敗れざる者たち (文春文庫)
価格:¥ 530 (税込)
出版:文芸春秋
カテゴリ:文庫
ページ:298頁
JAN:9784167209025
Amazon.co.jp 売上ランキング:本で18390位
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レビュー
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熱いが切ない物語。 Date:2010-01-02 おすすめ度 ![]() ・ボクシング ・野球 ・マラソン ・競馬 といった競技に生きた男(牡)たちの話です。 私自身、 大半の登場人物に関して、 現役時代を知らないのですが、 それでも響いてくるものはありました。 才能がありながら、生まれた時代(タイミング)のために、 一流として名前を残せなかった『三人の三塁手』の話や、 奪われた王座を奪還するまでを描く『ドランカー』も良いのですが、 個人的には『長距離ランナーの遺書』が最も印象的でした。 最近、マンガ『栄光なき天才たち』の文庫版3巻で たまたま円谷幸吉さんの話を読んでいたため、 深く心に残ったのだと思います。 この本は 登場人物の現役時代を知っている人が読めば、 相当ハマると思います。 それぞれの話で、 燃え方は違いますが、 「燃え尽きた男たちの物語」だといえると思います。 本全体の 個人的なオススメ度としては星4つとさせていただきました。 (良さは伝わってくるのですが、 私自身に基礎知識がなかっため 十二分に楽しみきれてはいないと思います) |
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学生時代の熱い思いの延長にあるもの Date:2009-10-24 おすすめ度 ![]() スポーツは勝敗がある。勝ち続けるのがベストだが、どんなに輝いていた選手も時と共に衰えていく。 一瞬でも光が当たったのならまだいいが、光が当たらないのに、何の為にがんばるのか? 敗れ方の美学があると、この本を読んで思った。 何のために生きるのかはわからないが、皆生きているのと同じように、彼らも多分、なぜ?と思いながら戦ってきたんだろう。 彼らは戦う相手がいたことが、幸せだなと感じた。 |
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観点が独特 Date:2009-03-13 おすすめ度 ![]() 一流の素質がありながら一流になりきれなかったアスリートに密着して書かれたノンフィクションです。 それぞれの選手がかかえているものを独特の観点で読み取っています。 同じような観点で書かれているので、6つの短編がつながっているように感じました。 当時のスポーツ情勢を知らなくても面白く読むことができました。 これぞスポーツノンフィクション、と感じた一冊です。 |
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昭和そのものだったかも Date:2009-03-11 おすすめ度 ![]() ここに載った作品は昭和47年から51年に発表されたものである。カシアス内藤、長島茂雄、円谷幸吉、イシノヒカル、榎本喜八、輪島功一。今の20代の若者にきいて知っているのは長島と輪島くらいか?知っていても現役の活躍は知らない。この作品に感情移入できるのは50才以上のおじさんだけか? ベンケイ藤倉、弁慶を模したのかヒゲをたくわえていた。猛烈なファイターだったがパンチドランカーになっていた。無敗のまま日本ダービー優勝半月後ひっそり死んだトキノミノル。現役最後の年はボールが見にくくなっていたのか眼鏡をかけて打席に立っていた榎本。変則ボクシングで予想を完全に裏切って柳済斗に最終ラウンドで勝った輪島。なお「円谷幸吉記念館」は遺族の高齢化により2006年の秋に閉館した。 |

