図書館ねこ デューイ ―町を幸せにしたトラねこの物語
翻訳 羽田詩津子
価格:¥ 1,600 (税込)
出版:早川書房
カテゴリ:単行本
ページ:328頁
JAN:9784152089656
Amazon.co.jp 売上ランキング:本で60175位
おすすめ度:
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レビュー
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いろいろと残念な本 Date:2010-01-10 おすすめ度 ![]() 新聞に書評が出ていて、無類の猫好きとしては読まずにいられない、と即購入。 80年代終わりから18年間、アメリカのある図書館で実際にあったお話。作者はこの図書館館長で、デューイの発見者でもある女性。 凍てつく1月のある朝、図書館の返却ボックスに、手のひらサイズの子猫が投げ込まれていたことから物語は始まる。 経済が停滞し活気のない町が、デューイの存在によって活性化し、全米中、ひいては世界中から注目されるに至る。 その過程の数々のエピソードは、掛け値なしに楽しめ、あたたかい気持ちにもさせてくれる。 本は途中から作者の半生記みたいな雰囲気にもなるが、これがまた実話なのかと思わせるほど波乱万丈。 既に映画化も決まっていて、主演はメリル・ストリープだとか。すっかり実話女優になってしまった感ありか。 個人的には、デューイ・リードモア・ブックスという、図書館猫としてこれ以上ないほどぴったりな名前を持ち、 また人を楽しませる才能を持ち合わせたゴージャスな長毛種の猫について、もっとフォーカスしても良かったんじゃないかと思う。 猫好きなのに星3つの理由のひとつはそれ。 もうひとつは、訳がいまひとつなこと。 原文ではそうであっても、日本語で読んだ時に作品として流れていないと翻訳とは言えないと思うので、ところどころにある不自然さが気になる。 原書の発売が9月で、10月には日本語版が出ているということは、突貫工事だったことも推測されるが、 素人の私でも「彼女は実際的だった」なんて訳はしないなぁ、と思ってしまったり。 さらにもうひとつ。ネタばらしになってしまうが、デューイの最期が、あまりにも早く著者の判断で決められてしまったのが非常に残念。 これは私が日本人で、そういったものを受け入れにくいからなのかもしれないが。 涙しながらも、釈然としない気持ちを抱えて、本を閉じたのだった。 *星の数修正 その後、NHKのテレビクルーのくだりについて、記述が正確でないうえに、出版に際して著者および日本の出版社からも 何の連絡も事実確認もなかったことを知り、星を一つ減らしました。いろいろと残念な本という評価に変わりました。 |
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一匹の猫が起こした事実 Date:2009-08-23 おすすめ度 ![]() 他の方のレビューを拝見していると『ただの猫好きにはおすすめしない』と書かれている方が何人かいて納得しました。 私は猫目当てでこの本を読んだからか、あまりこの本に入り込めませんでした。 もちろん、デューイはとてもかわいい。 私も飼っているので共感する部分が多いのですが、猫は人間の愛情をしっかりと理解できる動物だと思います。それこそ犬のように。 Deweyが自分の立場を理解し、図書館に訪れる人だけでなく、たくさんの人に癒しと元気をあたえたという事実は受け入れた市政だけでなく、毎日の世話をした図書館員たちにも感服するばかりです。 ただ、図書館の発展の推移や、ヴィッキーという人の生涯に私は興味が持てなかった。どうしても彼女を通してしかDeweyを見ることが出来ないので、私には親ばか感がぬぐえませんでした。 図書館、猫というキーワードのイメージが好きというだけでは確かにおすすめできませんが、Dewey Read more Booksくんはとてもハンサムで利口で愛すべき存在だということに変わりはありません。 |
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猫と人の素晴らしい関係 Date:2009-08-03 おすすめ度 ![]() 冬の朝、返却ボックスの中で震えているのを発見された子猫のデューイが その18歳の人生を全うするまでその存在が周囲の人をいかに幸せにして いたかというお話です。 筆者は本当に大変な環境で自分は想像つかないような人生をおくってきています。 デューイは彼女のそばにいて、彼女が元気なときは一緒に歩き、彼女が大変なときには 膝にのせるようにせがみ静かにしている。そんな猫です。 猫はきままで自由、犬のように人間を愛しそして依存するようなことはありません。 でも自分が大切だと思っている人の心の動きを驚くほど把握しケアしてくれることが あることを猫と一緒に暮らした人ならよくわかっていると思います。 けっしてハッピーなことばかりではない筆者の人生においては生きていくのがつらいと 感じることもあると思います。 そんなときのデューイはかけがえのない存在、信頼と愛情を持ち猫と人を超えた関係が 感じられます。 猫かわいがりしたり擬人化する本が多い中で、本書はとても人間の視点から猫をとらえている 良書です。 |
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読んでいるだけで幸せになります Date:2009-07-24 おすすめ度 ![]() こんな猫と図書館が近所にあれば、 幸せ度がたちまち倍増するだろうな。 |
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現代に生きる人たちにたりないものを教えてくれた Date:2009-03-21 おすすめ度 ![]() テレビの放映でデューイを知ってネコ好きなので読んでみたいと思い購入しました。 内容は特別すごい内容じゃありません。でもそういう「なんでもないこと」というのは大事な要素じゃないかな、と思います。必要ないものを全部排除していくことよりも、なんでもないことを大事に思えることって余裕がないとなかなかできないですよね。 ネコはアレルギーの人はまず図書館に居て欲しくないでしょうし、居たとしてもヒステリーな人が置いておけないようにしている場合が殆どじゃないですかね。 私の子供の頃は美容院でネコが受け付けをしているところもあったので(笑)、人々がみんな緊張することがなく笑顔が絶えない場所でした。 ヒステリーやキレる人たちは絶えず緊張していて余裕がないだろうし益々高齢化が進んでいくなかでペットセラピーは注目されていくだろうなと思います。 人間はやっぱり人間だけで生きていくと、ぎすぎすしやすいと思いました。大丈夫だよと、言葉ではなく、「いつも変わらないもの」を近くに感じたりすることで辛いことも乗り越えていけるんじゃないかなあと、この本を読んで強く感じました。 |




