沢木耕太郎ノンフィクション 4

価格:¥ 9,400 (税込)
出版:文藝春秋
カテゴリ:単行本
ページ:509頁
JAN:9784163648804
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   これまでの豊富な仕事を全9巻に凝縮した作品集成「沢木耕太郎ノンフィクション」の第4巻。与那国島を描いた「視えない共和国」、香港のスター・フェリーを楽しんだ休日をつづった「六十セントの豪華な航海」、熱帯雨林の地を駆け抜けた「ヴェトナム縦断」など、紀行にまつわる秀作を集めた沢木の真骨頂である。20代のころの旅を描いた代表作『深夜特急』とはひと味違う、ゆったりと豊穣な旅の魅力が全編に漂う。

   沢木耕太郎は1947年東京都生まれ。20代前半に、若い自衛官たちの実像を描いた処女作『防人たちのブルース』で鮮烈なデビューを飾る。79年に『テロルの決算』で大宅壮一ノンフィクション賞、82年に『一瞬の夏』で新田次郎文学賞、85年に『バーボン・ストリート』で講談社エッセイ賞を受賞。ノンフィクションの旗手として多くの傑作を生み出し、また絶えずテーマやスタイルの先駆的実験を試みていることでも知られる。

 「旅に出ると面白いことが向こうからやって来る」という沢木が、50代という年齢を迎えても旅を心底楽しみ、アクシデントすらおもしろがる姿勢が清々しい。本書ではとりわけ、アマゾンで乗ったセスナ機が墜落し、九死に一生を得た自身の体験をつづった「墜落記」は圧巻である。負傷してもなお、事実を冷静に時にシニカルに見つめる沢木の強靭でしなやかな精神。旅を愛する彼の珠玉の短編に身を浸すと、こちらまで心が浮き立ち、どこかへ出かけずにはいられなくなる。(田島 薫)

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