論語 (中公文庫)
価格:¥ 1,100 (税込)
出版:中央公論新社
カテゴリ:文庫
ページ:571頁
JAN:9784122000186
Amazon.co.jp 売上ランキング:本で47331位
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レビュー
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35歳にして読み終えることが出来ました。 Date:2007-07-28 おすすめ度 ![]() この本に出会ったのは大学生の頃。当時、哲学科の大学生だった私は、中国哲学の講義に出席するために、大学の哲学会に置いてあったこの本を失敬した記憶がある。 「論語」を味わうにはその頃の私は、非常に未熟で、申し訳なくも軽んじ途中で放擲してしまい、そのままにしてしまった。 爾来15年…、地元の書店では全く見かけなくなってしまった、貝塚版「論語」であるが、どうしてももう一度手に取ってみたくなり、アマゾンで購入することとなった。 岩波版(金谷訳)で初めて通読し得た私は、論語の円珠経とも呼ばれるその見事なバランス感覚に感動し、講談社学術文庫版(加地訳)も購入し再読した。 そして今回、学生の頃に手に取った分厚いこの本を、もう一度手に取り、その含蓄の深さに引き込まれてしまった。同時に、私の記憶にあった論語の授業における苦い思い出もよみがえった。貝塚先生の斬新な読み方を、大学の授業でよみあげ、「全く違うわ!」と担当教授からしかりとばされたことがあったことを。 今から思えば、「論語」に様々な解釈があることすら知らずにいた私は、それいらい「論語」になど見向きもしなかったが、この中年にいたり人生の壁に遭遇し、再び出会うことが出来た。不思議な縁である。なぜ「論語」の言葉は心に響くのか?単なるいい言葉ではなく、孔子の背負った理想と挫折の深みがあるからだろうか。座右の書として論語が手放せなくなってしまった。 |
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ベストセラー Date:2006-09-16 おすすめ度 ![]() 岩波文庫の「論語」と中公文庫の「論語」の二つを持っている。 岩波文庫のレビューでも書いたが 論語は 日本でも屈指のロングセラーである。何しろ1000年以上にも渡って読み継がれてきている。数ある中国の古典でも 最も知られている本だと思う。 論語を実際に読む機会を得ない人も多いと思う。中国の古典なぞ とっつきにくいと思う方も多いと思う。しかし これははっきり断言できるが 論語の面白さは その読みやすさにある。 文章は短いし 書いてある内容は そのまま現代に通じる。どの時代でも通用してきた内容だと思う。具体的だし 時に孔子のユーモアに感心させられる。 世界で見回しても これほど読まれている本は 他には聖書やコーランくらいしかないのではないか。しかも 宗教の本ではない。それが凄いと思う。 |
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詳しい注が興味深い Date:2006-02-13 おすすめ度 ![]() ふりがな付きの,書き下し文と,漢字だけの原文,日本語訳があって,そのあとに,キーワードについての解説,さらに数行から数十行の注釈がつく。 この注釈こそは,中公文庫版で『論語』を買うことのチャームポイントだ。 古注と朱子の新注を参照にした,バランスのとれた注釈は,論語を理解するのに必要な古代中国史に関する知識などを与えてくれて,短いものの,たいへん参考になる。 これさえあれば,吉川幸次郎さんの上下本を買ったりしないでもいいと思う。 岩波文庫版は,索引がついているのが,思いのほか便利であるが,原文,書き下し文,日本語訳の三つだけで,いっさい用語解説も注釈もないシンプルなもの。岩波文庫版と中公文庫版,二つ揃えていれば,意外に訳者によって異なる日本語訳を比較するのも興味深いし,有益だと思う。 |
