人が壊れてゆく職場 (光文社新書)

価格: (税込)
出版:光文社
カテゴリ:新書
ページ:240頁
JAN:9784334034627
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エディターレビュー
社員をリストラ、代替えに部品感覚で非正規労働者を雇う。残った正規社員をも成果で篩いにかけ、一部幹部のみ残す。職場で日常化したこの現象はいつ始まったのか。従来程の利益が得られなくなったのが、発端でしょうが、我が国では、なぜワークシェアリングではなく、雇用の差別化に走ったのか。 著者の考えでは、原因は、○経団連の「新時代の日本的経営」’95です。労働者を、長期蓄積能力活用型(従来型の雇用形態。その中でも幹部は一部に絞り、成果主義賃金とする)。高度専門能力活用型・雇用柔軟型(有期契約で年俸制とする。雇用調整がしやすく、賃金が安い)に分け、人件費を抑制。この経営者の意向を、政府も法令で後押し。○派遣労働は、「労働者派遣法」’85が施行され、初めて合法となった。更に改正され’99、派遣は、一部の業種を除き、基本的にどの業種にも解禁。○また期間制限も改正され'03、特定業種の派遣では無制限になり、一般臨時的派遣の場合は、上限が1年から3年に延長。○更に労基法が改正され'98、裁量労働制となり、03年にはその要件が緩和され、一部労働者に対して、手当を気にせずに労働時間を延長することが可能になった。この法改正で、派遣労働者の待遇を低く抑え、仕事は正社員並みにさせることが可能になった。 派遣労働者を擁護する弁護士である著者は、扱ってきた種々の係争事案と、その解決事例を詳述しています。組合もなく、相談も金銭的に無理と諦めている人に、法に定める権利を知る。証拠を整える。権利の実現に必要な準備をする。信頼できる人に相談。ブログに書く。
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