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30代未婚男 (生活人新書)

価格:¥ 777 (税込)
出版:日本放送出版協会
カテゴリ:新書
ページ:240頁
JAN:9784140881859
Amazon.co.jp 売上ランキング:本で317135位
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 【読後感】 30代未婚男 [ 別冊 社内報 ] at 2006-09-15 10:45:14
30代未婚男   大久保 幸夫 + 大宮 冬洋 + 畑谷 圭子 / NHK出版 生活人新書 最近出た本です。まだ書店によっては新書コーナーで平積みになっているほど力が入ってます。でもペラペラ覗いてみたところで、買うほどではない内容がわかります。でもまさに自分はタイトル通り。読んでおくべきでしょう。 というわけで、大通の中央図書館カウンターで予約をしてみたら、意外にあっさり入荷しました。 30代の結婚観については、AERAでも週刊ポストでも女性自身でも、扱ってます。どうして結婚しないの?という命題にはどれも明確な回答を導き出せず、それどころか「そういう見解もあったか...
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レビュー
う〜ん・・・ Date:2010-01-21
おすすめ度
私は30代前半に結婚した既婚男性で、かつてはあまり結婚に興味がない、結婚は男性にとってメリットがないと考えるタイプの人間だったので、興味を持って読んだ。
(ちなみに今でも結婚は男性にデメリットが大きいとは思っている。十分なメリットもあるが。)

本書の全体の感想としては、何がしたいのかさっぱりわからない本だった。
今回5冊ほど図書館で結婚や未婚、婚活といったテーマの本を借りて読んだが、そのなかでもっとも著者の意図がわからず、面白くなかったのが本書だった。
社会問題として30代男性の未婚を捉えている風でもなく、30代男性が実際どのように考えているかその内面に迫ることもなく、30代男性が結婚できる手引きとなるかというとそこまで実践的でもなく。
全てが浅く中途半端。
う〜ん・・・という感じだった。
少なくとも、本書を未婚男性が読んでも結婚しようとは思わないはず。

不満点を挙げると他の方が書かれていることとほぼ重なるので、余り書かれていないことを書くと、

・3章は30代男性へのインタビューだったが、ほとんどの人たちが偶然結婚できていないだけの人たちで、本書で取り上げる意味を見出せない人ばかりだった。収入など条件面も十分で結婚の意志もある、そして出会いにもそれほど消極的ではない、という人たち。なぜこの人たちを取り上げたのか、そこに著者のどのような意図があるのか全然わからない。なのにインタビューのっけて説明なしに終わりって・・・そこから著者がどのような結論を引き出したのか、軽くでいいから書いてほしい。

・インタビューされてた人たちがほぼ都内の人だけだった。おそらく諸々都合がいいから都内の人ばかりになったんだろうが、使っているデータは全国のものなのだから少しは地方の人にも話を聞くべきだし、なによりインタビューする側の都合が優先されている感じが透けて見えて本書への信頼度が下がった。

・内容的に仕方がないことかもしれないが、男性についてしか触れていないのでどうしても片手落ち感がある。未婚の問題を取り上げる際に、片方の性にしか触れないというのはやはり無理がある。

・本全体としてテキトー感・やっつけ仕事感が漂っている。特に後半。

未婚の色々なあり方 Date:2008-04-13
おすすめ度
 30代未婚男性が増えている現実とその原因について,数値データやインタビューなどで多角的に分析した本。とにかく面白かった,の一言。

 30代未婚男調査によれば,半数近くが親と同居しているが,同居している人で付き合っているのは27.7%に対し,同居していない人で付き合っている人がいるのは38.9%。
≪同居している人は,同居していない人に比べて,結婚に積極的ではない。同居には実は大きなワナが3つあり,1つは寂しさや不便を感じないこと,1つは生活する力が鍛えられないこと,そして,女性と2人きりのシチュエーションになりにくいことだ。≫(151頁)

