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百年の孤独

原著 Gabriel Garc´ia M´arques , 翻訳 鼓 直
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ユーズド:¥ 1,493より »
出版:新潮社
カテゴリ:単行本
ページ:445頁
JAN:9784105090081
Amazon.co.jp 売上ランキング:本で73202位
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 ガルシア=マルケス『百年の孤独』 [ Proust+ プルースト・プラス ] at 2008-02-08 23:21:51
『百年の孤独』 要約などは徒労としか思えない無数の挿話がからんでいるが、この小説は詰るところ、村から市へとふくらんで、やがて蜃気楼のごとく消えるマコンドを主たる舞台に、苦難の旅の果てにその建設にあたったホセ・アルカディオ・ブエンディーアとウルスラ・イグアラン夫妻に始まる一族の歴史を、いずれもガルガンチュワ的な奇矯な子女をめぐって起きる奇態な事件のすべてとともに、リニアルな(直線的な)時間の流れを踏み外すことなく記述したものである。(1972年版の訳者あとがきより) 20世紀の聖書ともいうべき大作。挿話に豊富なのはもちろん、とにかく登場人物が多い。百人はくだらない。ただ、その中でも主要...
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レビュー
ぶたのしっぽ。 Date:2009-10-18
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一組の夫婦が新しい土地を見つけ、仲間達と町を建設し、次第にその町が繁栄していく。

彼らの子孫であるブエンディア一族の奇妙な系譜を、時代の波の中、彼らが没落していく様子、終生抱えることになった激情と愛欲、そして孤独を絡めて描く大河小説。

一族の最初の祖と交流を持ち、一族のそれぞれの代がその亡霊を見かけたジプシーのメルキアデスの書き残したものは何だったのか。

これが明らかになることで物語が昇華されていくと同時にブエンディア一族もまた消え入り、読者は一族とともに長い旅をし終えた充足感と共に疲労感を味わうことになるだろう。

同著者の「コレラの時代の愛」が最近映画化されたことであるし、ぜひ、ヒスパニック系俳優総出演で映像化してもらいたい。
異様 Date:2009-07-22
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村人の記憶力がしだいに弱まっていく場面。村人全員が痴呆症のような病気に犯される。村全体が異様な空間に包み込まれる。急に怖くなり、これ以上読みたくないと思い、この本を途中で放り投げた。またいつかチャレンジしたみたい。
原書で読める語学力がないのが悔しい Date:2009-06-12
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土着的リアリズムとシュールレアルズムの絶妙な融合。
寺山修司が映画化を熱望したのも頷ける。

『この一族の最初の者は樹につながれ、
         最後の者は蟻のむさぼるところとなる。』
ブエンディア一族百年の栄枯盛衰を通して、
人間の根源的な意味を問うた本書は、
マルケスの重厚かつ繊細な筆力によって、
膨張する宇宙の如く限りなき広がりを持つ、
神話となった。(85点)
要約不能な不思議な魅力 Date:2008-08-04
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 この本の冒頭には、親切なことに家系図が収められている。なければたぶん自分で作っただろう。新潮社は読者の楽しみを一つ奪っている。何度この図を見ただろうか。それほど、この物語は込み入っている。
 南米大陸のどこかにマコンドという町が作られた。中心となって建設したのはブエンディア家であり、物語は彼らの前後左右に展開していく。
 登場人物は限りなく多く、しかも名前が似ている。5世代半の物語がわずか400ページあまりに収まっているのは、池澤夏樹が『ブッキッシュな世界像』でいうように「マルケスがいわゆる心理描写をほとんどぜず、大量の具体的な事実だけを腕力にものを言わせて積み上げ」ているからである。その大量の具体的な事実とは、アウレリャノ大佐が魚の金細工に夢中になったとか、ホセ・アルカディオ・ブエンディアが栗の木につながれたとか、ほとんど因果関係のない挿話群である。マコンドという場所とブエンディア一族であるということだけが共通点である大量の脈略のないものなのである。
 だから要約しようとしても要約できない。マコンドの街の栄枯盛衰ということはできるが、そこで何があったのかを語るには、大量の事実すべてを語らなければならない。ただ、その面白さは徹夜で一気に200ページ読むというようなものではなく、20ページ読んでは咀嚼・反芻・ゲップして、4,5日後にまた15ページ読むというようなものである。
 要約不能で時間のかかる面白い読み物である。

物語に「引きずり込まれる」 Date:2007-12-15
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圧倒的な小説の力に他のことが手につかず一気に読みふける。感覚物語に「引きずり込まれる」を久々に持った。

初代アルカディオとメルキアデスの神話的なエピソード、軍人アルカディオのかっこよさ、圧巻のラストシーン、どれもこれもが手ごたえのある登場人物による重層的な物語。

装丁も素晴らしく本を所有する喜びを増してくれる。
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