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死の壁 (新潮新書)

価格:¥ 714 (税込)
出版:新潮社
カテゴリ:新書
ページ:190頁
JAN:9784106100611
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 『死の壁』(養老孟司著・新潮新書)を読了した [ 畝源 The ブログ ] at 2006-12-01 21:20:34
 先ほど、上記の本を読了した。あの超ベストセラーになった『バカの壁』の続編のような本だ。この新潮新書からは、もう一冊『超バカの壁』も出ている。  養老さんは、現代の人々は、都市化の進展に伴い、死、病人、身体障害者、排便などを人々の目から遠ざけるようになったという。この本では、その中でも特にタイトルの中にある‘死'の問題について述べています。   全ての人間の致死率は100%でありながら、死というものを人々は、必ず通る、避けて通ることが出来ない問題でありながら、目をそむける。そしてできるだけ考えないようにしているという。 (ただし養老さんの言う‘都市化'の都市とは、‘自然'の対義...
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レビュー
新しい生き方のヒント Date:2009-11-29
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養老氏の語り口はとても軽妙で無駄がなく、説得力がすごい。
「変わるのは人間、変わらないのが情報」
情報に縛られて追いかけまわされている自分が、なんだか馬鹿らしく思えてきました。
変わり続けることが本質であり、死は(ただの)その延長。
変わらないことにこだわると、無駄な欲や邪念につながると教えてくれました。
読みやすくためになる本ですが、「それじゃ自分はどうすれば…」
それは、自分で考えてください と著者は仙人のような目で微笑んでいる。
「死んだら仏」は日本人特有の感覚なのですね Date:2009-08-16
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「バカの壁」の続編。前作と同じく、新潮新書の編集者がインタビューを文章にしたものです。
前回は、人のコミュニケーションについての鋭い切り口が印象的でしたが、今度の話題は、誰にでも(時間の長い短いはあれど)確実に訪れる「死」の扱いについて。

第六章「脳死と村八分」で扱われた死生観の民族性が特に印象深い一冊でした。
常に意識しているわけではありませんが、僕も他人の死について「死んだら仏」と言う死生観を持っている事に気づきました。そして、それを当たり前に思っている自分が、実はとても日本人的なものの考え方をしているのだと気づかされました。
この章ではイラン人の火葬と中国人の死生観を比較しているのですが「所変われば品変わる」の例えのように、僕が当たり前に思っていた死生観も、実は特徴的であることを指摘しています。
僕は意識せずに独自の価値観を持っている集団の一員であり、僕が当然の常識としている感覚が、実は他民族と比較すれば、個性的な面もあり、死を考えるときには、自分自身の問題として考えるべきだと、自分の思考を働かせるように促されているように感じました。

TVニュースなどを見ていると、僕たちは、自分の国の政治方針を近隣の国の意向に配慮して決めるべきだと言う意味の意見を耳しますが、(それは、それで大切だとは思うのですが)それよりも、他国とは違う価値観を持った我々が、先ず、自分達はどうしたいのか、その方針を先ず自ら考えるべきだ。と思いました。
この感想は本書の感想からは少々飛躍しているものですが、それでも、自分の事は、先ず自分の性質を知り、自分で考えてみようと思い直す切っ掛けになった一冊だと思います。
認めるしかないのか…。 Date:2009-03-24
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 私は死に対する恐怖を持っており、それを克服したくて読みました。
本に書かれていることは死をテーマに色々書かれていますが、自分が興味があるのは
その一点です。


 それに対する答えは悩んでもしょうがない。自分の死体を見ることはないのだから、
自分にとって死は無いとも言える。などでした。


 日本テーラワーダ仏教協会のアルボムッレ・スマナサーラ長老も似たようなことを言っていたので、
やはりそういう答えになるのかといった感じです。


 理屈の上ではそのとおりですが死んでしまったらもう二度と意識が戻らないのか
と思うと不安でしょうがありません。

 
 死んだあとの世界を知りたいという気持ちは消えません。かと言って嘘も聞きたくないですけど。書いてあることを認めるしかないのだろうか?というような気持ちです。
最終章に見る著者の自己分析も興味深い Date:2009-02-09
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 「バカの壁」と同じ作り方をされた本で、著者の考え方がさらによく分かる。
 今回は「身体を無視するようになった日本人」や「日本人は死人・死体を生者と切り離して、違う世界の住人と認識している」と言うテーマが繰り返される。そして、「日本で議論されていることの本質は違うのではないか」「本質を議論する前提を日本は捨ててしまって久しい」という形骸化した日本人、日本という組織の問題点が指摘がなされている。相変わらずズバリと断定する口調は小気味よい。
 最終章では著者自身の経験を語ることで、著者が精神的にどう形成されていったのかを自己分析している。そこでは人間・養老孟司がかいま見えて、著者に対する興味を満足させてくれて、一番面白かった。
現代の死 Date:2009-02-05
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死には3種類あるといい,その中の,3人称の死,つまりあかの他人のの死について,掘り下げていく。方法は,現代人の生活,例えば,水洗便所や,戒名,派出除の看板などから。それらを俯瞰して現代は都市化していて,死が日常から遠ざけられている,と結論付ける。本の特徴としては,読みやすいが,とにかく主張が多く,そのせいなのか,口述筆記のせいなのか,掘り下げた話しが,少なくやや主張の根拠がわかりにくい。
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