聖書の暗号―コンピュータ・プログラムが解読する3000年前に封印された予言
原著 Michael Drosnin
, 翻訳 木原 武一
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ユーズド:¥ 1より »
出版:新潮社
カテゴリ:単行本
ページ:301頁
JAN:9784105359010
Amazon.co.jp 売上ランキング:本で410819位
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エディターレビュー
一世を風靡(ふうび)した『聖書の暗号』の文庫版。聖書を「予言書」としてとらえ、イスラエルのラビン首相の暗殺を予言したとする著者の問題作だ。要は旧約聖書の文字の中から、ある単語が出現する文字の間隔をはじき出し、その文字の間隔で聖書の文字を並べ替えると、関連する単語が周囲から見つかり予言をなすというものである。
このように、聖書の中に予言などのいわば「秘儀」が隠されているという発想は古くからあり、カバリストと呼ばれた神秘学者らが多くのアプローチを試みてきた。そしてドロズニンらが行ったアプローチはまさにコンピュータが存在すればこそなし得た技である。実際に過去に起こったことが見事に予言されていることや、聖書という書物の特殊性もあって、なかなかおもしろい。
最も注目されるのは、このアプローチの妥当性と、未来の予言という点だろう。実のところヘブライ語の特徴として数字と文字が一緒の記号であることや聖書では子音表記のみで母音表記がないことなどから比較的意味のある言葉を構成しやすいということがいえる。また未来の予言については本書でも「ハルマゲドン」というお決まりの文言が登場してくるが、これに関してドロズニンらが予言を発見したが成就はしなかった。そのとき彼は「延期」の文字を見つけたとしている。そして未来は変えられると解説している。
なお、本書に対する突っ込みは『トンデモ本1999』(と学会)に詳しい。(斎藤牧人)

