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クライマーズ・ハイ (文春文庫)

価格:¥ 700 (税込)
出版:文藝春秋
カテゴリ:文庫
ページ:471頁
JAN:9784167659035
Amazon.co.jp 売上ランキング:本で45043位
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 奇人たちの晩餐会 [ ビュビュルルっとレビュー ] at 2009-03-04 07:58:27
この映画は気にはなってたけど、縁が無いというか結局見てなかったんですよね。 まず、10年前頃だったかな!? まだ学生の時にビデオ屋のバイト仲間に勧められて、へぇ〜面白そうですね…… と、そのまま自然に流れてて… 次が、随分間が空いて… 2年前にリスペクトしてるエガちゃんのエイガ批評宣言という本でもベタ褒めされてるの見て、そう言えば見逃してたなと… そこで、借りてきてPCに入れたはいいけど、そのままになってた。 いつでも見れると思うと案外見ないもんですよね。 今時、あるあるネタは恥ずいけど、ガチだからしょうがない。うん、仕方が無いと思おうw 存在を忘れ...
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レビュー
事件と人間性の臨場感 Date:2010-01-25
おすすめ度
JAL123便墜落事故を舞台に、地元新聞を中心とした人間同士の葛藤や謎をめぐるストーリー。

実質的に主軸となるのは事故から1週間までの間だけだが、そう感じさせない広がりのあるストーリー展開は、性格や背景を含めた、作者による人間描写のリアルさ故だろうと思う。

事故の甚大さと人間の葛藤が非常な臨場感を持って迫ってくるので、続きが気になり読む手が止まらない。
「メディア」とは、「死」とは、「家族」とは、そして「山に登る」とは。様々な考察を与えてくれる読後感となっている。
がんばっていきたいと思える本 Date:2010-01-18
おすすめ度
 完全に物語に引き込まれました。ページをめくる手が止まらない。
まず主人公の心理描写がたくみで、周囲の葛藤や組織のゆがみも、
目をそらすことなく描かれています。
読み終わりになると、最高にぐっときます。
この物語の人物たちに勇気をもらえました。
これからもがんばっていこうと思います。
ここまで書けるのは、著者が実際に事故を体験したからだと言いようがありません。
久々に良作に出会いました。
感動と勇気をもらいました Date:2009-10-14
おすすめ度
「下りるために登る。」
自らの信念に基づき、責任を果たすというのはどういうことなのか?
悩み、苦しみ、そして自分なりの結論を出していく主人公・悠木の生きざまに、強い感動と勇気をもらいました。
いい作品です。
私小説 Date:2009-09-12
おすすめ度
NHK版のDVDを何度も繰り返し見た。飽きさせないストーリー展開は
原作のまま。メッセージもそれなりに伝わる。

だが、何年かぶりに原作を改めて読んで違和感を感じた。読まされている感じだ。
主人公を取り巻く社内事情や親子関係は、物語の横糸として弱い。それを作者の
技量で読ませる。

冷静に考えれば、この事故を題材にする必要が感じられない。事故を取材した記者
として、作者が当事者意識を持っているのはよくかわる。私を含め読者をひきつけ
たのは、もしかしたら私小説的な楽屋落ちの面白さだったのではないか。それに気
づくと、主人公のどんな台詞も虚しく聞こえた。

この小説は、横山さんにとっての「がん首」取りだったのだろう。あった方がいい
に決まっている、売れるのだから。直木賞を取りにいった作品といわれても仕方が
ない。挙句に決別といわれても白々しい。

付け加えるなら、この小説に対するマスコミ関係者の姿勢も疑問だ。舞台裏の描写が
リアルなだけに登場人物に感情移入して熱狂するのもわかるがほどほどに。国会議員
になったある元新聞記者のブログの記述は、あまりに幼稚で辟易した。

ドラマは佐藤浩市に救われた。
命を削って記事に魂を叩き込む、そんな熱い男たちの物語 Date:2009-06-05
おすすめ度
最近映画化もしましたね。

横山秀夫の作品は圧倒的に警察小説が多いのですが、「クライマーズハイ」は地方新聞社が舞台です。これだけある意味異色作になるのでしょうか?とはいえ他の作品でも新聞記者はよく出てきますし、作者自体が地方新聞記者出身なので、作品のリアリティーたるやすごいものがあります。読み始めた時から自分がずっと新聞社の喧騒の中に立たたされているような感覚を味わいました。

つい先日読売新聞の元事件記者の人としゃべる機会がありましたが、「御巣鷹山の墜落機事故のようなヤマを踏んだ記者はほとんどいないよ」と言ってました。それくらいインパクトのある現場を実際に見た作者だからこそ、その地獄のような日々(堕ちた現場ではなくそれを日々記事にしていく新聞社もまさに地獄絵図)を見事に書ききれたのでしょう。新聞を作るということがこれほどエネルギーのいることだとは、正直驚きです。

山崎豊子の「沈まぬ太陽」や飯塚訓の「墜落遺体」とはまた違った角度から御巣鷹山を見ることができたのはいい経験だったと思います。改めて飛行機事故で亡くなられた方々のご冥福をお祈りいたします。
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