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バカの壁 (新潮新書)

価格:¥ 714 (税込)
出版:新潮社
カテゴリ:新書
ページ:204頁
JAN:9784106100031
Amazon.co.jp 売上ランキング:本で3867位
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 「バカの壁」養老孟司 新潮社 [ 叡智の禁書図書館<情報と書評> ] at 2007-12-06 20:49:22
すみません、私ってかなりバカかもしれません。 本書を読み終わっても、そもそも「バカの壁」が何かいまいち良く分かりません。 いろんな例は挙げられていて漠然とは分かるのですが、本書を通して著者が明確にこの言葉の定義をしている箇所が見つかりません。私的な理解では..
 バカの壁 養老 孟司 [ @Ridia ] at 2006-05-17 23:03:20
ベストセラーです。時流にながされやすいのでもちろん速攻ゲット。思った以上におもし...
 『バカの壁』(養老孟司著・新潮新書)を読了した [ 畝源 The ブログ ] at 2006-05-04 21:03:59
 あのベストセラーである。最近は、続編らしい『超バカの壁』もでたようである。この本は読んでいなかったが、実は養老さんの本は昔から結構読んでいた。  養老さんの前書きによると、この本は、彼の独白を文章化したものらしい。それだけに、今までの養老さんの本より確かに、わかりやすい。  流行語になったぐらい売れた本だから読まれた方も多かろう。  本の随所に、人の意表を衝くような・あるいは鋭い指摘が散見できます。少し抜書きしたり、感想など書く。   常識について。ピーター・バラカン氏「日本人は、“常識”を“雑学”のことだとおもっているじゃないんですかね」と言った言葉を、まさにその通りだと...
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エディターレビュー
   2003年を代表する大ベストセラーであり、タイトルがこの年の流行語にもなった本書は、著者の独白を文章にまとめるという実験的な試みであった。「人間というものは、結局自分の脳に入ることしか理解できない」、これが著者の言うところの「バカの壁」であり、この概念を軸に戦争や犯罪、宗教、科学、教育、経済など世界を見渡し、縦横無尽に斬ったのが本書である。

   著者は1937年神奈川県鎌倉市生まれ。東京大学医学部卒業後、解剖学者として活躍し、95年に東京大学医学部教授を退官後は、北里大学教授、東京大学名誉教授に就任した。また数多くの話題の書を著し、『養老孟司の“逆さメガネ”』『まともな人』『いちばん大事なこと―養老教授の環境論』『唯脳論』などがある。

   本書の魅力は、容赦なく社会を批判する痛快きわまりない養老節にある。「現代人がいかに考えないままに、己の周囲に壁を作っているか」、つまりあの人たちとは話が合わないという「一元論」が「バカの壁」の元凶であり、アメリカ対イスラムの構造や日本の経済の停滞などもすべてこの理論で説明されるという。一方で、イチローや松井秀喜、中田英寿の際立つ能力を、脳の構造で解明してみせたり、「学問とは生きているもの、万物流転するものをいかに情報に換えるかという作業である」という骨太の教育論をも展開している。解剖学者の真骨頂を堪能できる価値ある1冊である。(田島 薫)

レビュー
お勧めできない一冊 Date:2010-01-24
おすすめ度
画期的なことを言ってそうなんだけど、この本全体として何が言いたいのかいまいち伝わってこない。自分がバカなんだとは思うけど・・・。主張に統一性がない気がする。流行ったから読んではみたものの、ぜんぜんお奨めできない。
売れたこととここでの批判の嵐のコントラストが興味深い Date:2010-01-08
おすすめ度
新潮社新書が最初期にいきなり話題にのぼったのは本書によるとこ
ろが多いだろう。今更ながら『バカの壁』。

著者が東京大学医学部という日本の知の最高峰に属した人だけに、
この「バカの壁」がいったいどんなものなのか。もしかして偏差値の壁
のことか?などと早合点して構えてしまいそうだが、なんのことはない。
「バカの壁」とはだれにだって少なからずはある。東大生だってそれを
持つかもしれないそれは、僕らがものごとを真の意味で「理解する」の
をどうしても阻む、厚い厚い固定観念の壁のことなのだ。

本書は一部脳細胞の刺激についての小難しい話はあるものの、広く読
まれることを想定したエッセイといえる。語りおろしのためか、読みやす
くなっている。

著者の主張は終章「一元論をこえて」に集約されるだろう。自分の「知っ
ていること」には、常にもうひとつの「別解」があるということ、常にそれに
はオルタナティブが裏書されている、ということを肝に銘じなければなら
ない。

