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日本(イルボン)のイメージ―韓国人の日本観 (中公新書)

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出版:中央公論社
カテゴリ:新書
ページ:240頁
JAN:9784121014399
Amazon.co.jp 売上ランキング:本で358908位
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 【読後感】 日本のイメージ [ 別冊 社内報 ] at 2007-06-07 23:36:04
日本(イルボン)のイメージ ― 韓国人の日本観 鄭 大均 / / 中公新書 朝日の記事を通じて見る韓国は、産経を通じて見るのと大きく異なります。 本書では朝日も産経も登場しません。引用が多く、出典が多様なのに。 それら文献を通じての否定的な眺めや肯定的な眺めを本書では両論併記のように紹介してくれます。 引用文献に韓国による過剰な、悪意のこもった日本攻撃が目立つのは、著者の意図するところではないでしょう。言論統制後も偏狭な言説しか取り上げなかった新聞・出版媒体や、親日・知日であるだけで罪になるような状況をよしとするのか、という問題提起と見て取れます。 キム・ギドク...
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レビュー
教育の影響力の大きさ Date:2009-01-23
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韓国の歴史教科書を読んだことがある。そのとき感じた違和感の正体は、すぐには分からなかった。しかし、読了して少しして、もう一度教科書を開き気づいた。
”民族”という言葉の多用だ。
日本の教科書で、日本人を論じるときに、日本の文化、日本人の文化、もしくは技術(まあこれは高度経済成長期以後の描き方では問題もあるかもだが)などは、基本的に”優秀性”などという言葉を用いて語られない。
中国から取り入れられた大陸風の文化や風習を、日本の気候風土に合うようにアレンジした、と受けとめられる記述が大半だ。
しかし韓国の教科書はそういった表現も出てきて驚いた。
反日教育なんかしていない、という韓国人の言葉に、まあ納得できるような教科書ではあったけれど、それよりこの自民族優越主義のような表現は国際社会で非難を浴びるんじゃないかなあ、と感じた。
実際近年は色々問題になっているらしいが。
本書を読んで、ふとそのことを思い出した。
本書によると、近代までは優越していた韓国(朝鮮)だが、その後西欧の犬になった日本に追い抜かれ、日本は朝鮮を植民地にした、まあ、簡単に言うとそんな感じの認識があるそうだ。
実際江戸時代に朝鮮は儒学の先進国であるし、あながちまちがいではない。
しかし儒学だけを取り出してどっちが先進国だ、後発国だ、などという論議はばかげているし、そもそもこの時代両国とも国民国家ではないので、そんなナショナリズムにかぶれた国家論をしても詮無いことだろう。
と同時に、近代以降の日本の朝鮮に対するまなざしを、近代以前の両国関係に当てはめるのも愚かな話である。
最近の歴史関係の論争を見ていると、どうもそういう点が気になる。
日本のナショナリストは、近代以降の朝鮮蔑視の視点を近代以前にも用いようとするし、韓国のナショナリストは、現代の視点で近代以前を見て、優越性を語ろうとする。

とまあちょっと本題から外れてしまったけれど・・・。


一番哀しいと思ったのは、日本は韓国を無視できるが、韓国は日本を無視できない、という筆者の指摘である。
なるほど確かに韓国のナショナリズムは反日という意味で日本と深く結びついているし、逆にだからこそ成立している部分もあるように感じた。
それに反して日本のナショナリズムは韓国抜きで成立してしまう。

この関係性はあくまで近代以降、せいぜい150年くらいのものなのに、私たちはこの呪縛から逃れられないでいる。

きっと近代以前の人々は笑うだろう。
この二ヶ国間の、自分たちの死後の不毛な関係性に。




しかしながら一番印象に残ったのは、反日的な言説でもなんでもなく、
世代間の対日、対米感情の隔たりの大きさでした。
本書にあげられている調査の結果によると、世代によって
反米感情を抱いたり、反日感情を抱いたりと様々です。
韓国の教科書や政治の問題について学んだ人ならご存知の
通り、そのときの経済の状態や、政治の状態(独裁政権など)
によって、日本やアメリカのイメージは教育の中でもころころと
変わっています。
それがそのまま反映されたかのような世論調査の結果に大変驚きました。
同時に、私たち日本人も、教育の中で無意識のうちに誰かを恨むよう
仕向けられていないか、不安にもなりました。
そういった教育の影響力の大きさ、という観点からも一読に値します。


恐るべき日本のイメージ Date:2008-07-25
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日本は隣の国から、良いイメージ・悪いイメージともにいかなる視点で眺められているのか?様々なイメージが収録されています。

悪いイメージのほうは、、、
拝読いたしまして、日本人の劣等性をあらためて認識しました。(嘘です。)
とくに、朝鮮総督府時代を経験していない若い人々ほど、日本のイメージが一方的に極端に悪いく、逆に経験者は、良いところ悪いところともに評価してくれているのが興味深いです。
(教育がもたらす効果の恐ろしさを実感すると同時に、今後、正当な評価をおこなう方々がいなくなった後のこの国と交流していくことの難しさをあらためて実感しました。

