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最高学府はバカだらけ―全入時代の大学「崖っぷち」事情 (光文社新書)

価格:¥ 777 (税込)
出版:光文社
カテゴリ:新書
ページ:254頁
JAN:9784334034191
Amazon.co.jp 売上ランキング:本で110398位
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レビュー
著者がバカとアホと連呼する理由 Date:2010-01-18
おすすめ度
帯のマンガが強烈で、本書を「大学生批判」“だけ”に徹した本だと勘違い
されそうだが、そうではない。講義を「ネットカフェのようなもの」と評するな
かなか優秀な未来のニッポンの担い手も続々と登場するが、本書はそれ
だけでなく、そんな学生を生む受験システム、大学のカリキュラム、旧態
依然とした大学教職員らにも光を当て、多角的にこの「バカ」の生産される
状況を考察する。

著者の引く「推薦・OA入試」は確かに原因の一つではあろうが、これは
「ヒロスエ」の頃から一般的に認知されていたわけで、それほど目新しい
ものとは思えない。それより、その業界に希少だといわれる「大学ライター」
の彼が足で稼いだ個別具体例、特に知名度は全国区の大学の磐石なそ
れより、この大学全入時代の「崖っぷち」に立たされた全国の中堅大学の
悲喜こもごもや、エキセントリックな戦略のほうが興味をそそる。
司法試験の成績でかつて東大と双璧を成した私大が「ある変化」をきっ かけ
に下降線を辿ったことや、学部増設による飛び地キャンパス、学生の増加に
よって生まれたある意外な問題など、大学といっても各校で様々なことが起
きているのだとわかる。本書出版以降、さらに景気が悪化したことから、本書
が取り上げているような「就職に強い大学」が、今後ますます重宝されていき
そうだ。

「1000万円」の大学広報的な仕事を蹴ってまで手がけた“力作”らしい。
しかしどうもここでの評価が芳しくない。著者の愉快で楽しい文体がお気に召
さない人が多いようだ。しかし論題が「大学」だからといって文体まで居住まい
を正す必要はあるまい。それにそういう人たち読みが浅い。日本の故事「馬鹿
は死んでも治らない」とは考えがちがうようだが、本書著者は「バカ」や「アホ」
は「治る」ものだと考えている。それも、本書が取り上げているようなよい大学
が増えることによって。

それよか「知能が低い」とか「品性下劣」といわれた方が、よっぽど落ち込む
と評者は思うのだが…。

50円以下なら読んでもいい Date:2009-11-20
おすすめ度
 間違ってもこの本に定価の価値はない。私はフリマで購入したが50円ならば許せると思う。
 著者は最後に「1000万円の仕事を蹴った」と言うが、それは正解だ。著者にそんな仕事がこなせるとは思えない。

 多くの方のご指摘があるように『問題の第4章』は『100%ねつ造』である。証拠はない。
 言い切れる理由は簡単だ。『資料を紛失してしまい、紹介ししてくれた知人も行方不明』だからだ。
 断言するが『一般的社会に本を出版することは責任を伴う』と断言する著者が『引用データが手元にありません、ごめんね♪』ですまされるわけがない。それ以前に『引用データが無いものを本に掲載することが間違い』であり、『引用データを紛失するなどプロ失格』である。プロとしての仕事ができない人間に1000万円の仕事を任せられない。

 本来は第4章のねつ造と、品のない文章内容から☆一つですら生ぬるい程の本。
 しかしながら、大学、学生への指摘や提言には納得できる点も多い。その点から☆を2つとした。

 『面白くないあおり文章』さえ直し、『ねつ造を認めて書き直しをする(引用がないものはプロの世界においてねつ造と同義)』ことをすれば☆4つの評価をしたいほどの本。辛口で分かり易くとも、品のある批判文章は世の中に多くある。こんな新書を出していたら学生も新書をますます読まなくなる。
 学生の皆さんはこの本で『新書ってこんなに下品なんだ』と思ってもらいたくはないものだ。
一言、不快 Date:2009-06-09
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全体的に皮肉っぽく書かれていますが、センスが無いのか不快感しか覚えませんでした。
また問題意識もはっきりとせず、現状のどこが問題でどこを解決するべきなのかという提示が全く無い。ただ『バカ』だの『アホ』だの蔑んでいるのみです。
大学教育問題に興味があって手に取りましたが、情報の羅列として(情報量も少ないですが)最低の価値を認めるとして(だから星2つ)それ以外では価値はありません。
「二つの講演」は創作か? Date:2009-05-21
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ゆとり教育に少子化、推薦やAO入試増加で、甘やかされて育った若者たち。確かに最近の学生の劣化は著しい。バカといって良い者も徐々に増え、今後の日本を憂うばかりだ。少子化社会の、中無駄な大学を認可し、無駄な国費を交付し続けた国の無策。彼らが就職難や格差社会の荒波に身をもまれ、不幸に陥っていくのは哀れである。しかし、この書の第4章「二つの講演」は創作かも知れない。実在の名前ではなくソースや取材の経緯なども明らかにされていないし、かくも過激な話が関係者内々でもできるだろうか。関係者の本音を描きたいなら別の書き方もあるのではないか。面白おかしく揶揄する筆致も気になる。本書の趣旨には頷けるが、ジャーナリストたる者、読者に疑念を抱かせる書き方は慎むべきではないかと思う。古本で買ったから良いが、自分がバカと言われる前に、著者・版元とも反省し訂正して頂きたい。
人をイライラさせるだけの文章 Date:2009-01-25
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要するに少子化と規制緩和による大学増加で誰でも入れるようになって
学生のレベルが低下したってだけの話。

別に大学関係者ではないのだが人を馬鹿にするような文章が多いので不快に感じました。
ユーモアがあるならまだしも、ただ小馬鹿にするだけでしかも深い考察や素晴らしい
アイディアがあるわけでもなく平凡な内容。

大学教育に関心がある人でもざっと流し読みする程度に留めておくのをお勧めします。
読後感が最悪です。
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