柳生武芸帳〈上〉 (文春文庫)
価格:¥ 990 (税込)
出版:文藝春秋
カテゴリ:文庫
ページ:688頁
JAN:9784167335137
Amazon.co.jp 売上ランキング:本で121152位
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【覚書】★★★★★★★★☆☆ 未完であることを念頭に置いたほうがいい。それを念頭に置き、さらには複雑な印象を受ける作品だということも念頭に置いた方がいい。 緻密に構成されているものの、話がかなり錯綜...
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レビュー
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うひゃ〜 Date:2010-01-19 おすすめ度 ![]() セリフは文語調のままで少なく、複雑な経緯の説明が多く、 そもそも筋立てというよりも玉手箱的なしかけだらけのストーリー展開。 時代も話もあちこち飛ぶ。剣道をたしなみ歴史に精通している 昭和の殿方の知的好奇心を満足させるゆえの人気なのでしょうか。 人物系譜をメモに書き出したり居合の用語などを調べながら、 最後まで読むべきか、現代語に慣れ親しんでいる女性読者は悩みました。 美文とかよしあしはわかりませんが、そんな一徹な感じです。 なにかをくすぐるんでしょうね。なんなんでしょうね。 ただただそれを知りたくて、何とか読んだぜって感じです。 やっぱりまだまだわかりませんが。まあそれでいいのかも。 おけげでそろそろあの長編(!?)にも 取りかかれるような自信もつきそうですし。。 |
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読み出したら止まらないおもしろさ Date:2006-09-26 おすすめ度 ![]() 戦乱も治まり、太平を謳歌しはじめた江戸三代将軍徳川家光の時代、将軍家剣術指南役柳生家に伝わる、それが世に出れば幕府の権威は失墜、再び戦乱の世に戻るほどの秘密が隠されているといわれる武芸帳を巡って、但馬守宗矩、十兵衛三厳、兵庫介利厳ら、当の江戸・尾張の柳生一族、疋田陰流の使い手、山田浮月斎の一派、滅亡した竜造寺家の再興を夢見る遺臣の一味、さらには老中土井利勝、松平伊豆守ら幕府の重臣たちも加わっての一大争奪戦。果たして誰が柳生武芸帳を手に入れるのか?そこに書かれている秘密とは? 有名無名、実在架空の剣豪たちが多数登場、誰と誰が仲間で誰が敵で、この人はなぜ武芸帳を狙っているのか、今は誰が武芸帳を手にしているのか、気を抜くとわからなくなってしまいそうなくらい次々と差し挟まれていく挿話の数々、命を懸けた真剣勝負の緊迫感、「剣を出世の道具にした」と、よく敵役にされる柳生宗矩の、一流の剣の腕を持ち冷静沈着、胸の奥に恐るべき鬼謀を秘めた本作での人物像などなど、魅力を挙げていったらきりがないくらい。 いやぁ、おもしろかった。かなり長い話ですが、読み出したらページをめくる手が止まりません。傑作です。 |