 戦前は7割が見合結婚していたのに対し,2000年以降は7.4%と激減。これは常識的に理解できる数値なのだが,見合結婚に対して,恋愛結婚の絶対数は大きくは変わっていない。すなわち,1960年代前半に15歳以上の未婚女性1000人当たり35件が恋愛結婚していたのに対し,2000年以降も38件が恋愛結婚している。
≪つまり,お見合い結婚をしていた層,強いて言えば結婚に対してやや受け身であった層の分だけが,お見合いという強制結婚誘導機能が崩壊したことで,未婚・晩婚化したと解釈できるのである。≫(204頁)

 なお,結婚で仲人を立てた人の割合は,1994年の63.9%から年々減少し,2005年では1.3%となっているらしい。結納も,同期間に48.7%から27.8%に減少している。
 テレビドラマで「いまどき仲人立てるなんて恥ずかしいこと・・・」と言っていた娘役がいたが,そんな風に変わっていたとはうかつにも全く知らなかった。
データ、インタビューを通し、よくまとめられている Date:2008-04-08
おすすめ度
30歳〜39歳の独身男性を読者対象とし、晩婚化、格差化が進む
昨今の日本の状況を踏まえた上で、データや結婚仲介業者や、
スナックのママ、また実際の30代独身男性へのインタビュー等
を通し、焦点を絞ってよくまとめられた本だという印象を受けた。
特に、データは分かりやすく提示されており、説得力があった。

ただ、本を読んでいて、一貫して、「結婚をした方がいい」という
考えが筆者の根本にあることが伝わってきた。

また、弟6章は個人的には得るものは少なかったため、
レビューでは☆3つとした。
大した本じゃないけど Date:2007-11-10
おすすめ度
30代未婚が増えてるのは確かなようだ。本書の結論として、原因は1つではないが、それらの原因は他の社会問題(たとえばニート・フリーター)をも引き起こす可能性のある危険なものであるという。


本書の呈示する10の理由:
1.低所得と賃金格差
2.お見合いの消滅
3.低いコミュニケーション力
4.自己チュー的ライフデザイン(○○歳までに結婚する!とか)
5.親離れの遅れ
6.過重労働と男性ばかりの職場(一般職OLの減少)
7.ロールモデルの不在(結婚に関する格言はネガティヴなものばっかり!)
8.オタク化(女は結局自分にお金を使ってくれる男を求めている)
9.希望年齢のミスマッチ(40代オヤジが20代の娘を狙うな!)
10.決断力の欠如(「結婚とは、熱病とは逆に、発熱に始まり悪寒に終わる。」byリヒテンベルグ)
「男性の未婚、晩婚化」に独断で切り込んだ、冒険的な試み。 Date:2007-02-04
おすすめ度
女性の未婚、晩婚化に関しては、大きな話題となり、また関連本も出版され、「結婚や出産によって失うものがあまりにも大きいからだ」という、ある種のコンセンサスが出来ているが、同様に増加した、「男性の未婚、晩婚化」に関しては、殆ど正面に取り上げられておらず、その難問に向けて、三人三様の意見を出し合った本。

今までの「結婚論の本」は正直女性向きが多く、男性読者に取って読みにくい(コーナーの配置上も含め)買いにくい本が多かったが、こういう冒険的な題名の本もひとつぐらいあってもいいのでは??

まあ、とにかくデーターは豊富。第3章から、第7章までのインタビュー等を読んでいると、男性から見て、腹の立つ意見もあるが、部分部分に現代女性の痛烈な批判も。

ただ、最後まで「結婚前の話」で終始していて、友人が先輩から結婚生活を聞いて、結婚にブレーキがかかっている事実に対しては、なんら提案がない。結婚直前の両家の顔合わせから、共稼ぎ夫婦の転勤時の対応、若夫婦の親の介護から、家庭内離婚、果ては高い離婚率まで、結婚後に起こりうるであろう事態にもっと切り込んで、男女ともに読める続編が望まれるところである。
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