それいぬ―正しい乙女になるために (文春文庫PLUS)
価格:¥ 530 (税込)
出版:文藝春秋
カテゴリ:文庫
ページ:189頁
JAN:9784167660123
Amazon.co.jp 売上ランキング:本で187959位
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レビュー
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懐かしい Date:2008-10-23 おすすめ度 ![]() 最近の野ばら先生は、「乙女はひとりなのよ!」を忘れかけていますので、御一読して貰いたいです |
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空想上だけど現実の、乙女 Date:2008-04-11 おすすめ度 ![]() この、「正しい乙女」について真剣に考えているのは、中年男性(外見上は)。 私は人が信用ならなくなった時に、どうしようもない孤独を感じた時に、 何も手につかない時に、読みます。 中年男性が、乙女の定義をしている、 それが妥当に思えてしまうと言う点で女性として負けたような気になりますが、 定義と言うのは外在的なものなのかもしれません。 たとえば腐女子の心理について語ることは腐女子としてBLに親しむ楽しみとは別で、 女性としてはこの本によって外在的に語られた内容と、 自分の内面のギャップを見比べることによって 自分の真実を見つける手段となると思います。 |
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ここに始まりここに終着する Date:2008-04-06 おすすめ度 ![]() これに嶽本野ばらのスピリットが全てつまっている。 文章の香気とユーモア、品位とみずみずしさと、すさまじい完成度。 ただ、これを一冊と、「エミリー」を読めば、嶽本野ばらを味わうには充分かもしれない。 その後は、同じ主題を、手法を変えて書き続けているのみ。自己愛の激しさは持ち味としても、以後は自己弁護・容認のにおいが強くなっていく。 残念ながら、野ばらは「それいぬ」を超えられない。しかし「それいぬ」はずっと本棚に残しておきたい一冊だ。 |
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乙女にまつわる哲学書 Date:2007-08-23 おすすめ度 ![]() 作家を語るのには的はずれな言葉かもしれないが、この人は頭がよすぎる。本書は「乙女が乙女たるゆえん」を説明したエッセイだが、この人は乙女のファクターをひとつひとつ紐解いていき、通常なら説明困難なそれらのことを詳細に砕いて論ずるのである。“乙女とその思考の関係性”とでも言うような形而上学的なこと(乙女の道徳の在り方…「美しき道徳」より/なぜ乙女は努力より根性を選ばねばならないのか…「努力と根性」より/絶対差別の称讃性…「皇室礼讃」より/乙女がホモセクシャルに憧れる理由…「乙女と性欲」より/乙女にとっての死とは…「博物館とお葬式」より、等)も、彼にかかれば明快なものである。無粋なこと、そうでないことを理解し嗅ぎ分けられるようになるには、本書を読めばよい。 ちなみに、それら形而上学的な論の中で、非常に納得し、感嘆させられたのは「エ○メスは悪趣味。蹄鉄柄なんて、パンクスでもあるまいし」といった項(「元旦の君は髑髏の大振袖」)や、「元々制服とは生徒を格好悪く見せようと作られたものなのだから、学生時代はダサい格好を極めるべし」といった項(「春の初めの乙女のコートは」)など。すげぇ。「皇室は絶対的存在。開かれた皇室なんて必要ない」と言い切ったのには、いやー、参った参った。 |
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おもしろい! Date:2006-07-18 おすすめ度 ![]() 短い短編を集めた本です。 「乙女になるために」なんてタイトルなんだから難しいこと書いてるに決まってるって勝手に思ってたのですが・・・ 読み始めたら3時間ほどで読み終わりました。 書き方に飽きがこないのです!! 読み終わってからもう何ヶ月も経つのですが、 忘れられないフレーズがいくつもあります。 初っ端から「友達なんていらないっ!」と言い切る野ばら氏ですが。 文章の最後に「僕だってテレビと観葉植物がお友達」なんて書いています。 思わず「なんなんでしょう、この筆者は・・・」と意外とのめりこんでいくのです。 決して難しくは無いんです。 読み終わった後に自然と女の子らしくなれるような本だと思います。 |


