくというか。 全ての作品がリンクしている、そういう意味では初めの一冊として、必読の本であると思います。 |
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文句無しの傑作!! Date:2009-11-26 おすすめ度 ![]() どこかファンタジックな世界に洒落た会話やイカしたエピソードが溶け込み、いくつかの謎を抱えたままラストの あっ!と驚く大円団に読者をグイグイ引っ張っていく… 強大な引力のある、伊坂幸太郎の記念すべきデビュー作 全ての伏線が繋がるとき… 言葉に出来ない感動があなたを包み込む!! |
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才能あふれるデビュー作 Date:2009-11-24 おすすめ度 ![]() 今をときめく伊坂幸太郎の記念すべきデビュー作である。 現世から隔離された島で、案山子が殺されるという意表をついたストーリー。案山子は未来を知ることができたにもかかわらず、なぜ自分を守ることができなかったのか。童話を思わせるシュールな構成にもかかわらず、圧倒的なリアリティと説得力で読者を牽引してゆく筆力はとても新人とは思えず、その後の活躍を予感させるのに充分なインパクトである。 個人的に本作の中で最も印象に残っている登場人物は「桜」であった。「桜」は正義そのものであり、法そのものである。島の中で「桜」だけが拳銃を所有しており、だれもその判断には逆らえない。ほかにも「嘘つきのパラドックス」の議論が出てきたり、伊坂作品の中でも本書は最も哲学的な色彩が濃いのではないだろうか。 伊坂の作品を読んでいて感心するのはその読みやすさである。難しい文章を書くことは容易であり、読みやすい文章を書くことは困難である。読者が何の苦労もなくすんなり読めてしまう平易な文章は、作者が何度も何度も書き直した苦労の賜物にほかなるまい。理屈抜きに才能を感じさせる数少ない作家の一人だと思う。 |
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理解を超えた何かがあるのだろう Date:2009-11-24 おすすめ度 ![]() 私にはどうしてもこの作者の作品は理解できないようだ。 やはり頭が固くなっているのだろう。 これだけたくさんの読者から支持されているのだから、素晴らしい何かがあるに違いない。 中年以降の方で読んで私と同じ感想を抱いたのなら、脳のストレッチが必要かもしれない。 |
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これがデビュー作とは・・・。 Date:2009-11-15 おすすめ度 ![]() いやぁ、凄まじい小説だった。 読み終わった直後、思わず漏らしてしまった一言。 月並みな表現で とても恥ずかしいのだが、 この作品には、どのような 褒め言葉もあてはまらない気がするからだ。 これが デビュー作だなんて信じられません。 |


