高学歴ワーキングプア 「フリーター生産工場」としての大学院 (光文社新書)
価格:¥ 735 (税込)
出版:光文社
カテゴリ:新書
ページ:217頁
JAN:9784334034238
Amazon.co.jp 売上ランキング:本で106354位
おすすめ度:
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高学歴ワーキングプア 「フリーター生産工場」としての大学院 水月 昭道 / / 光文社新書 西原理恵子の「できるかなリターンズ」に「30歳無職のプー博士」が登場します。 素粒子物理学で学位を取得した方ですが、旋盤操作にハマっていく様が描かれています。 8年前、すでに高学歴ワーキングプアが明るく生きていたことが窺えます。本書は、博士課程を終えても定職(狙いは大学教員)に就けず、博士なのにパチプロ、博士なのにコンビニ店員という実情を紹介しています。 文部科学省と東大法学部の仕業。踊らされた地方大学に同情しつつ、片棒を担いだと糾弾します。 少子化の解決策を大学院設置・増...
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レビュー
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無給にちかいのに大学で必死に働き,論文を書くフリーターたち Date:2010-02-03 おすすめ度 ![]() 博士号をとったものの就職できず,無給にちかいのに大学で必死に働き,論文を書くフリーターをえがいている. おなじ著者の 「アカデミア・サバイバル ― 「高学歴ワーキングプア」 から抜け出す」 をさきに読んだ. それとくらべるとこの本はまだ救いがあるが,それはこの本以降にさらにきびしい状況になっているということだろうか. |
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入学前にぜひ読んでおくべき本 Date:2010-01-01 おすすめ度 ![]() 博士課程後の自分をイメージする為に購入しました。 想像以上の厳しい現実と、なぜそのような状況に今の博士達が置かれているのかが大変よくわかりました。筆者は学歴ロンダリングに近い方だと思います。一流大学の方々とはまた視点が違うようにも思えます。というのは、一部の超優秀な方々は、この本に書かれている限りではないので。 誰でも博士課程に入れる時代を迎えて、自分も将来大学教授になれるような錯覚を持っている人も多いと聞きます。特に若い人は気軽に進学してきます。修了後の現実はこんなに厳しいのにそれを伝えてくれる書物は少なかったように思います。 大学教員への就職にこだわらない生き方をめざすことを、あえてきちんと入学前にイメージできていれば、アカポスにこだわり続けて自分の人生を袋小路に追い詰めていくことも少しは避けられるのではないでしょうか。院での学びを、もし大学の研究職のポストにつけない場合でも無駄にしない為に、自分の人生にどう生かしていくのかを前もって考える指針をくれる貴重な本だと思います。入学前にぜひ読んでおくべきでしょう。 |
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大学院博士過程修了者の惨状を描写する著 Date:2009-12-13 おすすめ度 ![]() 日本では、いつから大学院博士課程修了者の将来が暗くなってしまったのか? この本は、博士課程修了者の惨状を描いたものであるが、これを読んでみると、私は日本の社会構造に、強い憤りを感じずには居られなくなってしまう。 もちろん、私が以前レビューを書いた『理工教育を問う―テクノ立国が危うい―』(産経新聞社会部編、新潮文庫)のように、大学院博士課程の惨状を伝える本は以前からあったが、ここに書かれている内容は、前記した本よりも遥かに酷いと言える。 結論を言うと、高学歴ワーキングプアの問題は、 (1)企業や官公庁における学部偏重の採用が全く是正されていない(その理由は、初任給が学部卒の場合よりも高くなることを敬遠するため)上、 (2)少子化によって、大学の定員と専任教員のポストの増加が見込めなくなった (3)にも関わらず、大学院拡充政策によって大学院生の数を増やした ために起きたものである。 本来ならば、政府は大学院拡充政策を進めるためには、まず先に(1)の問題を解決しなければならなかったのだが、実際には(1)の問題には全く手を付けないまま、(3)を進めてしまった。その結果が、高学歴ワーキングプアの問題となって現れてしまったのである。 この本は、大学院博士課程修了者の惨状を描写すると同時に、日本の社会制度、教育制度に対する批判も多く含んでいる。私は、この本が政府に「大学院拡充政策は失敗だった」ことを認めさせるための、1つの切り札になることを切に願いたいと思う。 |
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大学院進学希望 Date:2009-11-19 おすすめ度 ![]() 私は文系修士の学生ですが、後輩が院に行きたいと相談してきた場合は、まずこの本を読むように言っています。 読了後まだ行きたいと言ってはじめて、相談に乗ります。 |
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問題を指摘した意義はあるけど…ほんとにプア? Date:2009-08-19 おすすめ度 ![]() 同じ著者の『アカデミアサバイバル』を立ち読みして興味がわき、こちらを購入しました。 国のおかしな政策(大学院重点化政策)のせいで、若者にしわよせが来ているという告発の意味は、 大きいと思います。 しかし、大学院(修士)まで進んだ身として感じたのは、なかなかアカポスがゲットできない院生って、 ほんとに「ワーキングプア」って言えるの?という疑問です。経済的に恵まれない状況にある人は、 そもそも大学院進学なんてしないし、大学院重点政策の結果膨れ上がった「高学歴ワーキングプア」の 多くは、結局帰るところのある「ぼんぼん」や「お嬢様」じゃないのかという気がするのです。 「高学歴ワーキングプア」と言うからには、どの程度のボリュームで、本当に深刻な貧困に直面してい る院生がいるのか、もっと突っ込んで、統計的に明らかにしてほしかったです。 その点が書かれていないので、私は、「ほんとのワーキングプアの人たちに失礼。貧困ブームに乗っかっ てるだけ?」という気がしてしまいました。 |



