中国がうまくいくはずがない30の理由
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ユーズド:¥ 1より »
出版:徳間書店
カテゴリ:単行本
ページ:202頁
JAN:9784198621438
Amazon.co.jp 売上ランキング:本で405137位
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レビュー
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非常にお奨めの本です Date:2009-05-16 おすすめ度 ![]() 2006年発行の少し古い本ですが、良書です。タイトルがいかにもなので、敬遠されるかも知れませんが、中国に絡めて、経済全般に関して非常に分かりやすく、かつ、新鮮な切り口で説明されています。タイトルから連想させるような、偏向した記述や、感情的な書き方はされておらず、極めて冷静、まっとう、論理的です。 例えば、為替の問題で、購買力平価と言う考え方が有りますが、その短所、長所を分かりやすく説明して、GDPをそれで計算する得失を冷静に記述しています。 また、貿易収支の黒字や外貨準備高、インフレ、デフレの意味や、考え方も分かりやすく説明され、いわゆる中国ヨイショの論評記事が怪しいものだと言うことが良く分かります。 面白い視点では、中国が資源外交で海外の鉱業関連企業を買収しているのは、逆にフリーハンドを失う面を指摘して、得策かどうかは不明だとしています。また、日本の少子高齢化にも決して多くの評論家の言うようなネガティブな面だけを見ていません。その解決策として言われている、「移民を受け入れて経済を活性化させる」という意見には、決して国全体のGDP成長には貢献せず、逆に所得再配分機能を通じて低所得層の貧困化と格差の拡大を招き社会不安を大きくするものだと明確に否定しています。 また、政治的な面でも、日中関係、日米関係、中米関係を整理して、考え方の基礎を与えてくれます。 非常にお奨めの本です。 |
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一問一答形式、読みやすい。 Date:2006-06-19 おすすめ度 ![]() 「30」という項目数に拘ったからかどうかは定かではないが、一部のテーマには重複が見られるものの、一問一答形式で読みやすく現代中国の見方・陥りやすい誤謬を整理しているように思う。 現代の中国経済の実力をはかるのに購買力平価を用いるのは正しいのか?本書の答えはNo。 GDP計測精度そのものへの疑義。中国の経常収支大幅黒字はそもそも国内の投資機会不足=海外資金逃避ではないのか。 エネルギー政策における中国の覇権主義的発想を時代遅れとして斬り捨てているのは太平楽な日本の発想では?とふと思ったような点はあるものの、内陸部と沿海部の経済格差を「アパルトヘイト」と断じる舌鋒の鋭さは中途半端な評論よりは余程小気味よい。非常に読みやすい本。 |


