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エリゼ宮の食卓―その饗宴と美食外交

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ユーズド:¥ 97より »
出版:新潮社
カテゴリ:単行本
ページ:254頁
JAN:9784104133017
Amazon.co.jp 売上ランキング:本で367357位
おすすめ度:

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レビュー
美食と外交 Date:2007-04-16
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 1996年に出た単行本の文庫化。
 著者は毎日新聞のパリ派遣員として7年間を過ごした人物。
 本書は大統領官邸であるエリゼ宮の晩餐会について論じたもの。フランスの外交政策とメニューを結び付けて分析しているのが面白い。主人役を務めるフランス大統領や主賓(日本の歴代首相、アメリカ大統領など)ごとにメニューが検討され、その裏には…と政治の話が展開されていくのだ。当時の国際状況、フランスとの関係にも言及され、説得力もある。
 厨房、ワイン係、食器についても綿密な取材がされており、非常に興味深い。
外交の極致は食卓にあり Date:2006-08-13
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古くから様々な国と隣接し、時には戦い、時には支配されるといった歴史を持つヨーロッパにあって、外交はまさに命懸けであろう。その外交のクライマックスとして、フランスの威信をかけ、フランス料理とワインが登場する。本書では、その料理やワインの”差”で、フランスの政治的立場や意見を示す様子が、実際のレシピを通して語られる。また、政治的には冷徹なまでにワインに差をつけるエリゼ宮(料理もワインも最終的には大統領が決定するらしい)であるが、首脳同士の個人的な付き合いは、別の話の様である。この本には、いくつかの事例が登場するが、暖かな心のこもった交流、クールな交流、嫌味や挑発など、実に人間的な側面が、外交にはあるようだ。政治の極致が食卓であるなら、外交の極致は食卓での人間同士の交流ではなかろうか。
また、この本には、大統領以下、おもてなしの様々なプロが登場する。彼らが一つの饗宴に向かって腕をふるい、一点に収斂する様子は圧感である。
斬り捨て御免! Date:2004-10-24
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難しい題名がついていますが、内容は国賓を迎えるにあたってフランスがどういう食事でもてなし、その料理・ワインにはどういう意味があるのかという本です。
ある程度グルメな人でないと、読んでいてわかりづらいところがありますが(料理名、ワインの銘柄、その組み合わせなど)、社会人としては知っておいて損はないので、これを気に勉強しては?
著者が当然日本人なので、日本の首相・皇室がどのようなもてなしを受けたかについて詳細に説明があり面白さを引き立ててくれます。
個人的には、政治というよりも食に興味のある人のほうが楽しめるのでは♪
フランスの外交・食文化が絡み合う Date:2004-02-12
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 図書館で文庫本を借りて読みましたが、手元に置きたくて、中古でハードカバーを購入しました。主にミッテランからシラク大統領までの、他国VIPとの食事メニューからその外交的思惑を推し量るという内容ですが、後年読み直してもフランスの食文化の深さとそれに対するエスプリ、外交における富んだ機知を感じるのに十分な本となっています。 各メニューの解説には食事のみならず、ワインの年代・産地等が詳しく記されており、グルメやワイン好きの欲求も大いに満たしてくれるでしょう。しかしその奥に、自国の食材に政治的意味まで表現出来てしまうフランスの豊かさを感じずにはいられません。周りを他国で囲まれ、常に外国との接触・緊張があったフランスの外交手腕は、島国で鎖国さえ可能だった日本とはベースが違うといえるでしょう。 巻頭には実際に出されたメニューのカードのカラー写真が掲載されていますが、フランス絵画が用いられ、ここにも招待者に対するイメージ・表現を想像してしまうくらいです。 新聞記者の著作は質の高い簡潔な文章で書かれていることが多く、本書もサントリー文芸賞を受賞しているだけあって、実に高潔な文体・構成となっています。ぐいぐい引き込まれ、一気に読み進んでしまう、そんな本です。
食文化の頂点を自認するフランス外交の一面 Date:2002-10-08
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国家が威信ã‚'かã'て接客するå...¬å¼ãƒ»éžå...¬å¼ã®é£Ÿäº‹ä¼šã€‚色ã€...ランクもあろうが、ä¸-界中ほとã‚"どの国がフランスæ-™ç†ã‚'基本とするメニューã‚'供ã-ている。あるいは自国のæ-™ç†ã-か供ã-ないのは、中国とフランスだã'かもã-れない。

ã"うã-た事からも自国の食æ-‡åŒ-に絶対の自信ã‚'持つフランスが、各国から訪れるè³"客ã‚'いかにもてなã-てきたか、実際に出されたæ-™ç†ã¨ãƒ¯ã‚¤ãƒ³ã‹ã‚‰èª­ã¿å-っていくというユニークな試みが本書である。

格式にうるさいå¤-交儀礼の中で決められるはずのメニューだが、ä»"ç'°ã«è¦‹ã¦ã„くとé¦-脳との親ç-Žã«ã‚ˆã£ã¦é•いがあるのがわかる。また、その差異が国際状況やå¤-交姿勢にもつながっていくのだろう。
ãƒ-ロトコールの解説に終わりがちなã"うã-たテーマの中で、ほかに類書もみつからず、è'-è€...のè¦-!ç‚!¹ãŒæ'»ããŸä¸€å†Šã€‚

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