確かにこういう人っていると思う。自分の「あたりまえ」に異を唱えられた
時に、顔を真っ赤にして怒り散らす人。例えばこのアマゾンでも、「左」系
の本のレビューに猛烈な批判を加えている人、それも一人でなかったりする。
ああいう人たちは「ちゃんと話を聞いてくれ」と頼んでも思想的に凝り固まっ
てるからもう無理なのだろう。もちろん「右」に対する「左」も同じだ。あの
様子はもしかすると、自分の部屋に外なんてないと思っていた人が、「バカ
の壁」の外からの思わぬ反応への過剰防衛なのかもしれないし、もしか
するとその「バカの壁」に指をかけ何とかそこを登ろうとしているあがきの
赤面なのかもしれない。

それにしても、こういうことを説く本がベストセラーになるというのは、なん
だ日本も捨てたもんじゃないじゃんと思うのだけれど、未だに社会にはバ
カの壁が乱立する。読んで内容を理解するのと、それを行動に反映させ
るのはまた別問題。
そう、ここにもまたバカの壁が一枚orz
バカの壁との向き合い方、あるいはバカとの向き合い方 Date:2009-10-01
おすすめ度
自分自身の内のバカの壁の存在に気づいた、そう感じる人は多いかもしれない。
しかし、バカの壁に体ごとぶつかってその向こうを見てやろうという「元気」は、2009年現在特に変わらずこの国には感じられない。
今の世の中はバカばっかりだというのならば、しかしいつの時代もそうかもしれない。

一番怖いのは何か?「自分のバカの壁探し」、「俺はバカが嫌いだ」、「バカ狩り」、あるいは「バカは空気読めない」。誰からとも無くそんな言葉が広まる。バカたちは急に元気を取り戻しその言葉を復唱しだす。
「バカの壁 みんなで越えれば 怖くない」
そういわんばかりに、バカの壁の向こう側に入れてもらうにはどうするのだと、皆落ち着かなくなる。
誰かがトンネルを掘り始める。
壁の向こう側に行くためには能率的な方法に見える。
しかし、バカの壁は厚く、深い。
有り余った元気と不安、何より自分だけはバカじゃないはずだという無意識の恥が原動力になる。
トンネルを深く、広く拡張していく計画は動き出したら止まらない。
国家事業のトンネル工事の飛躍的な進展が見出しに踊る。
「バカの壁の向こう側は近い」
益々多くの人がトンネルの計画に関りその中に取り込まれていく。
しかし、トンネルはいつまでたってもバカの壁の向こう側にはたどり着かない。
トンネルの向こう側をうたった美しいスローガンとは裏腹に生活は疲弊していく。
穴の中の生活で人は何をしているのか?
バカの壁が絶望的に厚く、深い。自分たちの世界は異常なまでに狭い。まずどこかでその事実に気くのだ。しかしその事実は地上に伝わる前にどこかで曖昧に消えてしまう。絶望のような気持ちを抱えて生きることになる。
自らの首を絞めるただの巨大な穴を掘る計画を、止める人が誰もいない。
社会は元気のないパニックへ。
「バカの壁なんていったやつは誰だ」と。
「バカの壁」なんていうやつは「空気の読めないやつ」だと排除され、一方バカの壁自体はどこまでも強力に人の考えと行動を規制していく。
息苦しい社会。

読みながらふわふわとそんな想像をしていた。
例えばトンネルをゆとり教育と読みかえてもよし。バカの壁を「空気読めない」と読みえ換えてみてもよし。
バカの壁と向き合うことは自己責任でするべきだろう。
最後の言葉は僕の心の宝になりました。 Date:2009-07-05
おすすめ度
「バカの壁」の著者はかわいそうな学者で、自分の専門分野以外はほとんど思い込みのような理論です。間違っているような理論さえあります。

どんな本でも最後まで読むのが、モットーなので、しっかり最後まで読ませて頂いて、深く感動しました。学者だから、専門分野以外が不得手なのは当たり前だと思います。また、学者だから一般常識とは違った常識の持ち主であると言うことも否めないと思います。

でも学問の最高学府の学者の最後の言葉は、感動します。ゆっくり読むと著者の優しい心、純粋な心に心打たれました。

最後の最後近くまで、バカにしながら読みましたが、最後の章の最後の著者の言葉は一生の宝になりました。
難しそうに書いたものをありがたがるのはもう止そう Date:2009-04-22
おすすめ度
書いてあることが非論理的、独りよがり。部分的には同意できるところが多々あるが、ありがたがって読むほどとは思えない。ベストセラーになったのは刺激的なタイトルゆえか、著者の経歴のゆえか、非常に疑問。難しそうに書いたものをありがたがるのはもう止そう。
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