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秘密 (文春文庫)

価格:¥ 700 (税込)
出版:文藝春秋
カテゴリ:文庫
ページ:452頁
JAN:9784167110062
Amazon.co.jp 売上ランキング:本で1015位
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 東野圭吾 『秘密』 [ Que sera sera ] at 2008-10-08 08:28:56
妻と小学生の娘が事故に。妻の葬儀の夜、意識を取戻した娘の体に宿っていたのは死んだ筈の妻だった…。 切なさ溢れる長篇ミステリー 『秘密』というのはてっきり「娘」が実は「妻」であるということだと思っていた。 はじめのうちは2人だけの秘密をどこか楽しんでいるようにもみえる2人だったけれど、娘の成長につれ夫の心は穏やかでいられなくなる。葛藤の末覚悟を決める夫。 それだけでも十分悲しいのだけれど、最後に明かされる本当の『秘密』は苦しい程に切なくて、知らないうちに涙がこぼれてしまった。これは最近読んだ本の中ではかなりヒット!
 秘密 [ Car Net Shop B GOODS ] at 2006-12-01 23:17:47
またまた東野圭吾の小説にはまってしまいました。 夕方から読み始めて気が付けば、3時でした。 最高の作品です。 もう最後は・・・・ ぜひ一度読んでみてください。 秘密 | Excite エキサイト ブックス > 書籍情報
 秘密のレビュー(ネタバレなし) [ 読むなび! ] at 2006-03-16 09:58:05
物語を把握しやすいように10項目に分類&採点!ネタバレは一切なし※コメント内容には気をつけていますので、安心して閲覧してOK
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レビュー
ブルーな気持ち・・・ Date:2010-01-11
おすすめ度
読み終わってから1年以上たってレビューを書いてます。

今思い出すのは、「ラストの展開」と「ブルーでやるせない感情」です(-_-;)
ブルーな感情は後味が悪いって意味ではなくて、
いろいろな登場人物の想いをふまえるとそうなってしまいます。
個人的には、登場人物のやることに、共感や賛同はできませんがね。

感情を呼び起こすという意味では、価値がある作品で、オススメしたいです(^_^)/
※注意:おもーい作品を読んでもいい時期に読んでくださいね。
切ない Date:2010-01-07
おすすめ度
おなじ男として平介にはかなり共感するところがあり、直子の行動に違和感を感じる事もあった。
ただ、もし最後の秘密が秘密のまま進んでいたら・・・平介は普通の父親としてその後の人生を送れたと思う。娘夫婦と同居してたかもしれないし、違うとしても夫は平介と同じ会社だから家もそう遠くないはず。そのうち孫の顔も見れたと思う。直子が1人で秘密を抱えて生きていくつもりだったんじゃないかなぁ。それが直子の考える平介の幸せだったと思う。だから、結末はとても切ない。
男泣きですっ!! Date:2010-01-03
おすすめ度
20代の男性です。平介と直子の夫婦愛に涙してしまいました。
レビューを見ると直子は酷い、自分勝手と言ってる人
もいるようですが、自分はそうは思いませんでした。

直子は平介を本当に愛しているからこそ、あのような行動を
とったのではないでしょうか。

どうしたら、平介にとって一番良いのか、このままでは平介を今以上に
苦しめるのではないだろうかと考え抜いた結果があの『秘密』だったのだと思います。
きっと直子にとっては本当に辛くて、苦しい選択であったに違いありません。

そして、『秘密』を知った平介も直子のとった行動に深い愛を感じたのではないでしょうか。
自分のために、直子は本当の感情を心に抑え、娘として何年も振る舞ってくれた。
それは、本当に心から愛してくれているからこその行動なんだと平介自身も感じていたんだと思います。

だからこそ、最後に平介は直子に『秘密』ついて何も触れなかったのだと思うし、触れないことが平介の
直子に対する愛なのだと感じました。

人によって受け止め方が違うとは思いますが、自分にとっては夫婦愛の尊さを感じる
名作だと思います。
後味が良いのか悪いのか Date:2009-12-28
おすすめ度
 序盤からさりげなく張られた伏線(図書館での調べものの場面等)により終盤の展開を予感させられたが、作者の術中にはまり、平介同様完全に騙された。しかも主に平介の立場から描かれる物語に感情移入したこともあいまって、ラストで平介が受ける喪失感に打ちのめされた。読後1週間は、他に選択肢はなかったのだろうか、竹輪の夜に直子は何を考えたのだろうか、と余韻が頭から離れない。

 ラストは賛否分かれると思う。しかし、精神は直子でも、肉体としての脳は藻奈美のものであり、直子の精神自体も若い脳の影響を受けていることを示唆する描写が有るところがこの小説の緻密なところだと思う。いつの間にか数学が得意になっていたように、また小学生の頃は性欲がなかったように、感情面でも藻奈美の脳の影響を受けていたのだろう。そう考えれば、直子の選択は認めたくはないが、認めざるを得ないほど説得力が有るように感じた。

 夫婦でも相手のことを完全に理解して/されているわけではなく、また大なり小なり秘密はあるが(さすがに本作ほどの「秘密」はないだろうが)、それでも相手のことが大切に感じる、とても良い作品だと思う。
ハンカチ濡れた・・・ Date:2009-12-24
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―自分が愛する者にとって幸せな道を選ぶ―
この言葉が平介の心を大きく揺さぶった。
藻奈美を直子としてではなく娘として見ようと決心し、「直子」ではなく「藻奈美」と呼んだ。
夫平介の決意を受け止め、娘として人生を歩む決意をした妻直子。
しかし平介に対しては直子の意識が消滅したかのように振舞うのが切ない・・・。
山下公園でわあわあと泣いた「藻奈美」。
自分自身にさようならをする決意を固めた敬意とさようならをした瞬間、
そしてその苦悩を平介が知った・・・全てが切なすぎる・・・。

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