超バカの壁 (新潮新書 (149))
価格:¥ 714 (税込)
出版:新潮社
カテゴリ:新書
ページ:192頁
JAN:9784106101496
Amazon.co.jp 売上ランキング:本で13764位
おすすめ度:
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超バカの壁 養老 孟司 / / 新潮社 ISBN : 4106101491 スコア選択: ※※※※ この本は新潮新書の養老氏の第3弾である。他2冊は『バカの壁』、『死の壁』である。その2冊も、確かこのブログで紹介しているはずだ。 養老氏の本は、ベストセラー『バカの壁』を書く前から、色々と読んでいた。養老氏が出演していたNHKの人体や脳関係のテレビの影響もかなりある。これら新潮社の3冊が皆ベストセラーになったのは、それ以前の『唯脳論』、『脳の見方』、『ヒトの見方』などと比べると少し易しい(と私には感じられる)せいもあるのだろう。とは言えレベルを落としたというのでもない。...
超バカの壁 養老 孟司 / 新潮新書 もうこの先生の本は読むまい、というほどの満腹感の頃合に発売されたもの。ちょっと一息入れたいのと、どうせ間を置くなら、古本屋に出回ったのを安く買おう、との目論みもあり、今年1月の発売からずいぶん時間をあけました。この間、BOOK OFFを始め、こまめに古書店の新書棚を確認してきましたが、意外なことにまったく出回っていません。「バカの壁」などあちこちにみつかるのに。 そうこうしているうちに、読みたい新書も一通り読みつくしてしまいました。となれば、いよいよこの本に手を出すしかない。きっと、買った途端に古本屋に流通するのだろうなぁ、と、みつけたときの...
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レビュー
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タイトルはないものと考えたほうがいい。要は養老氏の随筆です Date:2009-12-23 おすすめ度 ![]() 前作の出来が酷かったということもできるが、今回は養老氏の良さが十分に出ていて、なかなかに味わいの深い複雑微妙な思考の世界である。下手にテーマを決めず言いたいことを歯に衣着せず言ったのが良かったのだろう。本書に書かれてあることが理解できないからといって否定するのが本当のバカである。何年か経ったら再読すれば何かしらの発見があるはずだ。 |
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いつもながらの養老節、そのダイジェスト版。 Date:2009-09-11 おすすめ度 ![]() 壁シリーズの3作目。同じ事を言っているのに伝わらないからダイジェストにしてまとめた、 とあとがきに書いてあるとおりの内容。『バカの壁』『死の壁』『無思想の思想』を要約して 摘み取って丁寧に並べたような構成である。 要はこうゆうこと!を一望できるので、今での言説の復習やそれらの関連付けとして整理できた。 けっしてコンテンツとしてバカの壁が進化したわけではない。むしろ簡略化されている。 今から養老さんを読もうと思う人や今まで養老さんを呼んできた人にお勧めできる著作だと思う。 |
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あなたと私は何故分かり合えないのか。本当に分かり合えないままなのか。いやちょっと待て Date:2009-07-11 おすすめ度 ![]() 本書では、イタズラ小僧と父親、イスラム原理主義者と米国、若者と老人は、なぜ互いに話が通じないのか。などを例にとり、端的に言うとそこに「バカの壁」があるのだという。おそらく、売り手と買い手、上司と部下にもそういう関係はあるだろう。「バカの壁」なんて聞いたことのない言い方だったが、これは、相互に一方的な主義主張に偏り、自分中心の一元論に陥り、そこから脱出しようとしない、もしくはそこに陥っている自分自身にさえ気が付いていない状況のことを言うのだろう。そこから脱却できると、本来は我々の思考に結果的に広がりが出て、深みも増すと思う。 本書を読み進めていくうちに気がついたのだが、今の日本が閉塞状況に陥っていることの最大要因の一つがこの一元論のような気がした。そう感じたのは私だけであろうか。現代の社会は会社経営者、会社員から学生に至るまで、時代の違いはあるが、ほぼ同じ内容の教育を受けてきている。勉強の中心が大学受験にフォーカスされ、必ず正解が存在するように仕組まれた、八百長プロレス並の教育。本来ビジネス社会においては、よほど予定調和を重要視しない限り、答えのない局面のほうが多い。それなのに、誰しもが、「答えは必ずある」との一元論的な解釈に固執し、結局答えやそれらしきものを自分で見つけられず、周囲からも見つけてもらえず、気がつかない中、思考、行動力も地盤沈下し、やがて全体が閉塞という状況がよくこれを表している。結局吹き溜りを吹き溜りとも認識できず、感情やストレスを発散できないから当然そこから脱却できない。そんな環境からはイノベーションは絶対生まれない。だから、結果的に企業業績は低迷し、内部の会社員も知的に怠惰な状況が生まれるのだろう。 本来ならここで、一元論から脱却し、「もしかしてほかに発想はないのか」などの問いかけが出来れば、バカの壁は一瞬にして崩壊するのではないか。 |
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日本最高峰の理系の頭脳 Date:2008-11-03 おすすめ度 ![]() 『〜の壁』シリーズに一貫して言えるのは、 ●非常に受け売りしやすい内容であること。 ●養老孟司の会話を録音したものを、そのまま文章化したものであること。 ●彼は東大の名誉教授であるが、その地位に乗っかってしまっていること(昨今の大学でよくあるケースである)。 ●それ故に、所謂「ひとごと」になってしまっていること(もっとも、評論家は大抵そうだが)。 以上であろうか。 |
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女は実体、男は現象? Date:2008-08-13 おすすめ度 ![]() 「バカの壁」「死の壁」に続く養老孟司氏による「壁」シリーズ第三弾。基本的な考え方は「バカの壁」ですでに語られているため、特に目新しい内容はなく、小話の集合体といった風情。著者には一貫した思想はあるものの、本書は個別の話題ごとに完結しているため、若干流れは掴みにくいかもしれない。 その中で幾つかの名言?を紹介する。 「女は実体だが、男は現象である。」(免疫学者:多田富雄氏の言葉を引用) これは、女性の方が無意識に基づいて行動するということ。言い換えると、身体に基づいているとも言える。それに対して男性は意識中心で、頭でっかちになりがち。抽象的なものに囚われやすいと分析している。当然、一概には言えないだろうが、納得できる部分もある。 また、平和ゆえに「夢」や「生きがい」など自分のやりたいことを求めようとする傾向が強まっている社会に対して、人生の価値は「世の中の穴を埋めること」であると受け身的にも取れる言い方をしているのも印象的。はじめから自分のやりたいことだけを求めるのではなく、とりあえず必要とされることをやりながら自分の道を探せばいいと言いたいのだろう。「自分がやりたいこと」と「求められていること」、どちらを重視するのかは確かに難しい。 さらに、「カオス理論」や「フラクタル理論」を引用しながら、「ああすればこうなる」という一元論的な考え方に固執する危険性を指摘。世の中はそれほど単純ではなく、「結果は物差し次第」であることを前提にすべきと主張。ある出来事に直面しても、自分の心持次第でその捉え方は全く異なることを考えると、まさにその通りかもしれない。 |


