あかね空 (文春文庫)
価格:¥ 660 (税込)
出版:文藝春秋
カテゴリ:文庫
ページ:411頁
JAN:9784167670023
Amazon.co.jp 売上ランキング:本で31626位
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レビュー
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あと味さわやか! Date:2009-12-15 おすすめ度 ![]() 桐野夏生の『OUT』を読んだ直後にこの本を読んだので特に、「ほお〜、爽やかだな〜」と感じました。 地に足が着いているので、安心して読めるのです。非常識や所謂『ドキュン』な人々がいない。常識的で善良ななかで、人間臭い愚かさ、弱さがあり、それを許しあう懐の大きさがある。いまの時代ではなかなかこういうの難しいかもしれませんが、私は支持したい文化だなと思います。 子供が死なずに年寄りから順に(いまの時代の基準からすればかなり若く)死んで行くのも、幸せなことだと個人的に感じました。 ちょっと難を言うなら、なにも登場人物みんなの気持ちを丁寧に書く必要ないと思います。誰かにポイントを絞って、その人の目線でストーリーを進めていけばいいんじゃないでしょうかね。 |
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まるで吸い込まれるように読み進みました Date:2009-09-25 おすすめ度 ![]() 最も身近な事なのに最近は横に置かれてしまっている、そんな話の内容で、家族皆が協力する事、助け合う事、思いやりを持つ事で、楽しい事もつらい事も悲しい事も流れる川のように一生を過ごしていけるんだろうと思いましたね。いい本です。 |
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時代家族小説、世話物ですね Date:2008-06-02 おすすめ度 ![]() 直木賞受賞作。時代劇にもかかわらず大変読みやすく、あっという間に読了。 善人と悪人がはっきりしすぎなのでは? そのせいかするすると話は進んでいきます。 家族の物語りとして、大変面白く感じました。 しかし、二部は不要なのでは? |
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時代小説ではなく家族小説として Date:2008-03-18 おすすめ度 ![]() 時代物というよりも、家族小説として読んだという実感が強い。 いい話なんだが、なんか食い足りないというか、あっさりしすぎというか、物足りなさが残る。 前半部だけで1冊、後半部で1冊ぐらいの分量があれば、もっとぐっと来たかもしれない。 |
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いい話 Date:2007-09-24 おすすめ度 ![]() 京風の豆腐をひっさげて、江戸で店を構えた永吉とその妻おふみとその家族の波乱万丈の物語(時間でいえば五十年ほどに渡る)。江戸とは違う京豆腐が受け入れられるまでの苦心と成功の話でもあるが、それだけではない。家庭内での行き違いやトラブルがありつつも、家族が一緒に協力してやっていく様子も作品の一つの柱となっている。前半は永吉一家の成功を祈りながら割と気分よく読めるのだが、家庭の問題が積み重なる後半はどうしてもやや沈鬱な気分になるわけだが、それはおもしろさを阻害するものではない。むしろ単純なハッピーエンドに終わらせない意気込みを感じる。描写においては、作中人物の目線やちょっとした仕草を、最近みたことないくらいに丁寧に(とはいえくどくならない程度に)書いており、かなり映像に近いものとして頭に浮かんでくる。個人的にはそれがちょっとした特徴として気に入った。 |



