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魚味礼讃 (中公文庫BIBLIO)

価格:¥ 820 (税込)
出版:中央公論新社
カテゴリ:文庫
ページ:257頁
JAN:9784122041400
Amazon.co.jp 売上ランキング:本で159741位
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レビュー
サカナくんじゃなくても面白い、 Date:2006-05-16
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1987年から雑誌連載され人気だったエッセイが1990年に単行本化、1993年に文庫化され本書はその2002年改訂版、海産物の価格と漁獲高の変化は今後も必ず繰り返されるためいずれ再度改定されるでしょう、

食材としての魚類と味覚にたいする深い愛情と愛着に満ちた素晴らしい短文集、文筆初心者による技巧のない素直な文体がかえって食に関する深い教養を感じさせます、一芸を成した人が書く文章によく見られる自身の生業(なりわい)にたいする揺るぎない自信がもたらすまったく気負いのない文章はじつに読みやすく繰り返し読み返してしまう面白さがあります、

本書が以後の魚類に関する規準書といってもよく、今後もけっして品切れさせずに残すべき本として星五つの最高のものであると評価せざるをえません、

カラー写真付きのデラックス版があればなおさらロング・セラーとなるとおもいます、

本書で述べられた魚類「すべて」は一般の小売店ではデパートを含めてまず見られません、食するためには築地のようは大きな市場や漁港へ出向く、もしくは自ら釣る必要があり評者のような内陸に暮すものにとってはちょっとして旅情を感じさせる本でもあります、

最近の寿司の主流は「新鮮な刺身をできるかぎりの美味いご飯の上にのせたもの」です、寿司を腹いっぱい食したい客層に合わせて商売する限りこの傾向は今後もさらに加速するでしょう(大の大人がすしをいっぱい食べたいとおもうのはみっともないと私は思いますが)、筆者の寿司店へ行ってみればそんな主流とは異なるきちんと仕事をした寿司が普通の価格で食べられます、

えらそう Date:2006-02-15
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 1990年に出た単行本の文庫化。
 著者は浅草の寿司屋のご主人。
 長年に渡って寿司と魚を扱ってきた経験から、魚の美味い不味いを語ったのが本書。魚の香りに注目するなど、独特のセンスは面白い。常に最高級のものを求め続ける姿勢も立派で、言っていることには確かに説得力がある。
 しかし、あまりにも偉そうな態度に、読んでいて腹が立つ。魚は天然・釣ったもの・旬・産地が有名どころしか認めない。一流の料理人が最高の料理法で調理したものだけが美味いと述べる。それ以外の魚は食べられたものではないと、すべて否定するのである。しかし、そんなことを居丈高に言われても困ってしまう。最高の素材を最高の方法で料理すれば、美味しいのは当たり前だろう。威張って言うことではない。
 こういう料理人のいる寿司屋には行きたくない。
愉しみが増えます。 Date:2004-04-25
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通常のグルメ本ではありません。
自他ともに認める魚好きの私には、いままでここまで共感しながら、また次回是非実感したいと願いながら、ページが少なくなるのを惜しんで読める本はなかったので、この本には本当に嬉しくなりました。
魚のそれぞれのもつ個性的な香りに言及し、自由な発想で表現されています。

私は魚の旬に合わせて何度となく繰り返し読んでいます。
鮨屋詣での愉しみが増えますよ。

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