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トールキンのガウン―稀覯本ディーラーが明かす、稀な本、稀な人々

翻訳 高宮 利行
価格:¥ 2,100 (税込)
出版:早川書房
カテゴリ:単行本
ページ:281頁
JAN:9784152089106
Amazon.co.jp 売上ランキング:本で489998位
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レビュー
20世紀欧米古書事情 Date:2008-05-03
おすすめ度
作家の丸谷才一が毎日新聞の書評欄で本書を取り上げていた。英米文学に興味がある方、古書に興味のある方にはおすすめだと思う。

登場する作家とその作品は以下の通り。

ナボコフ『ロリータ』、トールキン『ホビットの冒険』、ゴールディング『蝿の王』、ワイルド『ドリアン・グレイの肖像』、ケルアック『路上』、ジョイス『ユリシーズ』、ロレンス『息子と恋人』、サリンジャー『ライ麦畑でつかまえて』、T.E.ロレンス『知恵の七柱』、シルヴィア・プラス『巨象』、ウォー『ブライズヘッドふたたび』、ヘミングウェイ『三つの短篇と十の詩』、ポター『ピーター・ラビットのおはなし』、グリーン『二年後』、オーウェル『動物農場』、ラシュディ『悪魔の詩』、T.S.エリオット『詩集』、ローリング『ハリー・ポッターと賢者の石』、フィリップ・ラーキン『高窓』、以上20作品である。

著者がこれらの署名入り初版本などを手に入れてさばいていく様子が述べられている。それと合わせて、各作家と作品が書かれた背景についても描かれており、英米の文学史の一端を垣間見れる。私はとりわけ前半をおもしろく読んだ。また、著者はグレアム・グリーンと実際に親交があり、またトールキンとはむかしオックスフォードで隣人だったようなので、そういう作家たちとのやりとりを読むだけでも、英米文学をかじった私などは興奮してしまう。
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