もちろん、非常に良く捉えてくれている方もいますが、そういった人々は韓国の社会の中では親日派(チニルパ ここでは売国奴・人間として最低!というくらいの意味)として抹殺されてしまうのでしょう。
(竹島問題についても、日本人の側にはいろいろな意見があるにも関わらず、韓国人サイドの意見は一色に塗りつぶされているのがいい例です。)

そういった現実がわかったので良い本ですが、
日本人がこれほど悪いイメージをもたれているのかと、暗くなってしまったので、星4っつ
愛憎入り乱れる日韓のまなざし Date:2007-07-17
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『韓国のイメージ』で日本から見た韓国へのイメージを考察した著者が今回は逆に韓国の視点から隣国日本へのイメージを考察するのが本書である。
在日韓国人である著者にとっては韓国では日本へのイメージと重ね合わされ、日本では韓国へのイメージと重ね合わされる。また、アメリカでの生活経験から第三者的に日韓を眺めることも出来る。日韓の相互イメージとは著者にとっては自己の存在というものを突き詰めていく作業でもあるのだ。そのあたりが、どうも他者について論じているという距離感を感じる他の論者と違いを感じる。当事者であり、第三者でもあるという立場が論議に現実味と同時に客観性をもたらしているように思える。

日韓の相互の眼差しは愛憎入り乱れるものである。その複雑な関係の契機はやはり日本による植民地支配である。それまで決して関係が深いと言えなかった隣国、それも自分立ち寄りしたと思われていた日本による植民地支配が、日韓の愛憎関係の始まりであったといえよう。解放後もそれぞれの時代の政治状況などに応じて愛・憎どちらが前面に出てくるかは異なるが、ナショナリズムとも関係した日本へのイメージはこれらも揺れ動き続けるだろう。

ただ、気になるのは左派・市民派とよばれる日本の一部の知識人たちの動向である。
反日的傾向を持つ彼らは韓国の反日勢力と持ちつ持たれつ、自分たちの勢力を拡大するためにお互いの言説を利用し合い、お互いの国民に離反傾向を植え付けていたという事実である。
もはや、日本においてはそういった勢力は凋落し、影響力はかなり少なくなりつつある。それでも、嘗てのように少数派であってもマスコミや言論界の中枢を押さえることにより、過大な影響力を発揮する可能性はまだ残されている。
非生産的相互認識を超えて Date:2003-08-03
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『éŸ"国のイメージ』に続くもので、副題の通り、éŸ"国人のæ-¥æœ¬è¦³ã‚'ä¸-è«-調査ã‚'はじめ、主に、éŸ"国人知識人の言説から読みå-ろうとã-たものである。

そã-てそã"には、æ-¥æœ¬èªžä¸-代というæ-¥æœ¬ã®æ¤æ°'地経é¨"が自らのä½"é¨"とã-て刻印され、そã"に愛憎がå...±ã«å...±å­˜ã™ã‚‹ã‚¢ãƒ³ãƒ"ãƒ'ァレントなもの、多様なものがあるとã-ている。そã-てその愛の部分はå...¬çš„な言説に押ã-込められつつも、個人的な回想の中に出現するとã-ている。

次の植æ°'地経é¨"のないハングルä¸-代では、完å...¨ã«å...¬çš„なæ-¥æœ¬æ‰¹åˆ¤ã®è¨€èª¬ãŒå®šå¼åŒ-ã-、個人的経é¨"ã‚'含まないものとã-て述べられている。

本書では、述べられてるように、ã"うã-た単ç'"なステレオタイãƒ-的認識ã‚'問題åŒ-ã-ており、現在の、æ­'史認識におã'るéŸ"国=é"徳的批判è€...、æ-¥æœ¬ï¼é"徳的è'-罪è€...というæ!§‹å›³ã«ãŠã'るã"うã-た言説の再ç"Ÿç"£ã€ãã-てその両国é-¢ä¿‚におã'る非ç"Ÿç"£æ€§ã€ã¨ã¨ã„うã"とが本書の基本的な主張であろう。ã"れはè'-è€...の一貫ã-た主張である。

さらに終章でも述べられているように、éŸ"国å'の固定åŒ-された認識ã‚'助長ã-ているのがなによりもæ-¥æœ¬ã®å·¦ç¿¼çš„知識人であり、その批判の切り口も極めて明確である。ã"れがいわゆる「éŸ"国ã‚'幸せにã-ないæ-¥æœ¬ã®çŸ¥è­˜äººã€ã¨ã„うã"とであろう。

本書は、éŸ"国å'の資æ-™ã‹ã‚‰æº¶ãèµ·ã"ã-た、言説分析においては実証的と言えるものであろう。

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