ニッポンの評判―世界17カ国最新レポート (新潮新書)
編集 今井 佐緒里
価格:¥ 735 (税込)
出版:新潮社
カテゴリ:新書
ページ:222頁
JAN:9784106102769
Amazon.co.jp 売上ランキング:本で17181位
おすすめ度:
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レビュー
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読んでいて元気が出てくる日本レポート Date:2009-12-23 おすすめ度 ![]() 日本人は他人からどう思われているのかを気にする民族だと言われている。このような本が出版され、ついつい買ってしまう自分を考えると苦笑してしまう。 収録されているのは、日本のメディアがことさらに伝えている嫌日・反日とはまったく違った内容で、実際に海外に住んでその国の人達と触れあっている日本人による現地レポートだ。 まず、ほとんどが日本に対して好意的ということに驚いた。アニメやスシなど日本ブームともいう現象があることは知っていたが、普通の人達が好意を持っていてくれることに安心した。 最も印象的だったのは、イラク戦争の時に取り残された日本人を救援に向かったのはトルコ航空機だったのだが、それに関しトルコ政府は「オスマントルコの軍艦エルトゥールル号が和歌山県沖で遭難したときに救護を受けた礼をしたに過ぎない」と言ったということだ。 フランス人が「あふれんばかりに日本人に好意的」というのはちょっと意外だった。ニース大学には忍術部まであるという。西洋文明とは全く異なる文明を持つ反面、民主主義国家で先進国であることが理由だと著者は言っている。オーストラリアの知日派ツナミ世代、ブラジルのマツリダンス、日本人は自分たちにそっくりというオランダ人、など読んでいて元気が出てくる本だった。 |
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現代の日本観がわかる Date:2009-08-07 おすすめ度 ![]() (内容) 18人の海外長期滞在者が、それぞれの国で考えた日本人像を示している。オーストラリア、米国(ロス)、伊、独、英、仏、トルコ、トンガ、マレーシア、シンガポール、オランダ、ドバイ、ニュージーランド、イラン、オーストリア。知日度合い、取り上げた側面などそれぞれに異なる。先進国、途上国の視点もあれば、文化の違いや、働き方の違いからの視点もある。広い視点の人もあれば、自分の経験したことを述べた人もある。同じ国のことでも(伊)二人の人の見ているところは異なる。しかし、彼らの経験した事実は全て正しく、どれも私たちの参考になるものである。内容は人気の日本ポルノのことや、ブランド買い、皇室や寿司など日本食、日本人建設家、サラリーマンの過労死、電気製品のことなど、取り上げられているテーマは日本の全てにかかわる。 (感想) 皆さんそれぞれに文章がうまく面白い。その背景には二つの事実がある。一つは彼らのいる国の国民の生き方、人生観である。そしてそこから見る日本像は、歴史の展開とともに変化している。特に最近のインターネットの発達が影響している。ここ20年ほどのマンガやアニメに関する見解がその端的な表れである。 もう一つは、それぞれの著者の生き方、人生観が反映されている。外国で生活するという生き方を選んだ彼らそのものが、日本を客観的に見る視点を獲得しているのである。 18という数の国民と人生観に写った日本人観、それがこの本である。それらは全て日本国内からだけでは得られなかったであろう視点を私たちに与えてくれる。 (読む効用) 1日本を見る視点が多く得られる 2世界の事情がわかる 3最近の日本、世界の若者の事情がわかる |
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現代日本が外人に実際どう思われているのか Date:2009-06-23 おすすめ度 ![]() 日本のアニメ、マンガが世界の若者を魅了していて、日本語を学び、日本を訪れたいと考える人が多くなっているというニュースはよく聞くし、そういった事象を紹介した本も出版されている。しかしその面ばかり強調されていて、普通の大人を含む一般国民としてどう日本をどう思っているのか、アニメ、マンガ以外で日本はどういうイメージを持たれているのか、そういった所を知る機会があまりなかったように思う。 この本の良い所は、在外期間の長い各国の邦人が、アニメ・マンガに魅了された若者に限らず、大人たちの反応や、歴史的な背景、外人の考え方などについて、とても細かく、的確にレポートしてくれている点にあると思う。 おかげで、19世紀のジャポニズムに続く、第2の日本ブームとも言われる、昨今の状況について、冷静な視点で見つめることができた。ドイツでもアニメやマンガは良く読まれているようだが、大多数の人にとってはまだまだ日本は遠い国なのだと初めて知った。また、元イギリス兵捕虜の、日本に対する恨みつらみの激しさ、しかし、それが誤解に基づいているという悲劇さ(腐ったスープ=味噌汁)。日本人と自分達は良く似ているという、オランダ人の一見、不可解な発言の理由も興味深い。 どの国のレポートも実に具体的なエピソードと、その人なりの深い掘り下げがあり、読み応えがある。文章は達者で、内容も面白い。実に読みやすいので、すぐに読み終わることができる。話題も、フランスのジャポニズムから、「ブッカケ」まで多岐にわたり、興味をそそられる。 現代日本が、海外で、どのように見られているか、手軽ではあるが、実にバランス良くまとめられた良書だと思う。 |
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飲み会のネタとして Date:2009-06-20 おすすめ度 ![]() 世界と銘打っておきながら、わずか17カ国のリポートというのは、ちょっと。 というのは、おいといて。 自分のことも気になるが、日本のことも気になるものだ。 というわけで、この17カ国(なぜかイタリアが2編というのは、コネで押し込まれたか? それもイタリアぽいけれど!)18人からのリポートなのだけれど。 いずれも、「ライター」の肩書きのある人がほとんどなのだけれど、比較文化を論じるわけでもなく、「私の住んでいるこの国では、日本人に対して、こんなイメージを持っています」というまったくの一般人(文筆業無関係、非ジャーナリスト)という感じの、実に親しみやすい、まるで外国に移り住んだ友達が、一時帰国して、飲み会のネタでしゃべってくれたような、気さくな話だ。 新潮新書で、世界17カ国最新レポートといううたい文句は、しゃれか? もちろん、これは悪い意味でも皮肉でもない、実に親しみやすい気さくな感想だ! さて、そんなお気楽レポートなので、厳しい意見は耳にしたくない。 「ねっ、こんなに日本人は尊敬され、慕われているんですよ」とえこひいきされていることを誇らしくリポートしてくれる。 もちろん、それは、報告者の周りの数人の感想だから、統計的に信頼できる情報ではないけれど。 肩肘張って、読むわけでもなし。だって、飲み会のネタなんだから! |
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作者の年齢が分からない(笑) Date:2009-06-02 おすすめ度 ![]() この本、ひとつだけ突っ込ませてください。 どうして著者の今井佐緒里さんだけ、生年が記されてないのっ?! 他のライターは全て何年生まれって書いてあるのに、取りまとめした今井さんだけ 「神奈川県生まれ」って……(゜Д゜) ハア?? 私が寄稿したライターだったら、しかも女性だったら、絶対キレる! 内容的には、浅く広くという感じでした。 アフリカからの記事が全く無かったのも気になりました。 |



