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価格:¥ 1,680 (税込)
出版:新潮社
カテゴリ:単行本
ページ:386頁
JAN:9784103007531
Amazon.co.jp 売上ランキング:本で99050位
おすすめ度:
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レビュー
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独身女性として Date:2009-09-21 おすすめ度 ![]() 不快でした。 30代独身です。 勝手な被害妄想かもしれないですが、お前は今から結婚しても出産には遅いぞ、と言われた気がしました。 独身を気にしているつもりは無いけど、女性としていい気分はしませんでした。 |
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女として考えさせられる Date:2009-05-23 おすすめ度 ![]() お話しはあれこれ詰め込まれていて、 小説と捉えて読める作品ではありませんでした。 ただ、今まで出産の現状を知らなかった者としては 衝撃を受けましたし、とても大事な問題を認識する きっかけになりました。 出産のシーンは非常に細かく描かれていて びっくりしました。 |
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理屈ではない妊娠への欲求 Date:2009-05-13 おすすめ度 ![]() 30代後半を迎えた女たちの妊娠を、不妊治療だけでなく産婦人科医も登場させ、記者を中心に据えることで多種多様な女たちの妊娠が物語の中で流れてゆく。 女として子供を授かるということを当たり前のように思っていたことが、奇跡を願うような大事になってしまう時、女は自己否定をせずにいられるだろうか。 医療問題を定義する内容としては弱い本だけれど、妊娠出産問題を抱える女性心理を描いている本としては、切実な状況はひしひしと伝わる。 「子宮は子供の宮殿」という本文は、正しくこの本を表現している言葉に思った。 理屈ではない、感情的と言われようとも、子どもを望む女の世界を描いた1冊。 |
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あれこれ詰め込みすぎで消化不良気味ではありますが・・・ Date:2009-04-20 おすすめ度 ![]() 由佳子が、ネット新聞に掲載した女性たちの体験記と、由佳子が刑事事件の背景や裁判経過を調べていく部分、由佳子自身の生活が交差しながら描かれていく。 女性たちの体験は、各々が物語仕立てに仕上げられている。 この構成は、なかなか面白い。 特に、『誕生石』『タイムリミット』は良い出来のように感じる。 『お産難民』は、著者がBLOGで綴られていますが、著者の体験に基づくものだそうです。 著者は、自身の体験から刑事事件のことを知り、お産の現状を描きたいと思われたようです。 産婦人科医逮捕事件については、かなり難しい問題を含んでいると思います。 この小説を描くきっかけとなったと思いますが、あれこれと欲張り過ぎたために内容が散漫になったように感じます。 『おへその奥の、下辺り』では、ネットでの誹謗中傷の恐ろしさも伝わり、『停泊地』『漂白地』では夫と妻の視点のずれが巧く描かれています。 橋本さんの思いが、本の端々から伝わってきます。 しかし、最後に友人のために産む場所を探す話があるのですが、これは蛇足。 いくら産む場所を見つけるのが大変だといっても、産気づく当日まで、産院を決めない母親を私は決して肯定できない。 産科たらいまわしによる死亡事故は、確かに産院の不足という問題もあると思いますが、この小説の中の美咲の選択は自身の逃げに過ぎず、子供の命を大切に思っているとは思えない。 あれこれと詰め込み過ぎたことによる消化不良がありますが、著者の熱意が十分に伝わる良い作品でした。 |
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心が折れる内容でした Date:2009-04-12 おすすめ度 ![]() 妊娠出産の話題に、福島県立大野病院事件(産婦人科医が逮捕、無罪判決確定)をからめて描いた小説です。当方産婦人科医ですので、興味を持って手にしたのですが、「100人くらいの医療者に取材した」という割には浅い理解で、非常に落胆しました。例えば、大野事件をきっかけに全国で産科閉鎖が相次いだのはその通りですが、筆者は「逮捕されてまで産科をしたくないということだろう」と解釈をしています。そうではありません、産科医療に対する誇りを踏みにじられたからです。高齢妊娠に関する知識、正常分娩に医療介入が必要な割合のデータの使い方も疑問で、助産院の描写に関してはいかにも大衆好みで非現実的です。聡明な読者がミスリードされないことを祈るのみです。こんな状況下でも分娩制限をせずに頑張っている現場の人間としては、心がボキッと折れる内容でした。 |



