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サイダーハウス・ルール〈上〉 (文春文庫)

原著 John Irving , 翻訳 真野 明裕
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出版:文藝春秋
カテゴリ:文庫
ページ:532頁
JAN:9784167309640
Amazon.co.jp 売上ランキング:本で131293位
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 「サイダーハウス・ルール 上・下」 ジョン・アーヴィング [ 明けない夜明けを待つあいだ ] at 2007-05-01 02:18:32
小説。 セント・クラウズの孤児院で、望まれざる存在として生を享けたホーマー・ウェルズ。孤児院の創設者で医師でもあるラーチは、彼にルールを教えこみ、医師としての教育を始める。しかし、堕胎に反発を感じたホーマーは、同世代のキャンディとウォリーと出会ったのをきっかけに、孤児院を離れる決意をする。 年末年始に「ホテル・ニューハンプシャー」を読み、これは!と感激したアーヴィング再び。 孤児として生まれ、孤児院で育ったホーマー。いつしか院長のラーチの片腕となるが、堕胎のために訪れたキャンディとウォリーと出会い、ウォリーの実家のリンゴ農園の手伝いをすることになる。様々な出来事の中で、やが...
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レビュー
Great Characters and Story Date:2009-04-14
おすすめ度
Irving wrote a really good book. Almost all of the characters are interesting and the book reads really well. The moral dilemmas that people face are interesting. Abortion itself is something that some people really get upset about but I think the idea of choice that Larch gave to the mothers is the best way. All of the story fits together well and once you start reading this book you will have many a pleasant commuting ride with it.
現代アメリカ文学を読む Date:2006-10-02
おすすめ度
アメリカを「小説」で体感出来るとは思いもよりませんでした。
彼らに共感するかしないかではなくそこに人々が生活しているという事実。
読後数年たってより実感。
ともするとハリウッド的なあざとさをアメリカだと勘違いそうにしなります。
それとは質を異にする「アメリカ現代文学」はどちらが正しいだとか間違っているということではないのです。
素晴らしい Date:2005-09-14
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 サイダー・ハウス・ルールズとはいったい何のことなのだろうと思いながら、
読み始めた。他の方も書かれているように、いかにも小説らしい小説であると、
読了し思った。縦横に張られた伏線、次に起こることを予感させる流れ、
戯画化とまではいたらないまでも、滑稽に描き出される登場人物、などなど。
現実の人生における様々な局面を切り出し、一つの大きな物語にまとめ上げている。
この作者らしい作品だった。結論として、これまで数え切れぬほど読んだ小説の
中でも、ベストのものだと思った。堕胎についての描写や、孤児院、果樹園、
季節労働者の描写など、読む人によって、注目する場所が異なるであろう。
私は、愛には様々なかたちがあること(家族や恋人に対するものだけ
でなく)、また、ヒーローであり続けるとはどういうことであるか、を書いた
物語だと感じた。ジョン・アーヴィングの作品にまだ触れたことのないかたに、
最初の一冊としてお薦めしたい。
静かな感動が押し寄せてくる傑作 Date:2005-08-07
おすすめ度
映画を観て感動し、原作では、気持ちよく打ちのめされました。
サスガは、アーヴィング。畏るべし! です。
「サイダーハウス」 ってなんだろと思っていたら、
収穫したりんごをジュースにする小屋(季節労働者の住まいでもある)でした。
そして、ルールとはそこに貼り付けてある紙のこと。
というのが、一応の題名の説明です。
ですが、勿論そんな単純な(?)小説では有りません。
微細にして壮大な物語です。受精卵から成長、死に到るまで。
人が生きていくには、人の数だけルールが有るのですね。
そんな当たり前のことを気付かせてくれる、愛に溢れる傑作だと思います。
傍らに置きたい本に出合えました。
孤児たち Date:2005-02-27
おすすめ度
堕胎についての記述とは裏腹に、ゆるやかであたたかで確かな愛情に溢れた傑作だと思う。
人は誰かを愛して生きている。それを、アーヴィングらしい、愛と皮肉に満ちた書き方で書いている。社会のルールは時に私たちを裏切っている。そして、私たちも自分のルールを持つことでそれを裏切り、また自分たちのルールすら時に破る。
どの登場人物も愛すべき人物たちだが、とりわけメロニィの存在が強く印象に残った。彼女は、もう一人のホーマーだという気がする。
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