リピート (文春文庫)
価格:¥ 790 (税込)
出版:文藝春秋
カテゴリ:文庫
ページ:523頁
JAN:9784167732028
Amazon.co.jp 売上ランキング:本で11697位
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レビュー
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まあ面白いけど。 Date:2009-09-28 おすすめ度 ![]() 読み進んでいくうちに、続きが気になってしまい一気読みしました。 あえて難癖をつけるなら、真相こそ驚かされたものの、さらに読み進むうちに「結末はおそらくこういった方向に進むだろう」と予想した通りで、読後としてはやや残念でした。 また、途中にわざとらしい伏線がありますが、もうちょっと自然に表現して欲しかったと思います。 それらをふまえても、全編それなりに楽しく読む事が出来ましたので高評価に致します。 |
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みんな腹黒いなー(笑) Date:2009-09-13 おすすめ度 ![]() 『イニシエーション・ラブ』を読んだ時も感じましたが、乾くるみという作家は、人の腹黒さをサラッと書く天才ですね。 多分、育ちのいい人が読むとイラッとくると思います(笑) しかしまぁ、主要な登場人物がどいつもこいつも腹黒くて、SF的要素よりも彼らの心理戦が楽しかったです。 あと、巻末の大森望の解説中にあるタイムトラベルもののブックガイドも参考になりました。 未読本も結構ありましたので、チャレンジしてみようと思います。 |
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夢がかなうか、それとも Date:2009-06-15 おすすめ度 ![]() 人生をもう一度やり直せたならきっともっとうまくいくはず。だれしもが一度は考える夢。その夢を主人公たちはかなえる機会に恵まれる。 タイムトラベルものとして、上手に説明をしながら、リピートする面白さと怖さを読者に伝える。 まさかの展開に、最後まで気が抜けません。 |
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さすがうまい。 Date:2009-03-21 おすすめ度 ![]() 乾氏のことだから、普通に読んではいけないな・・・と身構えながら読んでいましたが、 やはり乾くるみ。先読み不能な仕掛けを色々と打ってくれます。 だれでも一度は夢見る「過去に戻れたら」という普遍的な欲望を軸に、ミステリーを スパイスしてますから、本作は強いですよね。 SF風味なエンターテイメント小説として、恐らく誰でも楽しめる良作でしょう。 ほぼ一気読みでした。 |
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緊迫のサバイバル・ゲームとミステリーの融合 Date:2009-03-01 おすすめ度 ![]() SFチックな設定ながら、蓋を開けてみればそこは謎めいたミステリーの世界。 誰が?なぜ?何のために?と、とにかくページを捲る手が止まらなかった。 背表紙にある通り「そして誰もいなくなった」を連想させるストーリーだが、 そこにタイムトラベルが加わったところであっと驚きの仕掛けが誕生する。 謎が明かされてから「んんん?そう来たか!」と、もう一度自分の頭の中を整理し、再度理解する・・・そしてまた納得、 「イニシエーション・ラブ」同様にお見事!と手を叩きたくなった。 「そして・・・」のような本格ミステリーではないが、種明かしは十分面白い。 トリックそのものは決して難しいものではなく、むしろシンプル。 しかし、その「仕掛け方」の緻密さがこの作者の凄いところだと思う。 頭を使うミステリーは個人的に好きなので楽しませてもらった。 危険に身を晒されたとき、自分を守るために人はどういった行動をとるのか・・・ 互いを疑い合い、騙し合い、出し抜こうと必死になる登場人物たちの心理が、 とてもリアルで作品全体に緊張感を与えているので、中だるみもない。 主人公の青年の中に徐々に芽生える黒い感情、自己愛、そのあたりの変化も面白いのだが、しかしまた恐ろしくも感じた。 |

